ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

湖の周りを走るクロス

2006-05-09 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
 なか一日置いて、また別の湖の周りを走るクロスです。1周約1500mとのことですが、これがまた危険なコース。公園なので、舗装されていないところもあるし芝生を横切るところもあり、階段を登り陸橋を渡り、鉄柵をかいくぐり急カーブあり。

 距離が短いのでものすごいスタートダッシュで、足場の悪いところで本当に危なかったです。何とか走れるようになったのは半分を過ぎてから。前に女子選手が見えたので徐々に追い上げ、ラスト300mほどでいったん前に出るけれども付いてこられて、ラスト100mで抜き去られました。

 ゴールしてみれば、まだ子供。年齢を尋ねると14歳とのことでした。そりゃ、スピードではかなわない。私がもう少し賢くレース運びをするべきでした。途中で前に出ずに彼女に気づかれずに付いていき、隙を付いてゴールに飛び込むべきでした。こちらで大事なのはタイムではなく勝ち負け。順位を上げてゴールすること、そして勝つことなのです。日本では百戦錬磨を自認していたけれども、まだまだ未熟者であることが露呈してしまいました。

        

 このレースの表彰は男子8位までと女子1位のみ。男子1位500レイ(=約2万円)、2位300レイ、3位100レイ、以下60レイと続きます。ほかに全体の25位までTシャツプレゼントがあり、私は辛くも24位(女子ではアリーナ、アナ、14歳の女の子に続き4位)だったので主催の政党ナショナルリバティー党の黄色のTシャツをいただきました。綿の普通のTシャツだけれども、日本から十分な量のTシャツを持ってきていないので、これまたとても助かります。早速部屋着に愛用しています。

 この週末だけは、たまたまクロスが4つも続いたけれども、こちらではそんなにたくさんレースがあるわけではありません。でも、走り仲間はレース大好きなので、まめに参加しているみたいです。なにせ参加無料だし、入賞すれば賞金をゲットできることもあるし、大会によっては参加賞にTシャツをくれるし、必ずといっていいほどお楽しみ抽選会があって何かもらえるのです。私はまだ賞金も抽選グッズも当たっていないけど、そのうちチャンスがめぐってくるかしら?

* 日本の友人からコメントをいただきました。
何かの雑誌で 陸上の為末大選手がプロの道を選んで
海外レ-スを渡りあるいていた時
レース賞金だけで暮らしている、他のヨ-ロッパ選手から
勝つ事へ執着心を学んだと書いていたけれど・・・
タイムより勝ち負け!
やっぱり そちらでは 素人もアスリ-トも全て、勝ってなんぼの
世界なのかな~ 賞金もでるしね・・・

*今後のレース予定*
5月10~13日:サン・ジョルジュにてAll Policeman Championship of Athleticsに参加するマイダーリンの応援。
5月20日フランス入り、24~27日Tour du Pays de Caux。6月1日ブカレストへ帰還。
6月フルマラソン。
8月45キロレース。