まこちゃん日記

まこちゃんのピンポン日記です。

10月31日(火) 卓球は親子相伝だけじゃない!!

2017-10-31 14:44:22 | Weblog



                   「 苔の上の青もみじ一葉」
              
                         
                         森川由美ちゃん  撮影 

 
         今日は9人。この10月は火曜日を全て確保出来たおかげで、練習を皆揃って楽しくやれたのが
         何より嬉しかった。やはりいつもの場所、時間、曜日で、規則的に毎週出来るというのが、我々に
         とっては何より有難いことだ。
         皆さんそれぞれ、ああでもない、こうでもないと考えながら、自分のやりたいことの練習をして
         いるのは、素晴らしい光景だ。

         ダブルス戦などを審判したり見ていたりすると、ラリーが続いて見ていても、やっても面白い。
         思えば皆結構上手になったものだ。時々驚くようなリターンショットやスマッシュが何気なく
         出ている。日頃の練習と工夫の成果だろう。こうなると困ったことに、ピンポンがますます
         面白くなってしまいそうだ。

         「幾つになっても前向き姿勢で、何事に対しても不断の努力と上達の為に工夫し考えることが
         大切だ。」という金言があるが、この光景をみる度にその通りだと思えてくる。
         「好奇心と向上心とデリカシーとがなくなれば、もうそろそろ人間卒業だ」とは辛口の学者が
         言っていたことだが、それはこの金言と同じ事を言っているのだろう……。
         そんな10月も今日で終わってしまった。

         さて、今日はこの日記にもたまには若い人の話題も良いだろうと思い立った。
         何故なら、私の場合どうしても「老人日記」になってしまうので、いささか自分でも、
         うんざり気味なのである。
         しかし日記とは、只今現在で一番の関心事、体験したこと、感じていること、考えたことを、
         体裁を気にせず見栄も張らずに、心の中の悩みや思いや知識や感情などをそのまま正直に
         吐露するものだろう。

         すると勢い体調、病、健康法、生き甲斐、精神衛生、人生訓、養生訓、人生観、老人精神学等々
         といった陳腐であまり面白くもない話題や、そして多くは愚痴や後悔や反省ばかりが
         どうしても多くなってしまう。

         そこで今日こそ一寸無理して、話題を変えて珍しく若い人のこと(といってもピンポンのことだが)
         を書いてみようと思ったわけだ。
         この間、NHKのTVで、「奇跡のレッスン・考える卓球、前編、後編」という番組を興味深く見た。
         水谷選手などを教えたクロアチアの高名なコーチが横須賀のクラブチームの小学生を
         指導するというドキュメントだった。
  
         とにかく足を使え、打つ準備をしろ、無理のない姿勢でスウィングをと盛んに繰り返していた。
         3つのコースに球出しをしてそれを全てフォアーで打つこと、バックドライブを徹底して繰り返す
         光景が目立った。卓球はメンタルなもので常に何処に打つか、どう組み立てるかを
         考えるスポーツで、チェスのようなものであると盛んに言っていた。

         子供達の、そのもの凄さ上手さには驚いてしまう。そして考えられぬようなハードで長時間の練習に
         耐えている姿にはとても感動する。あそこまでやらぬと小学生でも市大会、県大会ましてや全日本など
         には出る事は出来ないという厳しさを改めて知る思いだった。周りの子供達が塾に行く時間を卓球に
         費やすという勇気と決断と挑戦する姿には胸打たれるものがある。

         まだ世間の何も知らぬ子供達が、何か物に憑かれた様にあれ程打ち込めるのは、1つのことに目的を
         持って(親に言われるから、やらないと叱られるからという感じを越えて)突き進んでいる様に
         見えるのは素晴らしいと思う。

