先日の日曜日、東京に出張で出かけた。そこでなんと四半世紀ぶりに友人と再会した。それも二人とである。
不思議なことである。こんなこともあるのかと、狐につままれたやうな気がした。
二人ともそれなりに年をとり、生活の疲れが体全体に漂つてゐた。つまりは、私もさうであるといふことである。久しぶりに会ふ友人が無言で教へてくれることは、さういふことである。
生きてゐると、かういふことがあるのだな。出会ひは一瞬である、そしてそれはいつ訪れるか分からないと常々思つてゐるが、期せずしてそれを実感する一日だつた。
帰りの新幹線の中、再会を約すメールを送り東京を後にした。
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