(ほとんど)シネマ日記

できるだけたくさん映画を見たいという希望をこめて

ライラの冒険 黄金の羅針盤

2008-03-02 17:07:59 | 映画ら行
来日した二コール・キッドマンが、何故か不機嫌なように見えた理由が分かりました。大変な予算を使って、しかも私のような大女優に悪役までやらせて、それでこの出来ですか、って思うでしょうね、彼女じゃなくても。

誰もが動物の形をした分身ダイモンと一緒に生きている世界。両親をなくしオックスフォードの学寮で育てられたライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)。この世を汚染させるダストの研究をする叔父(ダニエル・クレイグ)が、何者かに命を狙われていることを知る。しかし、何も教えずに叔父は旅立ってしまう。その頃、子供の誘拐が続発し、ライラの親友のニックも居なくなる。ライラは、謎の実力者コールター婦人(二コール・キッドマン)の供をして北の国に向かう。ライラは旅立ちの日に学長から真実を告げる羅針盤を貰うのだった。

と、あらすじを書いても何だかさっぱり分かりませんが、実際に映画を観てもストーリ全体が秘密にされていて、よく分からないのです。
確かに、精霊ダイモンたちを表現したCGは非常に良い出来です。(まあ、今更CGでは驚きませんけれれど)。主役のダコダちゃんも、目に力のある子で将来楽しみです。でも、決して挿話やディテイルだけで持たせるほどよく出来ている訳ではないのです。これでは映画が中途半端です。次回以降も観ないと話が分からないようじゃ、普通は映画になりません。でしょ?


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