言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

四半世紀振りの再会

2017年06月27日 08時02分17秒 | 日記

 先日の日曜日、東京に出張で出かけた。そこでなんと四半世紀ぶりに友人と再会した。それも二人とである。

 不思議なことである。こんなこともあるのかと、狐につままれたやうな気がした。

 二人ともそれなりに年をとり、生活の疲れが体全体に漂つてゐた。つまりは、私もさうであるといふことである。久しぶりに会ふ友人が無言で教へてくれることは、さういふことである。

 生きてゐると、かういふことがあるのだな。出会ひは一瞬である、そしてそれはいつ訪れるか分からないと常々思つてゐるが、期せずしてそれを実感する一日だつた。

 帰りの新幹線の中、再会を約すメールを送り東京を後にした。

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