森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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橋下府知事のジコチュー。。。
橋下氏への関心は、いい意味でも悪い意味でも高いのでしょうね。
当ブログの記事、橋下氏は発言するたびに大阪をだめにする。。。にたいして、コメントを頂戴しました。そのなかの一つを紹介します。
さら_さんからのものです。
含蓄あるご意見だと私は受け止めます。いかがでしょうか。
橋下知事の他者感覚の鈍さとナルシストぶりはおっしゃるとおりだと思います。
橋下知事に対する支持は府民の中にある妬みや嫉みといった劣等意識をくすぐって自分が作り出した安全な敵に対して、同じような敵意を向けさせてることにあります。「府民感覚」は錦の御旗のように使われる言葉ですが、感覚を作り出す前提条件が冷静な視点に立った政策改善を目指したものではなく感情に任せた懲罰意識なんですから正常なものとはいえないでしょう。 実際、橋下知事が公開を求めているテストの結果についても公開した後、どうしたいのかは全く表明されないし、府民からも議論にあがりません。(おそらく次の攻撃材料になるだけだと思っていますが) 選挙時の公約から就任後の議会対応、マスコミ発表に至るまで給与削減以外に知事の具体的な政策マネジメントを挙げる事ができる人が何人いるでしょうか。そんなものはどうでもよくて、けしからん公務員や教員をとっちめてくれる事だけを求めて手段も目的も結果も実際のところどうでも良いというのが魔女狩り的な府民感覚となっているのではないでしょうか。 以前の国政選挙で投票率を下げて組織票中心に当選者をコントロールしたいと考え投票日に寝てて欲しいと言った政治家がいましたが、府民の意識をどこまで高めるかも知事の資質にかかるならば、橋下知事の意思は何も考えずに支持だけしてくれる府民を求めて成功しているのだろうと思います。 個別の政策課題を分析して無駄があるのなら職員と問題意識を意識を共有して、より効率的な手法、体制を作り上げていくことが、首長としての責務だと思いますが、朝礼では自説のアジテーションに終始し、次の敵作りに目を光らせるトップに共有感覚は育たないでしょう。意に沿わない意見をすれば敵認定なんですから。 橋下知事の求める事柄は、朝礼の件や盗撮の件、学力テスト件など違法性の疑いのあるものや混乱を引き起こす可能性のあるものが大半です。議論のきっかけを作っている。という意見もあるんですが、自らの意に沿わない者に対する処置が恐怖政治そのもので議論とは程遠い現状ですから。 職場では、幹部が馬鹿殿の暴走のフォローに右往左往しつつ、本人の前では恐れながらと機嫌を損ねないように持ち上げる。現場では、物言えば唇寒い状態で粛々と仕事をする。馬鹿殿の太刀持ち(私設秘書)は隠密宜しく隠し撮りにいそしむ。これで将来展望が明るいかどうかは民間感覚でも明白だと思うんですがね。 少々やけくそで思うことなんですが、大阪府はこれからは橋下知事の独裁国家になれと思ったりします。なまじフォローしようとして敵にされるくらいなら、すべて知事の言質、指示書、命令書を確保して完全なトップダウンでするんですよ。結果の混乱や苦情は密告大歓迎の秘書室で受けてもらうということでどうでしょう。職員レベルでの前向き提言や起案をすべて封じ込んで疑義があれば秘書室に直行。指示書に従って公僕(皆さん大好きですよね)として執行するので良いじゃないですか。 冗談はさておき府政の今後ですけど、可能性は低いながら良い結果は出るかもしれません。けれどマネジメントがない上での話ですから偶然です。けど、自分の成果とするでしょう。逆に出ない可能性は高いと思います。で、職員の責任(努力不足とか)にするでしょう。決して特別職として特別重い責任を追う事はないと思います。(フィットネスとか特別ゆるい扱いは享受しますが) |
さらに、一つ、さら_さんはつづけてコメントを寄せてくれました。
学力テストの件について、市長達からも支持の声が出ているようですね。例によって順位を公表した後の分析、対策の構想については全く触れられず、専ら権限委譲の話に終始しており、民主的存在である自分達が教育の運営に直接関われない事の不満を口々に述べています。
職員給与の削減に始まって、教育委員会を槍玉に挙げたり、マスコミを使って相手を抵抗勢力として位置付け、自らの支持基盤に結びつけるこの手法は、政治家にとって少ないリスクで支持を得られるのと中身を問われない点で新しい行政モデルとして流行りそうな気配です。 確かに中間機関(委員の公選制が無くなっているので)を介した運営(指示、命令)しかできない構造は効率的でないと感じるかもしれませんが、イデオロギーの塊ともいえる政治家の意思が直接公教育に反映されるデメリットをおそらく理解していないのでしょう。 意に沿わない教育内容、意に沿わない教員や職員。これらに対して直接的に指示したり、人事権を発動したり、盗撮したり始めたらどうでしょうか。 同じような委員会に公安委員会があり、その管理下で警察本部が運営されていますが、「治安が悪い」「改善のビジョンが感じられない」とか言って僕の思いどうりに取り締まりや強制捜査をさせるべき。とか言うのと同じなんですよね。 首長の意思を直接反映させるところ、そうでないところ、それぞれの組織制度にはそれなりの歴史と意味があると思います。少なくとも自らの政治的支持基盤を確保する為の敵認定する為に組織が振り回されることがない様にあって欲しいと思っています。 |
