まこちゃん日記

まこちゃんのピンポン日記です。

4月28日 ピンポンと眼のこと

2009-04-28 17:03:27 | Weblog
 今日は3ヶ月に1度の東京の大学病院での眼の検査日に当たってしまいやむを得ず欠席する。その中間に地元の眼科医院にも行ってるが、この大学病院では三次元の高度精密機器を使って、散瞳のうえ断層写真で出血、新生血管の有無、浮腫、浸潤等の具合等の検査を受けている。
もしそこで新しく変化、進行があっても、現在では薬もこれと言った治療法もないというのだから、まことに心許ない。残念だし情けないし哀しいことである!
ビタミンEとC、出血防止薬、サプリメントとしてルティンと亜鉛を服用し、紫外線は極力避けて必ず濃くなく薄くなくと言うサングラスを常用すること、血圧管理を良くして、野菜食にする。人工光線では白熱球は避け但し蛍光灯とTVの波長はOK.規則正しい生活をし、重い物を持たない、力む動作をしないといった生活上の注意を言われている位なのである。
最近でこそ、病院によっては新生血管の発生成長を抑える薬がアメリカから入ってきて、それを網膜の局所に注射するという方法がテスト的に始まったが、私も一度やって貰ったが、まだまだ保険でやれる段階でもなく効果の程も分からず,所詮はテスト中でこれからの事のようだ。
それにしても治療薬や方法もなく、現状維持すら出来ないのだから辛いところだ。こうした厄介な加齢黄班変性網膜症は、失明と余命との競争みたいなものだ。
私も残っている片目を如何に長持ちさせるかで大事にしなくてはならないが、
かといって毎日使わなきゃならないし、じゃぁどうすれば良いのか具体的には何の指示もアドバイスもなく、見当も付かず途方に暮れるばかりである。

ピンポンも片目でやっているわけだが、酷使しているのではと一寸心配でもある。
絵も好きでやっているがこれも厳しい。長くやって来たハガキ大に描く淡彩画は見えないのでさすがに諦めて、10号くらいの大きめの濃い水彩画だけは何とか続けている。昔からの大の本好きで、本を読みながらのトイレと寝る習慣は未だに続いている。読書抜きの生活は今でも一寸私には考えられない。
大昔は映画も大好きだったし、TVも結構よく見ている。日記も毎日つけて60年近い。長年、眼を酷使しすぎたのだろうか!
今はそれに加えてパソコンもメールとブログ位だが結構やっている。残った可愛い貴重な右眼君への酷使のし過ぎなのではと時々思うのだが、これらのことを止めるのはあまりにも淋しく、あまりにも味気ない人生になってしまう様な気がしてしまう。

絵では「片目になってからの方が良いんじゃない!」と口の悪い先生には妙な慰められ方をしているし、本もパソコンもTVも直ぐ疲れて涙が出てきて、頭痛や目眩感を覚えるようだ。自転車もだんだん怖くなって(車はもう3年前から怖くて出来なくなったが)きてしまった。

こんな状態ながらピンポンは不思議にそこそこやれているのである。お仲間は「言われなければ片目とは分からない」と嬉しいことを言ってくれる。
時々、見えにくいポイント(特に体の左側前方)にきた珠には、とんでもない空振りをしたり、身動きも出来ないケースが多いけれど、それ以外ではほとんど変わらずやることが今のところ出来ている。最もそもそもが上手なピンポンではないから同じように出来るのだということなのだろう。
これは眼帯を掛けてやっても同じなのではっきりしている。(眼帯は何とも鬱陶しいし邪魔である。しかも相手の方も変な感じがするのではないかと、極力掛けないようにしている)

バックサイド(元々下手だったけれど)へ来た球と、ゆるい球、変化球、短い球(ネット際に落とされた球)には対応できないが、しかし速く強い球や真っ直ぐな球筋などには大丈夫だ。
これは私のすごい運動神経と感覚のなせる事なのだろうか? 多分!

シニア片目卓球大会なんてのがあったら、良い線行くのではと思う位である。
愛ちゃんに厚手の眼帯を掛けさせて試合をしてみたいものだ。
それでも勝負にならなかったら、愛ちゃんには両目に眼帯を掛けて貰えば、きっと何とか良い勝負になるだろ!!