         しかし、凄いと思うと同じ位に、一方では奇異の念を抱いてしまうのも確かだ。まるで熱病に取り
         憑かれているようである。よくよく見ていると彼等の親が、一様に異常なほどに熱心で何としても
         全日本クラスの選手に、オリンピック選手に、有名人にしようという情熱に取り憑かれている姿は、
         頼もしい反面、何やら嫌らしくもあり、とても恐ろしい気もしてくる。

         ほとんどの子の親達が、自分が実業団クラスの選手だったという。アスリートだったが故に,
         こうやらねば大成しないと身をもって知っているのだろう。
         何も分からぬ2~3才から仕込んで今の姿まで育てたようだ。今のシニアの一流選手達のほとんども、
         子供の頃からそうした環境、過程を経て選手になったという。

         あの人間として育つのに一番大事な時期(第一育成期)に、そのほとんどを犠牲にしてまでもやらないと、
         中央では世界では通用する選手にならないのは分かる。しかしもし自分の子供がやるとしたら、そうした
         やり方は可哀想で不憫で、そしてどんな人間に育つのかと恐ろしくて、とてもやらせられない
         様な気がする。最も自分が実業団選手でも何でもなかったから、あそこまで鬼にはなれないのだろう。

         しかし同じ様な幼少期を経てきた現在の一流選手達が、皆可愛らしく、案外素直そうな良い子ばかりの様だし、
         アスリートとして毅然としたところもあるのだから、そんな心配はあまりいらないのかもしれなけれど。

         それともう一つ気になるのが、次代を担うジュニア界の有望選手の親のほとんどが、元卓球選手である事だ。
         選手の厳しさ苦しさ、そしてそのうちの一部の勝者に与えられる栄光の快感や恩恵なども、選手でなければ
         分からないということかも知れない。親が自分の夢の果たせなかった分を子に賭けるという傾向も強いようだ。
         これは野球だとか他のスポーツでも結構みられる関係だが、卓球親子には何か特にそうした因縁、因果、
         執着性といったものが他のスポーツに比べて多いような気がする。
         この点に何だか不安を覚えたり、妙な違和感を覚えるのである。

         元全日本の名監督だったM氏は(卓球ジュニアサポートジャパン主催)子供達への普及拡大に力を入れている
         方だが、「中国や世界で勝つには、子供の頃からやらねばならないが、競技人口が増えれば必ず中国に勝つ
         時代が来る。それには両親が卓球選手だったとかではなく、広く一般の子供達に門戸を開かなければならない」
         と言って、全国を廻ってジュニアの普及運動をされているそうだ。
         親がやっていたという世界だけでなく、もっと全国的に卓球を広め、底辺の拡大、
         分母を大きくして置いて、そこから素質のある子を育てて、卓球日本の再現をして貰いたいものだ。

         100人から選ばれた選手より、1000人からの選手が強いのは、例外を除けば確かだろう。
         中国の選手達は国策的に、1万人いや10万人から選ばれたエリート中のエリートなのだろう。
         日本のスポーツ科学、医学、コーチ術を駆使すれば、5000人位からのエリートを育てれば、あの中国にも
         対抗出来る時代が来るのではと思っている。それに加えて国の援助が中国に近いものになれば、必ずそうなる
         だろうとあまり科学的な根拠はないが、私の直感と希望的な観測では確信しているのだが…。


10月24日(火) 長寿の秘訣!

2017-10-24 17:58:16 | Weblog


                 「 入笠山の白い花 」
               
                       絵の友 T.Iさん 撮影



       一昨々日の土曜日21日の自由練習は、台風で荒天が予想されたので前日に中止と決断した。
       冷たい雨で風も強いという予報だったから、自転車で来るには厳しいのでは、危ないだろうし寒くて風邪など
       引かれてもと心配したわけだが、(皆の年齢も考えて‥)まあ結果的にはそれで良かった様な感じではあった。
       しかし簗瀬さんなどやる気十分だったらしく、完全な防水コートを新調し備えて居たらしい。折角のやる気を
       削ぐ様な休みにしてしまったかも知れない。しかしそんなに積極的に前向きな意欲、気力というのは頼もしく、
       とても嬉しいことであった。

