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笑う社会人の生活

笑う学生の生活 改め
主に、映画やドラマ、小説、音楽などの私的な趣味のことや日々の出来事を綴っています。

強烈なアンサンブルの強み

2014年02月10日 | 2014年 映画 レビュー
映画「アメリカン・ハッスル」を鑑賞しました。

詐欺師アーヴィンと相棒で愛人のシドニーはFBIのリッチーに逮捕されるが、無罪を条件におとり捜査への協力を持ち掛けられる
架空のアラブ人富豪をダシにカジノ利権に群がる政治家やマフィアを一網打尽にする計画で標的の市長に近づくが・・・

1970年代後半 アメリカを揺るがした政治家などの収賄スキャンダル、アブスキャム事件を題材にした実話で
警察と詐欺師が手を組むという まさに映画的な!

おとり捜査、騙し、詐欺師たちと まさにコン・ムービーと思いきや
そういった面白さやサスペンス感は薄く・・・

そういう意味では肩すかしだったかな

とはいえ「世界にひとつのプレイブック」を撮った監督らしく
人間ドラマがメインで 濃いキャラクターたち、愛すべきダメな可笑しな人間たちのアンサンブルで見せていく面白さが!

クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス 、ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンスと
まさに役者で見せる人間模様

時代もあり その派手さもまた強烈で
そして その当時の音楽の使われ方が巧いなぁと

ストーリー的にもけっこう入りくんでて、単純に面白い作品ともいえず
けっこう好みは分かれそうですが

これだけの作品、個性を巧みに撮り上げた監督の力は流石

パンフレット:700円
      内容もあり
      値段に合っているかと

私的評価:3+
    この座組ということもあり ちと期待し過ぎたか
    とはいえ、作品の質やアンサンブル感は強く 流石だなぁと

監督らしいといえば そうなのだけど、もっと事件のハラハラ感があればなぁと
ただ この監督しか撮れない作品ともいえるかと


それでは、また








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