4月26日(日) 連休前の自由練習

2009-04-26 21:03:55 | Weblog

 大型連休を目前にして、今日辺りが我々の年代では本当の休日だろうか。数日後には、久し振りに孫や子供達が来たり、逆に留守番だったり、温泉旅行やゴルフの方もあるだろう。何となく我々でも長年の習慣の勢か何かと気忙しい感じである。

ところで、いつもこの連休になると随分昔の話だが或る若手落語家が言っていた事を思い出す。
「私の連休の楽しみは、家でビールを飲みながらTVの交通渋滞のニュースを見ることです。厚木インター下りが60Km、東北道の何処何処が45Km渋滞です。と言うニュースを聞きながらのんびりゴロゴロするわけで、これは連休中の最高の醍醐味です。他人の苦労は快感でして……」という冗談の、半分は本音の話を聞いて思わず笑ったものだった。
そして私もよく不思議とビールを飲みながら渋滞情報を見ていたものだ。

最も今はそんなに渋滞はないらしい。大型連休になって帰省や旅行も分散化したというし、レジャーも多様化して昔とは大分様子が違うらしい。

 昨夜の嵐のような雨もおさまり(風だけは残ったが)、温かい良い天気だ。
強い風に乗って海からは湘南祭のざわめきが聞こえてくる。
今日はそんな日曜日にも拘わらず9人もが参加した。みっちりと濃密に各自各々の練習をする。
いよいよ明後日からは世界卓球選手権だ。TV観戦を楽しもう!


4月21日(火) 今日も頑張る!

2009-04-21 16:58:01 | Weblog
朝からどんより。予報では昼から降り出すと言うことだったが、行く途中から早くもポツリポツリと落ちてきていた。
起きると不調で(最もこの数日間続いているのだが)迷ったが、思い切って家を出る。自転車で走っていても右側の胸と肺の辺り、背中に鈍痛と息苦しさと不快感に襲われる。しかし心臓、特にステントを装填した箇所はまだ大丈夫と太鼓判を押されているから、その点、前の時とは違って安心で少しは気が楽だ。
しかし年輩者に多いという呼吸器系の病、或いは消化器から来るのか、糖尿の腎臓か、膵臓か肝臓か何なのか不安である。心配すれば切りはないけれど、早くはっきりして欲しいものだ。
明日の朝は、とにかく胃カメラをやらされる事になっている。

途中、休み休み自転車を走らせるしかなかったので、時間が掛かり遅刻してしまう。もう3卓ともセットされていて準備完了で、申し訳ないことをしてしまった。
今日は10人だった。私は軽く軽くに努めたが、何とか終わりまで皆にお付き合い出来て良かった。ほっとした。無理してでもやってしまえば、やはり楽しい。いい汗もかける。体も治るような気がしてくるから不思議なものだ。

体が悪いのは本当に情けないし辛いことである。イライラしたり心の安定も保ち難いものだ。これもかなり辛いところである。

定額支給金など要らないから、その代わりに健康が欲しい!
「元気で長生き、健康になる為ならば何でもします。その為ならば命だって要りません!」という笑い話があるが、それが冗談じゃないような気分である。

ほどほど程度で良いから健康と元気、そこそこで年齢平均以下でも良いのだから、早くそれを取り戻して、心配なく楽しくピンポンを続けたいものだ!

 

4月19日 自由練習

2009-04-19 17:37:41 | Weblog

 天気は良し温度も良し湿度も爽やか微風も心地よく、今日は何も言うことなし。しかしそれだけに、却っていろいろ用事や旅行や都合で来られない方が多かったようだ。5人だけの出席だったが、休みも球拾いの時間も少なくみっちりといい汗をかくことが出来た。

 今月28日から横浜アリーナで世界卓球横浜大会が開かれるとか、我々のサークルで課外学習として有志で見学に行くなんてのも面白いかなと思っていた。
帰りには久し振りに中華街に寄って卓球王国の本場、中国産の老酒でも頂きながらの反省会?研究会なんて事もたまには良いなぁと内心では前から考えていた。
しかし、春のけだるさの故かいつもの面倒くさがりの病が出て、行く人が果たして居るかしらんと思ったり、調べたり段取りや手配も億劫、アリーナは大きいからよく見えないだろう、TVの方がよく分かると思ったりしてしまって、結局は実現への用意を何もしないでしまった。

 専らTV観戦で楽しもう。我々、青鳩のレベルと力も技もどの程度違うものか、その辺りに特に注目して見ることにしよう。

 

4月14日 今日は339回目の練習だ

2009-04-14 13:48:55 | Weblog

今日は9人が集まる。ふとメモを見たら339回目になる。着々と回数を重ねている。嬉しいことによくも続いて居るものだ。

朝から今にも降りそうだったが練習中にとうとう降りだした。午後に掛けて本降りになるという予報だったので、あと三十分を残して早めに切り上げる。
いつもの高級レストランで談笑しながらの昼食会も中止する。
タイミング良く少し小降りになったところで、ナイロン合羽を着て空きっ腹のまま帰る。