       今日は台風も過ぎ去った後のまあまの天気で、肌寒かったけれど何と11人の全員参加だった。やはり皆さんの
       参加だと活気があって、しかも適度に球拾いという休憩が出来て、何とも嬉しいものだ。
       簗瀬さんが久し振りに定例練習に顔を見せたのにはびっくりする。
       同氏のやる気は本物だと感心する。体調が良い時にはぜひ顔を見せて欲しいものだ。

       一昨日はこの場所が衆院選の投票場だったわけだ。あの安倍政権が再びというどうにもならない日本の政治が始まる。
       この会場からの何票かもその一翼を担った訳だ。憲法改悪、原発再開、「かけもり」問題も曖昧の儘、そして老人や
       貧者への冷遇等と言い出せば切りもないが、又も相も変らぬあの腐敗と利権と虚偽とにまみれた強権政治や経済政策が
       始まるのかと思うといささか辛いものがある。
       雨だと保守や与党、現政権が有利という昔からの定説通りになったのも残念だった。不正や暴言、失政失言非常識な
       大臣や元議員がぬけぬけと当選しているのだからやりきれない。絶対入れてはならない人が当選しているのを見ると、
       こと選挙に関する限り日本国民は何とも民度が低いというのか、政治オンチの能天気なのだろうと毎回思ってしまう。

       さて話は変わるが、先日の早朝4度目の小用に立って眠れぬままラジオを聞いていたら、丁度前に書いた
       「老人のフレイル」の時間の続きで、長寿の話を何処かの大病院の名誉教授という先生が語っていた。
       ドクター曰く、長寿の秘訣は次の三つに尽きると言うことだった様だ。
      (1)食べ物――たんぱく質を取ること。体重1KG当たり1Gとか。
      (2)運 動――筋肉は年をとっても作られるものとか
      (3)社会へ――社会と交わり刺激を受けること。
    
       だそうだ。そして精神的な心構えとしては、過度の飲食や色欲や物欲を抑え、そうした煩悩に打ち勝ち、それから
       暑さ寒さなどの外部からの悪条件から合理的に早く防ぐ工夫を施し、日常は怒りや悲しみ、憂い等の感情を少なく
       することに努め、毎日自然に適度な運動をしていることである。
       そしてこうした自制の中にも、何か楽しみを失わず、心の平静、安定を保つことだそうだ。

       持って生まれた資質や体質、DNA(プラス面でもマイナス面でも)のことがあるから一概に同じようにはいかないが、
       それを踏まえて精一杯頑張って、少しでも長い楽しい人生にしたいものだ。

       長寿といえば先月、会津の東山温泉で開催された我が小学校の同期会(傘寿を祝う会)の写真を送って頂いた。
       年相応に、楽しそうな爺様と幸せそうな老婦人の35人の様子を見ることが出来た。もし自分も出席していたらと、
       今朝は久し振りに鏡でつくづく見た我が姿を、皆と一緒に並んだ光景で想像してみたが、私と比較すると皆さんは
       かなりお若いように見えるのは確かだった。
       やはり健康ということが容姿容貌にも現れるのだろうか。皆さんは250人中でも特に長寿候補のエリート方と
       言ったところなのだろう。幸福感、ゆったり感、充実とか余裕とか自信といった雰囲気が各々の方に感じられる。
       これが長寿といったものの特権であり勲章なのかも知れない。
       元気で長生きは何物にも勝る人生での宝であり、それだけでも勝利者と言えるのだろう。

       次回は8年後の米寿のパーティだそうだ。その時は「誠さんも是非出ていらっしゃい」とあったが、とてもとても
       その自信はない。声をかけて頂くだけで有難いことだが、きっとこの35人の方々は全員が参加されて、長寿を、
       人生を謳歌されることだろう。
       これからも今まで通りの生活をされて、特に上記の(1)から(3)を守って居られればだが‥。

       私も出席はまず無理としても、又その8年後の写真を、「皆さん結構年を取ったなぁ」なんて言いながら
       見てみたいものだと夢見ている。




10月17日(火) 全ては一期一会か!

