自分の周辺で、たまにあるこんなパターンの会話がちょっと気になっていた。
友達「なかしま(仲志満)さんに行ってみたいな~。」
私 「今度行こうよ!なかじまさん、美味しいよ~。」
どこが違うかお分かりでしょうか…?!
自分もいっつも文字間違えしちゃったりしてるから偉そうに言えないけど(汗)、
やっぱり名前は呼び方も大切なワケで…さりげなーく「間違ってるよ」とPR。
で、最近、大将もちょっと気になっていたというのを知ったので、改めまして。
「仲志満」と書いて「なかじま」さんです。
と、ちょっと前置きをしまして。
この日は、仲志満さんで、
三重は四日市の酒蔵、タカハシ酒造 の 天遊琳の会。
しかも、この日は大将も念願の 高橋社長と共に!!!
用意された 天遊琳 は全部で9種類。
◆伊勢の白酒23BY
◆手作り純米酒 2011
◆手作り純米かすみ酒 2011
◆手作り純米限定にごり 2009
◆特別純米限定瓶囲い 2010
◆手作り純米伊勢錦 2009
◆純米吟醸 阿波山田錦55 2008
◆純米吟醸 阿波山田錦50 2008
◆秋酒 純米大吟醸 2008
これらのお酒たちは、いつもの酒屋さんの "新メンバー!(笑)" が届けてくれたそう♪
おつとめ、ごくろうさまでーす!
乾杯は、伊勢の白酒 から。
しゅわっしゅわわ~~~で、あま~い。でも、キレはしっかり。
仲志満さんでは、いっつも先附の定番が「お豆腐」なのだけど、
毎回、旬の食材を使ってくれて、とっても楽しみ。
この日は とうもろこし豆腐 だ!
すごーーーく濃厚! トウモロコシが "ぎゅ!" って詰まったような味わいで、自然な甘みも。
そそ…お猪口は、平杯とぐい飲みの2種類を渡してくれるのが嬉しい。
自分が選んだぐい飲みタイプの方は、平杯のような口当たり…というかなり変わったもの。
大将曰く、これを造った職人さんは、将来、人間国宝になるとか…?!
前菜は 新いくら醤油漬け 秋刀魚寿司 合鴨土佐酢煮 自家製からすみ 。
くう~~~、この前菜が…食べたくないんだよな~~。
…って書き方が誤解を与えちゃうけど、
この後もちびちびつまみたいから"もったいなくて" 食べられないのだ。
結局、からすみといくらだけは、ず~~~~っと抱えておりました(笑)。
さてさて。
前菜を食べながら3種類の 手作り純米酒 を一通り頂いたあと、
また高橋社長からこのお酒造りのお話をいただく。
限定にごり酒は、"奈良の某なんちゃらのどぶ" (バレバレ)を目指していて、
「にごりの量だけは勝とう!」という想いで造ったんだそう。
でも…しゃちょー!全然違うものに仕上がっています!!
すんごいキメが細やかでトロトロ~~~~。
お酒を濾す時には、社長自ら "怪しい踊り" を踊るんだとか。
(=越す作業をする時の腰の動きだそう(笑))
続いてお料理。
椀物は 金目鯛 梅みぞれ仕立て 。
ああ~~~出汁が美味しい(>_<)!
仲志満さんの汁ものは、ほんっとに "ほわぁぁ~~~" って口から花が出る感じ。
お造りは 尼鯛 蛸 鰯酢〆
鰯と尼鯛のあぶら乗りがスゴイ! うまーい!
(あ…紫蘇を全部醤油皿に削ぎ落としてから写真撮っちゃった(汗))
これらの料理と共に、特別純米や伊勢錦、阿波山田を楽しむ。
高橋社長の隣をちゃっかり陣どっちゃった自分、
お酒についても色々聞けるから楽しいー♪
ちなみに伊勢錦は、
山田錦の母方の祖先にあたるとか…?!と、これまた社長が熱く語ってくださる。
山田錦の母は 山田穂 と言われているけど、その山田穂の大元は、
当時、伊勢詣で に出かけた兵庫の農家さんが現地の稲を持ち帰ったものなんだそう。
ここでも、やっぱり 伊勢神宮 って存在は大きいよなぁ! って思ってしまう。
ちなみに、
そんな伊勢神宮のお神酒を納めてらっしゃるのもタカハシ酒造なのであります。
(仲志満さんの冷蔵庫にちゃっかりお神酒一升瓶が入ってた(笑))
さてさて。
お燗も楽しみつつ、みんなが酔っぱらう前に、と 秘酒 純米大吟醸 も登場!