今日も大汗をかくことが出来た。昨日から体調が悪かったのでどうしようかなぁと思ったくらいだったが、無事に3時間をやることが出来た。こうしてサークルで定例の予定があるからこそ出来るので有難いものだ。
これがなければ、多分、家で唯ぼやっとしてたか、昼寝か、通院位で、汗もかけずに、血糖値、中性脂肪がまた増えるだけだったろう。

先日、たまたま老人医療技術の講演会を聞く機会があった。薬はもちろんだが器具、器械などの進歩には驚いてしまう。しかしその画期的で、大いに期待されるものの大半はこれからのもので、まだテスト中とか、申請中やら検討中
研究中というものが多かった。
一寸、今の我々の用には、間に合わない感じなのが何とも残念だ。
それでも、はっきりしていることは歳を取ったら、体を動かせ、頭を使え、
食い過ぎるな、ということだけは確かなようだ。

ユニークな医事評論家の講演だったからか、真面目な中にもこんな面白い話もあった。
「精神的には、大いに嫌われる爺さん婆さんになれ、自分中心に考えろ、周りや他人の事など気にするな、自分が全て正しい、己が一番という、思い込みでも独りよがり何でも良いからその幸せな信念(思い込み)から正気に戻るな!
まだボケではないのにその前から、よく自分だけの世界に入っている人がいるが、何が幸せといってもこれ以上のものはない。最ももっと若い頃からこの手の人もいるが、そうした人はまことに羨ましい世にも稀なる幸せ者なのである。

この生き方を実行すれば必ず長生きするだろう。何故なら憎まれっ子、世にはばかると言うし、統計上もそうしたタイプの人の方が長生きしているというデータもあるからだ。
嫌われる人間として100年生きるか、周りと仲良く好いて好かれて楽しく過ごして75~80年位でそこそこ手を打つか、二者択一でこれからでも遅くないから自分の好きな方を選べば良いのですよ」

帰りの我が家への道々、あの人はどのタイプだろう等と次々に周りのいろいろな人の顔が浮かんで来た。さて私はどっちを選ぼうかと悩んでしまった。
貴方ならどちらを選びますか?
無難に中間を選ぶ人が多いのかもしれませんねぇ。

 




4月7日 三週振りのピンポン

2009-04-07 14:40:36 | Weblog

 先週のカテーテル検査の結果はまあまあだった。いろんな不快苦痛の症状はクリアされないままだが、次の検査まで持ち越しだ。ニトロを呑めば胸の痛みはしばらくは取れるから助かるが、また何時なるかという不安と不快感とで生活はどうにも不自由だ。
しかし運動を禁じられたわけではなく逆に体調をみながら大いに体を動かしなさい。もちろん血糖値と中性脂肪値を下げる対策としての薬や食事療法と一緒に、心臓のためにも適度な運動が必要とかで、あなた方のレベル位のピンポンなら非常に良いのではとドクターに言われた。
果たしてドクターは我々のピンポンを、どの程度と思っているのか、愛ちゃんとやればいい勝負する位と思っているのか、はたまた老人介護施設あたりでのボランティアとして8~90歳位の方を相手のピーンポーン位と思っているのか、それは聞きそびれてしまったが、いずれにしても体を動かす事が良いらしい。
久し振りに楽しく汗をかいた。さすがにもう春で、朝も寒くもなし暑くもなしで絶好の陽気だ。ただ愛馬に鞭を入れてもなかなか進まず息が切れる。途中休み休みだったし、胸やら両脇にかけてと背中が痛いのが治らない。胸の中心辺りのこみ上げる感じと不快感がある。途中で引き返すかと何度か思ったが、一昨日のカテーテル検査で心臓の血流は大丈夫だったのだから、倒れることはあるまいと頑張る。
今日はいつも以上に、特に力まず動かずのんびりとやって何とか皆と同じようにやり通せた。無理をしてはいけないだろうがこれがサークルの良さ、皆とやる事の良さで、笑って楽しくやっているうちにいつの間にか数時間の運動をしている。
ここが運動苦手や嫌いの人にも良いところで、これが一人でやるウオーキングやジョギングや徒手体操ストレッチ等と違うところかも知れない。

今日は11人の参加で賑やかだった。
程々で良いから、この程度の元気さでも良いから、何とか少しでも長くこうして、病を抱えても、皆さんと楽しくやれることを祈ってしまった。