ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

まるでルーマニア合宿?!?

2006-05-03 | ルーマニア・ランニング事情
 ブカレストに到着して一週間。まるでマラソン合宿のように毎日走っています。というのも、5月9日からのオール・ポリスマン・チャンピオンシップ陸上競技大会に出場する予定の彼は、その直前の2週間の職務免除を受け、代わりに朝9時に陸上競技場(スタジアム)に集合してブカレスト管轄の警察官の合同練習に参加しているのです。

 ブカレストの彼の家に到着したその夜に、当然のように、「明日、朝9時ニ陸上競技場デ練習会ガアルカラ、一緒ニ行クカラネ。」と言われ、時差ぼけも何のその、トラック練習開始です。ルーマニアの陸上競技連盟の運営するそのトラックはもちろん全天候型、いつ行ってもそれなりにたくさん人が走ったり跳んだりしています。近くにはヘラストロウ公園という、大きな湖を携えた公園があり、一周6キロの湖畔のフラットなコースもあります(ただし、一部鉄橋のレールの上を走る部分あり、残念ながら距離表示などなし)。

 私は、といえば、ウォーミングアップのジョグだけは彼らと一緒にして、後は自分のペースで好きなように走っています。で、また彼の一声・・・「5月7日ニ、ブカレストデ、クロスロード(=短い距離のマラソン大会)ガアルカラ、ソレヲ一緒ニ走ルカラネ。」・・・え?ここでまた、ランニング大会に参加するの?実は昨年10月に初めてブカレストを訪れたときにも、偶然、このようなランニング大会があり、当日参加(=こちらの短い距離のレースはほとんど当日エントリー)して、年代別優勝してしまったのです。結構大きな規模の大会だったらしく、昨年度の記録を集計した年鑑に、私の名前を載せてもらいました。

 5月7日に4キロのレース、5月24日からは3回目の参加となるフランス・ペイ・ド・コーのレースを控えて、走りこみと調整をすることになった私は、走る時間と環境だけには恵まれたようです。午前に警察官の合同練習、夕方には彼がいつも練習している変形400mトラックでの練習に一緒にでかけ、一日2度走ることになったのです。

 4日間で合計6レース、全長90キロ余りのペイ・ド・コーのためにトラックで15キロのペース走をしました。トラックでのペース走は初めてで、しかも自分ひとりで走ったので、37周半は、非常に集中力を要しました。4キロレースのために1キロのインターバルもしました。こちらは3本で終わらせたので、少しは楽に走れました。

        

 毎日、こんなに走っていていいのかしら?彼のご家族と一緒(63歳のお母さまと4歳年下の弟さん)ですが、調理・洗濯・掃除など、まったく私の出る幕なく、すべてお母さまがしてくださいます。私は、と言えば、自分の飲みたいワインとビールを買ってくるくらいかしら?それに自分の食べたいチーズにヨーグルト。せめてもと思いお皿洗いをするのですが、「置イテオイテクレテイイカラ。」とお母さま。いつも彼と一緒に走りにばかり出かけ、着ているものといえばスポーツウェアーばかり。とんでもない嫁が日本からやってきた?!?