2017-10-17 14:46:27 | Weblog

 
              
                   『 海賊船 』 箱根


         今日は7人が参加。たまたま通院、旅行中、よんどころない用事の方が3人居られたが、雨の日でも皆さんは元気に
         集まった。私は、定例練習には久し振りの参加ということになった。2回も続けてき定例をサボったわけで、皆さん
         が何だか上手になったように見えるのも楽しい。
         やはり仲間と一緒にワイワイやるのは良いものだ。こうした寒い日でもいい汗をかけるのは素晴らしいことだ。
         汗をかいて風邪さえ引かなければだけど‥。

         自分もやっと一人前に戻れてやっと又、皆の中に入れたと言うような気持ちがして来てホッとしている。それほど
         この間の一連の体調不良は、自分を如何に不安にし、何と弱気にしていたのだろうと思った。
         やはり体調はそこそこにでもいいから保っておかないと、その人を全てにマイナス指向にし、もう二度と何も出来
         ないのではないか、もう治らないのではないかと思ったり、不安と絶望とで暗く消極的な日々になってしまう。
         ひいてはすっかりそんな残りの人生になってしまいそうだ。

         しかし少しでも体調が良くなれば、努めて少しでも明るく笑いたいものだ。ムッツリ無口や不機嫌や怒ったり
         切れたりすることなく、人の話をちゃんと聞けて、人を理解し思いやれるそして人を好きになれる人間で
         いつまでもありたいものだ

         ところで「人生は全て一期一会である」とはよく言われることである。出会った全てのことや人とも、真面目に
         真剣に対処し、同時にその一瞬一瞬と真摯に向き合えと教えている言葉だろう。
         私などはその真逆を歩み生きてきた様な気がする。

         昔から私がそんなタイプだったからだろうが、よく母からは「明日ありと思う心のあだ桜、夜半に嵐の吹かぬもの
         かわ」とか「明けぬ夜はない」とか『止まぬ雨はない』なんていう古い諺を例にして、よく叱られ、教えられ、
         励まされたのを覚えている。あまり聞く耳もたぬ不肖の子でありましたが、今になって成る程そうだったかと、
         時すでに遅しですが、嗚呼あの時そうだったのか、ああすれば良かったのか等と心当たりがあって、
         しみじみ思い、心が痛むのです。

         人生は、その時その時を真剣に生きて、自分の人間性というか、性格、教養、自分なりの常識、人生観に即して,
         精一杯頑張るのだ。二度と帰ることのないこの今という時間、この機会を、人生のチャンスと捉え、
         貴重な時間を決して無駄にしてはならないと言う教えなのでしょう。

         どんな人(善人悪人、好ましい又は好きになれない人、又は天敵のような人でも)との出会いでもこれは運命であり
         天の采配であり、二度とはない天恵であり試練であり、人生での運命でもあり、巡り合わせであり、
         そして何とも言えぬ機微であり喜びでもあるのだから真剣に取り組みなさい。
         特に我々の年代では、今のこの一瞬は昔の何倍も貴重なものである筈だ。
         ぼんやりと無気力無意識に浪費しては勿体ないということだろう。

         でも最近は何だかますますぼんやりしてしまい、何も考えずにぼうっとしているうちに、時間だけがどんどん
         過ぎ去っていくような気がして仕方がない。

         時間が自分だけで飛んで行ってくれるなら良いのが、強い力で私も一緒に連れて行こうとしている
         ようなのが困ったものだ。

10月15日(日) フレイルからの脱出!

