秋葉原という町で

22日のことですが、映画「RIVER」を鑑賞しました。

あの 秋葉原の無差別殺傷事件をテーマに
事件で恋人を亡くした女性の新たな１歩までを描く

秋葉原の町を歩き、さまざまな人たちと会っていく
その模様を淡々と　ある種 それだけでもあり

しかし

この秋葉原という町の独特の空気感、人々をリアルに描いていて
切り取られているかのような

けっこう ドキュメンタリー的というか
ゲリラ撮影もあったということもあるとは思いますが

ただ もう少しあの事件について描いて、触れてほしかったですね
あの特異性を深く・・・

とはいえ 今を描くうえで避けられない、震災も扱っており 志しを感じるが
やはりそこだけ浮いてるように感じてしまったかな

主演の蓮佛美沙子の自然なリアルな
演技は素晴らしかった

田口トモロヲもいい味、いい台詞を言っていて 印象深い

私的には もう少しストーリー性がほしかったかなぁと
あまりにも抽象的すぎるとも感じた

ただ 題材だけにアリな気もしますが

パンフレット:600円
　　　　　　もう少し量がほしかったかな

私的評価:３
　　　　OP 長回しでの歩くシーンは印象的でした
　　　　全体として もう少し 飽きさせぬドラマ要素がほしかったかな

この秋葉原の事件は今後も題材として取り上げられる気はするが
その最初としては意味はある気がしますね


それでは、また