「山下公園の花壇」 5月
先週火曜の定例には、ちょうど絵の展覧会の搬入、陳列そして初日と重なってしまいその日のピンポンに
参加は出来なかった。
友人知人方が、「あいつも、もうこれが最後の展覧会だろう」と思われたのだろうか、東京から千葉から
などの遠くからも連日多くの方が来てくれた。6日間のことではあったが、さすがに疲れた。
しかしわざわざ来て呉れて、皆さんの友情が心に沁みて嬉しくも有難いことであった。
接待疲れ、飲み過ぎも食べ過ぎもあったが、しばし病も塩分制限もたんぱく質、カロリーやアルコール制限
のことも、1日6千歩というノルマのことも、日頃のだるさもすっかり忘れて充実した6日間だった。
しかし宴の後の如くでこの2日間は、寂しく心身ともに二日酔いのようにぐったりしていた。
今日は11日振りにラケットを握った事になる。しかも2か月ぶりにいつものレッスン日だった。
先生のご都合で3~6時という今までにない午後からのものとなった。台風接近で思いやられたが
まずは帰りまでは大丈夫だった。
それでもさすがにレッスンがあるというわけで10人が集まる。
少しでも習って、今からでも幾らかでも良いから正しいピンポンを身に付けよう、上手にもなろうという
その若々しい心意気は素晴らしい。
少しでも正しいやり方を身に付けよう、どうせやるなら美しいフォームにしようという衰えぬ本能とも言える
美的追求心や探求心もこれまた素晴らしい。
こうした一寸した事へ(例えどんな事であっても)の関心、好奇心そして向上心、学ぼうといった気持ちを
持ち続けている人がいるのは、見ていても気持ちの良いものだ。
今日から、そこそこの年齢の女性が入会希望で見えた。まり子さんのお知り合いだそうだからきっと人間的にも
良い人なに違いない。楽しくお仲間になってくれると良いのだが。いきなりレッスンなので一寸面食らったかも
知れないが、仲間が増えるのは嬉しいことだ。嫌にならず長く続けて欲しいものだ。
私は懸案のバックでのカットを中心にやらせて貰った。次の目標では、手首を内側に曲げて体の正面で打つショート
の打法を、せめて何とか覚えたいと思っているのだがなかなかうまくいかない。
うまくいかぬと直ぐ飽きてきて、一番楽なのだが唯何も考えずにフォアーでバンバン打つだけになってしまう。
バックやショートをマスターしようと無理にあがくより、まあ楽しくのんびりやって長く続いた方が良いのだろうか。
レッスン終わってもう6時なので、都合の良い有志6人に先生とで夕食をする。
この間の世界卓球の話などを中心に、あれやこれやのよもやま話が楽しく弾んだ。
労せずして、或いは一夜にして上手になってしまう秘策とか、ピンポン上達の秘密の特効薬などを、特別に教えて
貰えるかなと思っていたが、それは次の新年会の宴会まで持ち越しの様だった。
腹一杯、大満足してお店を出たら、台風の前触れなのだろうか、激しい雨にあってしまった。うまいものの後は難儀が待っているものだ。