2017-10-15 21:10:32 | Weblog


               「 我が家の庭の彼岸花 」 9月30日
           

               木陰のためかとても遅咲きだが毎年同じ時に
               同じ場所で同じ様にいつの間にか咲いている。
               何の手入れもせずにその存在すら忘れている
               のだが、知らないうちに地中から顔を出しては
               コンニチハと言っているように咲くのである。
               そのけなげさに毎年心打たれて好きなのである。
               
      
      今日は生憎の雨で朝から寒かった。久し振りに参加する決心をしたものの、果たしてこの天気じゃ何人集まるだろうかと
      心配した。ところが思いがけず何と8人が集まった。数年ぶりにテニスの雅昭由美子夫婦、一般開放の山本、岡崎の両氏、
      そして半年ぶりの簗瀬さんと言ったとても珍しい顔触れになった。皆さんがこうして忘れずに参加して呉れるのはとても
      嬉しいことだ。 自由練習でもあるし悪くすると3~4人位かと覚悟したのに、この有様で賑やかに楽しくやることが出来       た。

      私もやっと不安と無気力と弱気に支配され続けた病の精神状態から、やっと一寸は前向きで人間らしいものに戻りかけて、
      先月27日以来の参加をすることが出来た。

      考えると3週間振りのピンポンというのは珍しいことだ。ごくごく軽くやったのだけれど、やはりスポーツで体を動かす
      のは快い。体はだるくても、億劫でも、始めてしまうと、咳も微熱も忘れてしまうところがとても良い。
      しかし直ぐ息が切れていつも以上に疲れてしまう。

      さて、何と言っても今日の特記事項は、簗瀬さんの参加だろう。心身共にかなり復活されたようだ。彼は80才になった
      途端に、何だか疲れてきついと言いながらもその後も数年間は続けておられた。車を返上し自転車での参加だった。
      しかしさすがにそれもしんどくなったと、この春からはずうっと休会だった。
      元々はヘリコプターのお仕事で昔から元気一杯、リタイアー後はサッカー選手という、一本気でとても真面目で一寸頑固な
      運動好きな九州男子だから、やはり運動の味が忘れられずカムバックへの強い意思が再び湧き出したのだろう。
      その心意気が素晴らしいと思う。時折でもいいから、ぜひとも続けられることを祈りたい。ブランクも感じさせずガンガン
      打ち合って楽しそうにやって居られた。そうした姿を見るのは嬉しいものだ。  私も頑張らなくっちゃ…。

      この間、早朝の枕もとのラジオを夢うつつに聞いていたら、まるで我が身のことのような話だったので、記憶に残ったこと
      があった。それは「老人のフレイル」についてドクターが話していたことである。
      まず「フレイル」とは、要介護になる前段階の状態のことだそうだ。75才では15%、80才では30%の人がこの
      フレイルだという。
      それは次に列記したうちの(実はもう1条件あった気がするのだが思い出せない)3つに該当すれば既にフレイルになって
      いるということだそうだ。

     (1) 体重が減る。意識的に減らそうとしていなくて2~3KG/年の減少がある。
         *こればかりは私は胸を張って関係ないと言える。減らしたくて意識はしているが減ることがない。
     (2) だるい、元気がない。
         *これはもう私の得意中の得意みたいなもので、毎日このだるさとの熾烈な戦いで、従って最近では何事もやる気の
          なさにとても悩んでいる。
     (3) 歩くのが遅くなる。
         *これは8/25のこの日記に書いたが、めっきり遅くなりかなりのおばぁちゃんにまでどんどん抜かれて
          しまってショックを受けている有様だ。
     (4) 運動をしていない。
         *これは1寸複雑で、歩く、ジョギングを初め、散歩ですら嫌いで、やってはいない。流行のジムにもプールとも
          無縁だ。あんなに好きだったゴルフも15年も前に肩痛をきっかけにきっぱり縁を切った。運動らしき事と
          言えば、週に1度のこのピンポン(卓球にあらず)位なのである。
     (5) 筋力が弱る。
         *これはかなり前から感じていた。最初に気付いたのは、朝食でジャムのビンの蓋が開けられなくなった
          ことだった。次には納豆のカラシの小袋が破けなくなったし、その次ぎに毎日の薬が包装から出しにくくなり、
          今では買い物好きな私がスーパーの買い物袋がやけに重くて辛くなってしまったことだ。
          二の腕の裏側の筋肉がポニョポニョふわふわと垂れて柔らかくなり、自分で触っても気持ちが良い位だ。
 
