信州まつもと空港で、沖縄物産展が開催されるというので、信州まつもと空港まで行ってきました。空港わきのスカイパークにはしょっちゅう出かけているのですが、空港自体には久々でした。普段は満席でも80人乗りの飛行機が1日2往復しているだけですが、珍しく駐車場は混んでいました。
ターミナルでは琉球祭り太鼓がちょうど披露されていて、たくさんの人が見ていました。出かけた時間も遅かったので、かなりの品物が売り切れていて、あまりゆっくり買い物ができませんでした。
普段の空港は閑散としていて、私の前を走っていた車が駐車場の入り方が分からないくらい認知されていない空港だなと感じました。
ただ、県域の空の玄関ということもあり、ここに来ればお土産物屋が充実しているので、買い物には便利な場所です。ざざむし・はちのこ・さなぎの珍味も充実しています。送迎デッキもいい眺めです。
地元では、JALの経営破たんで今年5月で定期便を撤退し、そのあとどうするのだという議論が地元メディアが盛んに報じてました。結局、静岡にあるFDA(フジドリームエアラインズ)の小型ジェット機が、福岡・札幌便について毎日1往復することが決まりました。大阪便がなくなってしまいますが、いちおう定期便が残るのでよかったのかなと思います。座席数は、JALのQ-400とほとんど変わらないようです。
でも、そのための準備として、離発着料の全額補助や改装費だどの1億円程度(最終的には、2010年度当初予算で滑走路の設計費含めて7500万程度と決まったようです:2月9日追記)の予算が県から出るらしいです。離発着料はジェット機のほうが高いため、これを期待してプロペラ機からジェット機への転換を運行会社にお願いしていたと記憶していましたが、なんだかそれ以前な感じがします。
FDAによる、運行も利用者が使っていかないと結局ダメになってしまいます。最近の新聞に出ていた、福岡→まつもと→札幌→まつもと→福岡のルートも1機の飛行機が行ったり来たりなので、無くなる時は一度に無くなってしまうかもしれません。以前は、仙台・高松・松山など定期便もありましたが短期間で消滅してしまったようです。JAL主導ではなく、民間の中小航空会社ですので、生かすも殺すも利用者側なのかなと思いました。
でも、公共交通機関は大都市圏を除き、すでに利潤追求の産業ではなくなっており、補てんありきでいかないとなかなか難しいと思います。確かにクルマは便利ですけどね。
なかなか普段の交通機関としては利用しないものですが、パックツアーだと意外に安いので、日程合えば選択肢の一つにはなるのかなと思います。