マッキー歯科医院の気まぐれ日記帳(旭川市)

旭川の山田歯科。日々の診療室の出来事、実践していること等々のブログです。 <ホワイトニンク、インプラント、審美>

パウダーフリーグローブ

2017-11-17 12:49:12 | 日記

昨年暮れに、厚労省から:
パウダーが付いていない医療用手袋への供給切替えを促します

平成28年12 月19 日、米国食品医薬品局(FDA)が、医療用手袋に付いているパウダー(コーンスターチ等)が安全性上のリスク要因になりうるとして、平成29 年1 月18 日より、パウダー付き医療用手袋の流通を差し止める措置をとることを発表しました。
我が国においては、従来から関係業界においてパウダーが付いていない製品(以下「パウダーフリー手袋」という。)への切替えを進めており、既に流通している医療用手袋に占めるパウダーフリー手袋の比率は年々増加していますが、今般、日本グローブ工業会より、今回の米国での措置を踏まえ、パウダーフリー手袋への供給切替えの強化に取組むことの報告を受けました。

・天然ゴム製のパウダー付き手袋
手袋に付いているパウダーは、天然ゴム蛋白のアレルゲンのキャリアとなり、まれにアレルギーを誘発する可能性があることや、肉芽腫および術後癒着の形成リスクを高める恐れがあることが報告されているため、リスクを考慮して使用を検討する

・非天然ゴム製のパウダー付き手袋
手袋に付いているパウダーは、肉芽腫や術後癒着の形成リスクを高める恐れがあることが報告されているため、リスクを考慮して使用を検討する


マッキー歯科では、かなり以前からパウダーフリー手袋を使用しています。

ラテックスグローブとニトリルグローブ を使用しています。
マッキーはラテックスとは相性が良くないようで、ニトリルのグローブを使用しています。
診療室ではスタッフの好みと手の大きさがそれぞれ違うので、多種類のグローブを用意しています。


<パウダー付手術用手袋を使用するとき、使用前の洗浄が不十分であると残留したパウダーが強く固まり、患者が異物反応を起こしやすくなるといわれている。また、パウダーは手指皮膚の擦過・乾燥を引き起こし、刺激性接触皮膚炎の原因ともなり、使用する医療従事者にとっても害が多い。そのためイギリスやドイツでは、10年以上前からパウダー付手術用手袋の使用が禁止されている1。我が国ではこれまで公的な規制はないものの、関係業界では、パウダーフリー手袋への切替えが進められてきていた。>