愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

咬みつきの抑制の大切さ

2006-05-30 15:13:02 | しつけ
どんな犬でも咬みつく!?

…咬みつきの抑制の大切さ
仔犬と暮らし始めたばかりの新米オーナーの手を見ると、仔犬の歯が当たってできたと思われる細かい傷がたくさんできていることがあります。

かわいい仔犬と夢中になって遊んでいるうちに、針のように鋭い歯が当たり傷ついてしまったのでしょう。

仔犬の遊びは、ほとんどが口を使ったものです。これは人間との遊びであっても、犬同士の遊びであっても同じです。

しかしこれはあくまでも遊びなので、仔犬は本気で相手を咬むことはありません。

ソフトに、甘えるように咬むことから、一般的に「甘咬み」と呼ばれています。

ある動物学者は、この仔犬が咬みつくという行為を「正常かつ自然であり、なくてはならない仔犬の行動」と言っています。

しかしこれまで日本で紹介されてきたほとんどのしつけ法では、咬むという行為はすべて悪であり、たとえそれが甘咬みであったとしても許してはいけないとされてきました。

しかしこの学者の理論は、一言で言えば仔犬に「咬むことを禁止する」のではなく「安全な咬み方を教える」というものなのです。

この理論は、これまで長い間仔犬の生態を観察・研究してきた経験に基づいて考えられたものです。

「咬みつき遊びによって子イヌは咬みつきの抑制と甘咬みを発達させます。

子イヌが咬みついて相手から適切な対応を受ければ受けるほど、安心できる成犬になります。一方、子イヌの時にマウズィング(舐めるように咬むこと)も咬みつきもしなかった子イヌのほうが、成犬になって咬みついた時相手に深刻な傷を負わせる可能性は高くなります。

つまり、咬みついたことがなければ、自分の歯が相手に対してどれほどの痛手を与えるのか、どの程度の強さで咬まれると痛いのかということが学習できないと考えているのです。

成犬になってからも、犬はお互いに咬みつき合って、まるでケンカをしているかのように遊ぶことがあります。

しかしほとんどの場合、双方の犬に傷ができることはありません。

これはこの犬たちが、どんなに我を忘れた状況であっても、相手に傷を負わせないように口を上手に使っているからです。

このことをこの学者は「咬みつきの抑制ができた状態」と言います。

そしてこの「咬みつきの抑制」を仔犬に教えることが、オーナーにとってもっとも重要な義務と位置付けています。

仔犬の咬む力が強くなる生後4ヶ月までには、確実に「口を使うマナー」を教えておかなければなりません。

「どんなときでも絶対に咬まないようにしつければいいじゃないか」と考える人もいるでしょう。しかしそれは現実的ではありません。

いかにおとなしい犬であっても、突然脅されたり挑発されたりすると、とっさに思わぬ反応をすることがあります。十分に社会性がある犬でも、それは起こり得ることです。

老いのサインを見逃さない

2006-05-30 14:53:45 | 健康
同じ60歳でも10歳若く見える人と、年相応の人と、10歳老いて見える人がいます。

いくつになれば老人であると一括りにすることはできません。

愛犬たちにおいても、何歳になったからシニアである、と年齢だけで判断することはできないはずです。

犬種や大きさ、それまでの生活習慣によって個体差があります。

だからこそ、毎日の観察が必要なのです。

老いの兆候は見た目にも表れます。眼が白っぽくなってきたり、顔の毛が白っぽくなってきたりすることで気が付くオーナーが多い様ですが、その他にも耳が遠くなったり、被毛に艶がなくなりもつれやすくなったり、お散歩で歩く速度が遅くなったりということもあります。

また、口臭は歯石がたまり、口内の細菌が増殖している証拠です。これらの小さなサインを見逃さないことが、早期治療と早期対策に繋がります。

愛犬に覚えてもらわなければならないマナー

2006-05-29 16:16:31 | しつけ
人間と楽しく、安全な生活を送るためには、犬に覚えてもらわなければならないマナーがあります。

1.家庭のマナー(排泄のしつけ、噛むおもちゃのトレーニング)

2.家でひとりになる

3.人への社会化

4.犬に対する社会化

5.「オスワリ」と「静かに」の号令

6.咬みつきの抑制

ある動物学者はこの6つを必須のマナーだと言われています。

家族との関わりだけで犬が学べるものではありません。

ある本で笑ってしまったことがあります。

咬みつきの抑制で犬に咬みつかれたら人は咬みかえせと記述されているではありませんか。

母犬がこのように仔犬に教えているのだからというのが理由だそうです。

でも、私たち人は犬ではありません。

なにを勘違いされているのでしょうかね。

でもいろんな教育方法があるもんですね。