まこちゃん日記

まこちゃんのピンポン日記です。

12月6日(火)*毎週3時間、諸々を忘れてピンポンしよう!

2016-12-06 15:03:28 | Weblog


                    「 長谷寺の鯉 」 

  
                       課外学習で鎌倉へ。 カリン撮影 11月


              今日は7人。3日続きで小春日和が続いている。それなのに風邪を引くものもいる。
              今晩からは寒くなると言うから気を付けなくてはならない。
              私は二日酔いなんて馬鹿なことをやっていたら、そのまま風邪を引いてしまった。
              これは辛いけれど自業自得というものだ。今日は先日の体験入会希望の人が来るのではと
              心配だったし、あまり休むと首になったら大変とだるい体と咳き込むのを堪えて出席した。
              体を動かして少し汗をかいて、帰りにはいつものレストランで特別に栄養補給、
              これで明朝には昔のようにスッキリして呉れれば良いのだが…。

              さて、今日の日記タイトルの「諸々を忘れて」と言うのは、我々の年齢者には嫌でも付きまとう
              病や悩み、短気な怒り、焦りとかイライラそして切なさ、悲しさ淋しさ、無常、孤独、不安、虚しさ等
              など、そして時には、オレオレ詐欺とかお墓の勧誘の電話や、やたらしつこい尿洩れパンツの
              ダイレクトメールやサプリメントの勧誘などと煩わしいストレスもある。
              そんな事を一時でも忘れてピンポンしましょうと言うことである。
              もっとも何もかも忘れてとは言っても「我を忘れ自分を忘れ、私は誰ぁれ?」では困るけれど…。

              とかくこの世は自分の思う様にはいかぬもの、年はとってもストレスは貯まる。
              この間、町の食堂で切れてるお爺さん(と言っても我々と同年代位なのだが)を目撃した。
              人相も身なりも上品でセンスもありそうな全く普通そうな感じの人だった。
              料理の来るのが遅かったのと店員の対応も悪かった様で、怒りまくり切れていた。

              年を取ると人が変わってしまう、性格も人格も変わってしまう人が居るとはよく言われることである。
              負の面からみると「頑固頑迷になり短気で、人の話は聞かない、怒りやすく切れやすい。身の回りの
              些細な事や社会(政治、経済問題も含めて)への不満や不信が著しく強くなり、一方で妙な正義感や
              独りよがりや自分中心の自信が強くなり、罵詈雑言を吐き、時には暴力までも…」というのが年寄りに
              対する一般的なマイナスの評価である。確かに或る面ではその通りかも知れない。こうした傾向の人を、
              身近でも見付けるのもそれ程、難しいことではない。

              そうした反面、良い方の評価としては、人間が穏やかで優しくなり、あの激しく、
              自我の強い唯我独尊的で、強欲、我が儘だったとか、鬼のようだったという人物が、まるで達観した
              かの様に話が分かる好々爺に変貌するというのがある(この例は前者よりはずうっと少ないのだが)。
              それ程ではなくても人間が円くなったとはよく聞かれる事である。

              どんな人も、どんなに恵まれた条件下に居る人でも、老人は孤独であり淋しいものであるという。
              昔のように、ストレスや孤独などを、発散や解消をする場所も手段もないからだ。しかも解消しよう
              というその意欲すらも、気力も体力と共にもはや弱くなっているのかも知れない。
              これが年をとるとか、重ねるということのどうにもならぬ悲しく辛い現実の状況なのである。
    
              心の孤独というのは他人には救えないもので、自分に耐えながら凡庸でささやかな人生を送りながら、
              その中でその平凡というものの偉大さや有り難さ、心の豊かさや喜びを自分自身で見出すのが、
              我々年代の者の大事な生きる術なのだろう。

              そんな時にこそ、自らの意思で、無心ながらも目的を持って何かをやって楽しむことが、心の安定や
              健康には幾らかでも効果的なことだ思えるわけだ。
 
              たとえ週に一度の3時間だけだけれども、皆と笑って話を交わしながら楽しくピンポンなどをして
             (もちろん何もピンポンに限らず何でも良いわけだが)、僅かでも上達を意識出来たり、
              己の生きていることや、その存在を実感するのも、決して無駄なことではないだろう。

              我々も、周りのこと、他人のこと、社会のことに対して、ボケでもなく、無気力からでも無関心からでも
              なく、怒らない穏やかで、人への思いやりのある心の豊かな老人になりたいものだ。
              ピンポンを無心に、笑って楽しく仲良くやっていれば、ひょっとしてそんな老人に、いつの間にか
              なっているかも……。、   でも本当かなぁ?



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