今日も真夏日で朝からじりじりと太陽が暑い。今日で連続9日間の真夏日だそうだ。世間では毎日熱中症で救急車の人が出ているが、幸い我々の所は大丈夫な様だ。それでも秋の気配がふとした何気ない時にすることもあるから、もうすぐこの暑さも峠を越すのだろう。
8月も最後の練習になって、11人が集まっていつもの練習をする。今日が絵の展覧会の搬入日初日で来られない人が2人あったがその他は全員だった。
大勢集まるとやはり活気があってとてもいい雰囲気で楽しい。
まず準備体操代わりのラジオ体操第1をやって、番号札をひいてその決まった順に台と相手が決まりウオーミングアップの3分間が始まる。
続いてコンピューターを駆使して作られた素晴らしい組み合わせ表?で順次、
相手と台が替わって6分づつの自由練習を繰り返す。これを2時間。
9~11人だと2回やっては、1回休みか球拾いで丁度良い具合だ。
残りの1時間は、今日の番号と組み合わせ表によってパートナーと相手チームがその都度替わってのダブルス戦を(2ゲームマッチ)4~5戦やると丁度
タイムイズオーバーと言うのがいつものメニューパターンである。
番号札で順番と回数が公平に決まり次々と相手が替わっていく。我々のレベルでも人によって球筋や球種が様々だから、これはとても面白い。
唯、シングルスではどうしても強く打ち合うだけの傾向が強い。相手と無言で打ち合って途中で、せいぜい一方的に自分のしたいことを相手に関係なしにやってみる位である。それでも今では、お互いにラリーを続けようと言う意識は十分感じられるようにはなってはいるが……。
この時間帯に一工夫も二工夫も必要な気がする。
相手と話し合い、互いに練習台になったりなって貰ったり、次は何をしようかと話し合い、アイテムを決めてやることが大事で、時には球出しをしてあげたりの練習が欲しい。
このシングルス練習の後半の1時間を如何に変化をつけ目的を持ちメリハリを付けて面白くするかが、上達はもちろんだがマンネリやただの惰性や倦怠感などを寄せ付けず、楽しくこれからも続けられるか否かのポイントになるだろうと思っている。
しかしそう思いながらもつい億劫やら面倒くさいやら説明するのも厄介そうで結局、いつも言ったり書いたりするだけで何もしていない。
皆さんもかなりの個性派で頑固な中高年集団だから、皆で揃ってとか、一二三でやるとか、同一練習メニューに沿ってやることは一寸難しいだろう。
人間、幾つになってもおかしな程のプライドや意地や面子があったり、妙な実績崇拝があったり(良くこの例え話にされるのが、プロ野球の選手が無名無実績の名コーチの話は聞かないが、馬鹿でも元首位打者とか元ホームラン王などの実績者の言うことは聞く、というのがある)するから、ここは先生に簡単なカリキュラムでも作って頂き、「先生からのご指示です、これでやろう」と言って声を掛けるのが、角も立たずプライドも傷つけず、気持ちよくやって貰えそうだ。やるならこの位のところが無難な所かも知れないと思っている。
しかし人のことはどうでも良いと考えれば、こんな事は余計な心配、要らぬお節介、心配性の一人よがりの茶番かも知れないという逡巡はあるが、何とか実行して改善や一工夫したいという気持ちも捨てきれない。
機会をみて先生に改めて相談してみようか。我々のピンポンが何時までも全員が元気で、揃って少しでも長く楽しく続けられる為に。