      こんな具合で私は間違いなく十分フレイルに該当してしまうようだ。

      さて、その対策予防法だが、残念ながら完全には覚えていない。途中で眠気に負けて一瞬ラジオが聞こえなくなって
      しまったので。いろいろあったのかもしれないが、それでも対策の二つだけは覚醒しても辛うじて覚えていた。
      その対策としては、
     (1) タンパク質を十分にとること。
     (2) 同時に運動すること。ウオーキングだけでなく筋力を鍛える体(軽いダンベルなどを使った)も同時に取り入れる
         ことの2件であった。要はタンパク質を食べて、運動すること、歩く(又は走る)に筋トレをして筋肉を維持する
         ことのようだ。

      さあ、明日からだ!せめて納豆のカラシの袋やジャムのビンのフタが楽に開けられる迄、トレーニングをしよう!

   

10月9日(月) 「かぞえの80才をクリアーする!」

2017-10-09 14:33:19 | Weblog

                        「夕暮れの茅ヶ崎海岸」  9月
            

                          さすが、湘南のカメラマンの作品です。
                                  森川雅昭クン 撮影
             

           今日は折角10月の2回目の練習だと言うのに、又、私は情けないことに休んでしまった。
           先月の末、自分の誕生日に風邪を引いたか、せき、たんに始まりやがて発熱,喉の痛みと続いた。
           この所の寒暖差に体が着いていけなかったのだろう。ビールス性のものではないとは思うのだが、
           とにかく今回はなかなか治らない。咳が出て、悪寒がして、夜は眠れず辛かった。
           熱はインフルエンザの時のような高熱ではないが元気がだんだん無くなってくる。
           医院では抗生物質が処方されたがそれを3日間飲んでも駄目、次ぎに別種の抗生剤を5日分の服用中
           である。胸部レントゲンも撮った。胸は息をする度に今日もゼーゼーと鳴っている。

           これで治らなければ、紹介するので大病院へ行って呼吸器科でCTの精密検査を受けた方がいいと
           言われている。肺などに異常がないことを祈りたい。

           つくづく思うのは、最近では一度引くと、嫌になるほど治らないと言うことである。年輩者で特に
           糖尿病の人は、免疫力、抵抗力、快復力が弱いので、感染しやすくそして治りにくいから、十分注意と
           日頃から言われて居るが、今回はそれを嫌と言うほど実感してしまった。
           日常生活で如何に注意をしなければならないかを痛感。かといっても具体的にはどうすれば
           いいのか分からないけれど‥。そんな訳で今日も欠席という不覚をとった。

           日頃から出不精で、あまり外出や旅行などをしない方だが、たまたま今月は私としてはとても珍しく
           様々な公私共の予定が多く、集まり、会合そして中学時代の同期会、会社のOB会、スケッチ会等が
           集中していた。それらへの参加はほとんど全滅だろう。いつもはあまり出掛けないのに,よりによって
           予定がこの月に集まり、その時に風邪を引くとは、何とも皮肉なものだ。
           家で休んでいながらその断りや謝罪の連絡に大変だった。相手方には申し訳なかったし、自分でも悔しかった
           しとても残念だった。

