(ほとんど)シネマ日記

できるだけたくさん映画を見たいという希望をこめて

漱石墓参り

2013-06-08 21:52:08 | 絵画ほか
「生あれば死あるは古来の定則に候へども、喜生悲死もまた自然の情に御座候。春夏四時の循環は誰れも知る事ながら、夏は熱を感じ冬は寒を覚ゆるもまた人間の免かるる能はざる処に御座候へば、小にしてはご母堂のため、大にしては国家のため、自愛せられん事こそ望ましく存候」
若き漱石が病床の友人子規に宛てた手紙の一文です。格調の中にも心情あり。さすが漱石偉い。
というわけで、旧友たちと雑司が谷に漱石のお墓参りに行ってきました。


墓地の中でも飛び抜けて大きくて立派なお墓。金之助も意外に俗物だったのか?と思ってしまいました。


それに比べて夢二のお墓はおしゃれ。

鏡花のお墓は四角い。

小泉八雲のお墓はさすがに古い。

もっと古い、ジョン万次郎!


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