朝はパン食である。
それほど甘いものが好きなわけではないが、子供の頃からの習慣でトーストにはジャムがなければいけないように思う。
そんなわけで旅先でもめぼしいものがあればジャムを買う。
ビンが重いと思いつつ、帰国後もしばらく旅の余韻が楽しめるので。
現在わが食卓に上っているジャムの数々。
左はマレーシアのカヤ・ジャム。カヤとは卵黄とココナッツミルクでできたカスタードのようなもので、はじめて食べた時はそのおいしさに感激した。これを塗ったトーストはマレーシアやシンガポールの代表的おやつである。ただしクアラルンプルの空港で買ったこの瓶詰めは蜂蜜入りでちょっと甘すぎ。一向に減らない。
右はヨルダンで買ったワイルド・プラムのジャム。ワイルド・プラムが普通のプラムとどう違うのか、生の果物にお目にかかっていないのでわからないが、ジャムは酸味が効いておいしい。
右側、ラダックのアプリコット・ジャム。7月にラダックに行くと道路沿いにオレンジ色の実がたわわに実っている。これを乾燥させて保存食にしたり、種から油を絞ったりするのだが、レーにはジャム工場もいくつかある。銘柄もいくつかあるようだが、写真の Ladakh Ecological Group の製品は着色料も使わず、今まで買った中で一番おいしい。おすすめ。
左は昨年、バドリナートで買った蜂蜜。「公害のないガルワール・ヒマラヤの高地で採集された純度100%の蜂蜜」というのがそそるではないか。インドでも最近は添加物とかオーガニックに関心が高まっているらしい。
ところで旅先でのジャムの思い出といえば初めて行ったイスタンブール。もう10数年も前にひょんな事情から父親と二人で旅行する羽目になった。じじい連れだったせいか、ホテルのボーイさんやスッチーにえらく親切にしてもらい父娘ともども感激したのだが、もう一つ、朝の食卓にあったチェリージャムがおいしくてこれにも感激。ホテルによくある食べきりサイズのパックだったもので、毎朝父娘でいくつかづつポケットに入れて持ち帰った。つくづくせこい親子だ。
でもその後買った瓶詰めのチェリージャムはホテルのものほどおいしくなかった。
もう一つ、今まで食べたジャムの中で一番好きだったのはフランス、エディヤールのココナッツ・ジャム。甘さの後にあの繊維が口に残るのが好きで、こう書いているだけでも食べたくなる。昔は銀座の松屋に売っていたのだが、日本では人気がないとみえて消えてしまった。あのココナッツ・ジャムを買いにパリに行きたい。
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それほど甘いものが好きなわけではないが、子供の頃からの習慣でトーストにはジャムがなければいけないように思う。
そんなわけで旅先でもめぼしいものがあればジャムを買う。
ビンが重いと思いつつ、帰国後もしばらく旅の余韻が楽しめるので。
現在わが食卓に上っているジャムの数々。
左はマレーシアのカヤ・ジャム。カヤとは卵黄とココナッツミルクでできたカスタードのようなもので、はじめて食べた時はそのおいしさに感激した。これを塗ったトーストはマレーシアやシンガポールの代表的おやつである。ただしクアラルンプルの空港で買ったこの瓶詰めは蜂蜜入りでちょっと甘すぎ。一向に減らない。
右はヨルダンで買ったワイルド・プラムのジャム。ワイルド・プラムが普通のプラムとどう違うのか、生の果物にお目にかかっていないのでわからないが、ジャムは酸味が効いておいしい。
右側、ラダックのアプリコット・ジャム。7月にラダックに行くと道路沿いにオレンジ色の実がたわわに実っている。これを乾燥させて保存食にしたり、種から油を絞ったりするのだが、レーにはジャム工場もいくつかある。銘柄もいくつかあるようだが、写真の Ladakh Ecological Group の製品は着色料も使わず、今まで買った中で一番おいしい。おすすめ。
左は昨年、バドリナートで買った蜂蜜。「公害のないガルワール・ヒマラヤの高地で採集された純度100%の蜂蜜」というのがそそるではないか。インドでも最近は添加物とかオーガニックに関心が高まっているらしい。
ところで旅先でのジャムの思い出といえば初めて行ったイスタンブール。もう10数年も前にひょんな事情から父親と二人で旅行する羽目になった。じじい連れだったせいか、ホテルのボーイさんやスッチーにえらく親切にしてもらい父娘ともども感激したのだが、もう一つ、朝の食卓にあったチェリージャムがおいしくてこれにも感激。ホテルによくある食べきりサイズのパックだったもので、毎朝父娘でいくつかづつポケットに入れて持ち帰った。つくづくせこい親子だ。
でもその後買った瓶詰めのチェリージャムはホテルのものほどおいしくなかった。
もう一つ、今まで食べたジャムの中で一番好きだったのはフランス、エディヤールのココナッツ・ジャム。甘さの後にあの繊維が口に残るのが好きで、こう書いているだけでも食べたくなる。昔は銀座の松屋に売っていたのだが、日本では人気がないとみえて消えてしまった。あのココナッツ・ジャムを買いにパリに行きたい。
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あまりの大きさ&重さに断念したんですが
やっぱり美味しいんですねっ?
オイルで妥協なんかしないで
頑張ればよかったなあ・・・
小さいサイズ出来ないですかねえ
おいしいパン屋がちょっと遠いので
最近は朝から和食だったんだけど、これ見たら
ちょっとパンを買いに行きたくなったわ。
ココナツ系は私も大好きなので
すごい食べてみたいぞー!!!
週末はおいしいパンを買いに行ってこよう・・・
台湾でもおいしい蜂蜜見つけたよ。
いつか書けるといいんだけど。
鬱陶しいなんてとんでもない!コメント、大歓迎ですよん。
東京のヤクン、検索しちゃいましたよ。店は豊洲に1軒、微妙な場所なんで通販で試してみましょうかね。
それにしても辛党のKmalaさんがカヤジャム好きだなんて、意外だわ(笑)。
めておら様、
実は写真のアプリコットジャム、これは200グラム入りの小さい瓶なんですよ。売っているお店は1軒しかなかったみたいだけど、探せばあったんです。
自然な味でおいしいですよ、次回はぜひ。
こち様、
台湾のパンってちょっと甘いのが多くないですか。
元が甘いからジャムは必要ないかもしれないけど、台湾名物の愛文マンゴーのおいしいジャムなんてないですかね(高級果物屋さんの高級ジャムはどうですか)。台湾の蜂蜜にも興味ありあり。記事、お待ちしてますよ。
パック売りのものは買って帰ったことがありますが、びん入りはなかなか…。
美味しいものは美味しいですよね。
でも、当たりはずれも大きいような。
カヤジャム、なつかしいです。トーストとポーチドエッグと緑色の(パンダンのせい)カヤジャム、という組み合わせの朝食をKLのチャイニーズのコーヒーショップみたいなところで何度か食べたことがあります。
確かにジャムって当たりはずれが大きいですね。
買うときは結構ギャンブル気分です(笑)。
tongshin 様、
バニラとアーモンド入りのアプリコット・ジャム!もう聞くだにおいしそう。
北欧っていろいろなベリーのジャムをたくさん食べるイメージですよね。tongshinさんも確かいろいろ作られていたはず。あれはやはりみなさん家庭で手作りされるんでしょうか。日本に入って来ることはあまりないみたいで残念です。