           さて気分を変えて、家で安養しながらぼんやり皆のピンポンに思いを馳せる。定例の日は私も他の予定は
           何も無いから、時間はたっぷりだが所在ないこと甚だしい。何もしないで居ると気が滅入る。ますます病人の
           気分になってしまう。それならいっそ、前回同様にこの日記だけでも書いて、
           出席した様な気分だけでも味わおうと思って、咳をしながらこれを書いているのです。

           今日は祝日で月曜の定例日だが、火曜が休館日の場合によくあるパターンなので、きっと私以外の皆さんは
           予定通り集まったことだろう。天気も秋晴れで爽やかそうなのが却って恨めしい。

           さて、先月に東山温泉で催された傘寿の記念パーティはどうだったろうか。
           私は残念ながら参加できなかった。50人が集まり賑やかに、笑い声や会津弁の会話に満ちて、やがて歌が
           出てそして踊りも始まり、きっとさぞ楽しく夜も更けたことだろう。

           喜寿の集まりの時もそうだったが、地元の芸者衆が白虎隊の剣舞を舞い、「会津磐梯山」の歌と
           三味線に合わせて、あの時は会津の盆踊りを多くの人が踊っていたのを笑いながら楽しく見ていたものだ。
           あれから3年、今年はどうだったろうか。さすがにもうそれはなく楽しい談笑だけだったのだろうか。

           もはやうすら覚えではあるが、あの小さなキカン坊の男の子が、あの可愛いい女の子が、よくぞ80才の
           おじいさんおばあさんになったものだと、それだけでも感動してしまう。

           既に亡くなった人も居るし病で顔を出せない人も多いが、人間の一生とは何とも虚しく、長いような短い
           ようなほんの一瞬でもあるような、切ないような、それでいて楽しいような、一寸不可思議な気分に満ちた、
           うたかたな物語のようだ。50人の人にはそれぞれの深くて長い50の物語があったことだろう。

           彼等は翌朝、名湯の朝湯に入りさっぱりとして80才からの新しい毎日の現実に戻って行ったことだろう。
           元気な彼等に、病勝ちの私が言うのもおかしいが、これからの毎日を少しでも永くお元気で、過ごして
           欲しいと願っている。

           私も、何もないパーティもない、皆と一緒に喜ぶことも出来なかったが、それでも皆と同じように
           かぞえの80才を向かえた。
           あの子供の頃は楽しかった。これまでの80年もそして明日からも楽しいと思える様な日々を、
           皆が過ごせるように祈りたい気持ちである。80才の壁を難なくクリアーした彼等に心からの乾杯だ!!

           何かと飲む理由を探したり作ったりしては、未だに一杯(本当に最近では一杯だけしか飲めなくなって
           しまったが)だけは毎日でもやりたい私も、一人だけで静かに自分の80年に、傘寿記念の祝に乾杯だ!!

10月3日(火)さぁ、10月練習の始まりだと思ったのに!!

2017-10-03 11:50:05 | Weblog

                 「小出川の彼岸花」 9/18
        
                   青空に赤い花が映えて、さすがに素晴らしい写真ですね。
                   テニスとバイクそして時には名カメラマンの森川雅昭クン 撮影

          9月の火曜日の練習が全滅という厳しい月が終わって(私の、めでたい誕生月だったというのに‥)、10月に
          なってホッとしたところだ。
          今月は火曜が5回もあるのだが、祝日の繰り上がりで休館日になった1回を除いて、何と4回とも(抽選勝ち)
          取ることが出来ている。
          先日、この日記にさんざん愚痴を書いたお陰かもしれないが、まさに悪いことあればその後には必ず良いこと
          ありだ。

          この秋という季節は、スポーツ、芸術、読書、美味いものそして行楽や催し物などで旅行やお出掛けの多い時
          だが、皆さんも良い具合に予定の調整がしやすかったことだろう。