私の応答は以下のとおりでした。
全国学力テストを考える際の機軸となるものは、これが何を明らかにするのか、どう役立てるのかということでしょう。文科省も今でも明示しえないのですね。 橋下氏がそれでもこれに固執するのは、テストの結果公表をふくめて、そこに価値を見出しているのでしょう。つまり、その(結果)責任を教育委員会に、教師に転嫁するということでしょうね。 仰るように、敵を明確化することによって自らの存在意義を明らかにしようというものですね。ちょうど小泉と同様に。 ただし、この政治手法は常に内部に分裂をもたらすというリスクを本来、抱え込んでいます。小泉後の政権が、亀裂修復のために腐心せざるをえなかったことにも、分裂の意味の大きさが端的に尽くされているように私は思うのです。 したがって、橋下氏が考えていようがいまいが、小泉と同じような手法をとれば、結果的に自らを掘り崩すと、こう考えるのです。 |
つまり、他者の存在をまるで否定しているか、無視するような橋下氏の態度は、それが次第に研ぎ澄まされることによって、自らの存在を脅かすことになると私は思うのです。
(「世相を拾う」08181)
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日頃、私が感じていることをうまく表現してあり、すっきりしました!!
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学力テストの結果公表について吹田市長が拒否するコメントを出していますね。これに対する知事のコメントは、またもや予算配分で不利益を与える可能性を示唆した恫喝というわけで、意のままにならない他者に対する負の感情と権力集中、感情に任せた世論が結びつくと、こういう行動(暴走)に帰結するんだなと、変な意味で生の政治学を学ばせてもらっている感じです。(対等という意味で広域自治体と基礎的自治体が存在するはずなんですが、支配的な目線で対応すると対決といった話になるんでしょう)
ナチスも戦前の国政も恐怖で支配した独裁者が、国民の意に反して暴走したわけではなく、背景には感情に裏打ちされた圧倒的な支持があって、異論を差し挟めない空気というものがあったと思います。今の大阪でも在阪マスコミを始め知事の政策や手法に対する否定的な意見や冷静な検証が行われているとはとても感じられないし、異論を表明した者に対する風当たりは相当のものでしょう。
それと、前回おっしゃった知事の他者感覚の希薄さについて。先日、事実上の解任となった2人の教育委員の方が、知事のスタンスに対する否定的なコメントを発していましたが、これに対する知事のコメントが批判に正面から応える事も無く、負け犬の遠吠えに対しているような非常に薄っぺらい無感情なものに感じたんですがどうでしょうか。
以前、府議会の答弁で散々バッシングの対象にした挙句給与を引き下げた職員のことを「公僕ではなく府民のリーダー」と言ったコメントでも同様で、敵認定した対象に対する発言やコメントは持ち上げるものも含めて、攻撃しているときにマスコミ等に発する怨念的感情満載のものと異なり、「心にもない」が顔に書いてあるみたいな感じがしてなりません。
敵とした現場職員への対応も同じで、意見を求めておきながら「部長になってから意見を言え」に代表される様な異様な特別権力関係を求めている一方で、朝会で意見して女子職員がバッシングされていた時、上司たる知事はマスコミやブロガー等に対し強く対応し、職員を全力で守ろうという気概も行動も認められず実にあっさりした対応に終始しています。
これで自分に対してだけは、絶対的に信頼して忠誠を誓った態度をとれといっても面従腹背に終始するのが民間も含めた人の感情なんでしょうが、支配的志向がベースとなっている以上お構いなしなんでしょう。
今後、広域自治体の構成地区である吹田市に対しどう接するか。敵なのか、支配対象なのか。知事が主張する権限が今以上に集中することを求めている関西州とやらが、どんな薄ら寒い地方政府になるか見えてくるような気がします。
うちあげることに意味を見出しているでしょうし、掘り下げられるとむしろ敗色濃厚な発言ですからね。たとえば、これまでのように前言撤回、いいわけの羅列という具合になる。
さて、さら_さんの指摘しておられる「関西州とやらが、どんな薄ら寒い地方政府になるか」の部分が私も気になるところ。
橋下は、まるでスピカーみたいに財界の思惑どおりになっていますね。
単に都道府県の再編ではなく、国の仕事を外交・防衛などに最小化することをめざしながら、地方自治を破壊する。「広域経済圏」として地方の経済と行政を再組織し、企業のための新規立地や投資拡大の条件をつくる。
道州制のこうした文脈から、一連の橋下の言動をふりかえってみる必要がありそうです。