炊合せは 鱧 鮑 帆立 椎茸 冬瓜 人参 の 萬炊き合わせ 。
はぁ これもお出汁系だぁ
こんなに良い出汁がでてるのに、炊き合わせの野菜たちや鱧もこんなに美味しいのはナゼ?
(って聞く自分って無知すぎる?)
焼物は 鱸(すずき)香焼き 。
あはは…最初のいくらがまだ残ってる。(というか残しているワタシ)
最後は、仲志満さんといったらコレ!な、土鍋を使った御飯。
ポーズを取ってくれる "巨匠" !サマになってます。
ここで、大将の顔と一緒に再びすり込みを…
「なかしま」ではなく「なかじま」です。(しつこい?)
土鍋の中は 鯛 茗荷 信田 御飯 。
撮影タイムが終わったら、全体を混ぜ合わせてくれて、一人一人に盛ってくれる。
「おこげくださ~い♪」 と思わず言ってしまうのは私だけ?!
鯛と信田=油揚げ と、そしてその出汁を吸い込んだお米が見事に合わさって
茗荷も良いスパイスです~~~!おいしーい!!
で、毎回書いちゃうのだけど、〆の食事っていうより、
この御飯も "お酒のアテ" になっちゃうワケで。
もうもう、、んもう、どれもこれも美味しすぎっす。
この日は、大将が大好きな天遊琳の会、しかも社長がいらっしゃるということで、
すんごい気合いを入れてくださったそう。
それに、高橋社長ともこんなにたくさんお話する機会が持てて大感謝です!
お米や造りの話しを熱く語ってくださる時も、ユーモアあって、とっても親しみ感があって。
こんなに美味しい料理と天遊琳、そして社長にお会いできて、ほんとに良かった…
ヘタしたら…と思うと…ぞぉぉぉ~~~~(>_<)。
---以下、おまけ---
というのも…
実は…
この会の事を、す……………っかり忘れていたド阿呆な自分。
たまたま当日、昼から飲んでる事を face book に書いたら、
大将が「午後待ってます!」ってコメントくださって気付いたワケで(しょーもねー自分)。
なかじまさぁ~~~ん、ホントにコメントありがとうございました!!!!
(最後まで、くどい?)
[日本料理 仲志満]
東京都大田区大森北1-11-11
03-3762-1765
11:30~14:00 / 18:00~23:00 (土曜日は夜のみ)
定休日:日曜・祝日
[以前の日記]
・2012/7/1 出産直前の妹と
・2012/5/15 丹沢山・隆 の蔵元「川西屋酒造店」を囲む会
・2012/2/5 マッキーホイホイに捕まった
・2012/1/11 仲志満さん大忘年会!
・2011/4/25 東京から元気になろう
・2011/3/2 H22BYの新酒がズラリ
・2010/12/28 カラスミの食べ比べ
・2010/12/2 蓬莱の蔵元、大矢さんと一緒に
・2010/6/18 父親と
・2009/12/27 かきくん
・2009/8/23 体が自然に欲するもの
・2007/6/7 妹と父と
朝から飲んでも、肝臓のキャパには問題なだろうと思ってましたが、やっぱりね。
仲志満さんの料理はいついっても楽しませてくれます。
旬な食材がいっぱいなのも嬉しいです。
問題は夜、相方の夕飯が作れないこと・・・
と思ったけど、やつもゴルフで遅くなりそうだったから
「ちゃーんす!」と。
しっかし、朝からお恥ずかしい姿(Face Book)をお見せしまして。
「あーーあ、やっちゃったね」って思われてたんだろうな~と(汗)。
そうか、そうやって知らせてもらえる便利さもあるんだな。ふむふむ
それで、「なかじま」さんなんだ。
今の今まで「なかしま」・・な にアクセント!・・だとばかり思ってたよ。
美味しそうな料理とお酒の数々・・・逃さなくて良かったね!
素で読めばたしかに「し」ですもんね。
いやはや大将のお陰でホントに助かりました(汗)。
妹と飲みに行った時に予約してたけど2ヶ月前だったのと、
あの時ちゃんとメモらなかったからすっかり忘れてました…
あぶなーーーい!!
っていうか、大将にもちょーシツレイですよね(汗)。
音(イントネーション)で覚える…というか印象づけると頭に入るんじゃないですかね~。
あのあと、正確には立石行ってからホテルに…なのですよね?!
"あのあと" の "あの" 日記も温存しているのですが
まだ書きかけで…(汗)。
早くアップしなきゃー。