          例えば私自身も今月は通院の予定が4件、行けるかどうか分からないけれど、スケッチ会が1回と東京の
          中学時代のクラス会、会社時代のOB会があり、私的では1件の集まりと飲み会1件のお誘いとが入っている。
          病院行きの予約でさえもそうなのだが、そうした予定の全てをいつも出来るだけ火曜を外す様に仕組んで
          いるので、ピンポンと諸予定は競合せずに予定表の上ではうまくいっている。

          そんなわけで、なんと今日は実に6週間振りの火曜日練習だった、いい汗かいた、楽しかった‥‥ と書きた
          かったのだが、まことに残念!! 
          数日前からの咳やタンが続いていたところ、いつものだるさに拍車が掛かったなぁと思っていたら、熱まで出て
          しまった。昨夜は37,8度だったが今朝も下がらないので休ませて貰った。
          情けないことに最近の私は、年に2回位は必ず風邪をひいて(それもかなり重くて、長引いてしまうのだが)
          しまう。全身の臓器も弱り、抵抗力とか免疫力とか快復力が極端に落ちているのだろう。
          これじゃあ余程上手に体調をコントロールしないとピンポンも続かないぞと自信がぐらついて来る。

          ピンポンをして来た日には必ずこの日記を書く(呆け防止と時間潰しのためにでも)事を己に課してやり始めて
          14年も続いている。すると今日はこの日記もお休みで良いわけだ。
          しかし一日中ベッドで布団にくるまって咳ばかりしていたのだが、ふと思い立った。
          今日は体を全く動かさなかったから、せめて頭(こんな日記でも書くと言うことでは少しは頭を使うし脳への刺激
          にもなるだろうから)と、指先(キーを叩けば指先の運動にもなり、脳の指令をシナプスという神経伝達機構を通
          して指先に伝える訓練やら刺激にもなる)の運動になるだろうと思い始めて、何もしないよりはそれでも
          やった方が未だ益しだろうと考え直して、何もしたくない程のだるい体と気分に鞭打ってキーを叩き始めた
          訳なのだが‥。

          今日は曇り空だったが何人の参加だったろうか。久し振りの火曜日練習とあって、皆さん余裕を持って集まり、
          さぞ楽しくやられたことだろう。他に風邪の方などいなければいいのだが。

          さて、我々にとっては、この運動はその上達よりも続けることが一番大切で、特に健康指向ならば続けること、
          それにはそれを規則正しく定期的にやることが一番だそうだから、極力抜けたり休んだりしなくてもいい
          状態にしたいわけだ。

          せめて月のうち最低2回位は、火曜の午前中という長年慣れ親しんだ定位置をキープしたいものである。
          例えば、たまたま予定が重なってしまったり、体調が悪かったりして、2、3回でも続けて休んでしまうと、
          何となくやる気が萎えたり億劫になったり面倒になってしまったりしがちである。
          こうしたことが、このピンポンを途中で挫折や止めてしまうなどの切っ掛けや原因になることが多いものだ。

          長い習慣のせいか今では、ピンポンの火曜日は外して、他の様々な予定も上手く組むことができるわけだ。
          火曜日が固定されれば、余程のことがなければ上手く予定が立てられるわけで、ピンポンを休むことも
          少なくなる。但し病院で担当医師の診察日が火曜日だけというのがあると困るけれど‥‥。

          長続きするには、予定がダブらないように、極力遣り繰りをして予定立てることだ第一だが、
          それにはピンポンの予定が前からはっきりと定期的に定まっていることが大事な事の一つだろう。

          こうしたことで変則日の予定になって、他の予定とぶつかってのやむを得ない欠席は、我々のピンポンの
          継続にとっては、病での欠席の次に大敵かも知れない。

          今月は火曜の予定通りが多いから、欠席も少なく賑やかでしかも余裕を持って練習ができそうだ。
          楽しいだろうし、体にもきっと良いことだろう。今日のように病欠すると、余計そんな思いが強くしてくる。