こういう映画をもっとたくさん観たい。とりたててクライマックスも結末も無いのだけれど、登場人物が感じたものが伝わってくる映画でした。後にチェ・ゲバラと呼ばれキューバ革命を指揮したエネルスト・ゲバラが、医学生だった２３歳の時に友人のアルベルト・グラナードと南米大陸をオートバイで旅した記録です。
エネルトス（ガエル・ガルシア・ベルトナ）とアルベルト（ロドリゴ・デ・ラ・セルナ）は、とんでもなく大きな排気 . . . 本文を読む
この映画の予告編の作り方は正しいですね。映画の怖さを損なわないように注意深く作られています。
その村は森で囲まれている。森には「彼ら」が住み、村の人々が森に入ることは禁じられていた。村人が森を侵さないかぎり「彼ら」は村にはやってこないと信じられており、村人たちは厳しくそれを守っていた。しかし、不吉なことが起こる。小動物が殺され皮をはがれて家の前に置かれる。家々の扉に不吉な赤で印が付けられる。「彼 . . . 本文を読む
映画が良かったというより、ジャズが楽しかった言う方が正しいかな。おやじ達の趣味に付き合わされた女子高生たちはちょっとかわいそうだったかも。
夏休みの補習に出させられていた落ちこぼれ気味の女子高校生たちが、集団食中毒に当たってしまった吹奏楽部の代わりに、高校野球の応援演奏にかりだされる。１０日で吹けるようになるために懸命に練習したのに、試合の前日にレギュラーメンバーが復帰してきてお払い箱になる。最 . . . 本文を読む
ベン・スティーラとジャック・ブラックのコメディ。飛行機の中で観ました。妬み（Envy)って、コメディとしては、なかなか難しいテーマで、どんなに風に終わるのか興味をもって見てましたが、いかにもアメリカ風の結末でした。面白いといえば面白いんだけれど、ちょっと軽すぎ？
ティム（ベン・スティーラ）とニック（ジャック・ブラック）は親友で、隣同士に住んでいる上に同じ会社に勤めている。会社ではティムが上役なの . . . 本文を読む
青山劇場でビック・リバーを観てきました。この舞台は、ハックルべリー・フィンの冒険をミュージカル化したものです。マークトウィンは小説「ハックルベリー・フィンの冒険」の最初に、こういう注意書きをしています。『この物語から主題を探そうとするものは告訴されるであろう。この物語からモラルを探そうとするものは罰せられる。この物語からプロットを探そうとしたら撃ち殺す！』この劇も、この注意の朗読から始まるのです。 . . . 本文を読む