日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

キエフ・バレエ ~華麗なるクラシックバレエハイライト~

2018年07月25日 | お出かけ

学校は夏休みに入ったばかりですが、バレエをお稽古している小学生の孫とママと一緒に、アクロス福岡シンフォニーホールで行われたクラシックバレエ公演を観賞しました。


クラシックバレエは私には縁遠く、これまでに舞台を実際に見たのは1、2回位しかありません。今回の舞台はバレエの演目としてよく知られたものばかりで、しかも、その華やかなハイライトシーンばかりを集めたもので、解り易い舞台でした。

バレリーナの鍛えぬいた脚、繊細な手の動かし方などは、これが芸術であると思わせるものでした
小学生の孫は美しい衣装に目を奪われていたみたいですが(^-^)

「白鳥の湖」で主役
オデット姫を演じたバレリーナが、白鳥の舞を踊る時、一瞬彼女が白鳥そのものになった様に感じました。人が演じているのか白鳥か、判らなくなる瞬間がありました。バレリーナ自身が白鳥だったのだと思います。ここに芸術ありと感じました。

そして、2時間の公演がフィナーレになり、登場したすべてのバレリーナが舞台に上がって、何度ものカーテンコールの後、お開きになりました。

孫娘の「バレエ教室のお友達に会ったよ」の言葉で、
はっと我にかえりました。意外にも舞台に没頭していたみたいです。




 


海水浴

2018年07月22日 | お出かけ

北部九州は焼けつく様な暑さが続いています

20日は観測史上最高の暑さで38,3℃でした!

夏本番をむかえて、

今日は家からそう遠くない百道浜で、

子供や孫達8人と海水浴をしました。

朝9時過ぎに家を出たので、

割合いい場所にテントを張ることが出来ました。

まだ、一歳ちょっとの小さな孫達にとって、初めての海水浴。

このひろい海はどう映ったでしょうか。

ママに抱かれて海に入ったり、

波打ち際に座り少し波をかぶっているうちに、

次第に水に馴れて、いつもの表情になってきました。

何となく海を楽しんでいる風情。

子供達や大きな孫達と、

波打ち際に流れ着いた海藻を取って遊んだりしているうちに、


お昼近くになり、海水浴の人々も急に増えて来ました。

周りを見ると、海と反対側の私の後ろには福岡タワーが。


近くには結婚式場も見えます。

向うにはヤフオクドームが。


夫と二人、テントの中から海を見ながら、

「こんなに都市部に近い所に、海水浴場があるなんて珍しい」

「歩いてでも来れるので、幸せなことだ」

などと話したり、

また、海で足をバシャバシャやったりしているうちに、

少し遅めの昼食となり、

真夏の一日が、あっという間に
過ぎて行きます。









プール遊び

2018年07月18日 | つれづれ

娘から電話が掛かってきた。

「お母さんのうちのベランダで子供達とプール開きをしたいけれど、いい?」

やっと歩けるくらいの小さな
子供の母親である二人の娘は、

お金を出し合って、ビニール製のプールを買ったらしい。

そして、そのプールを今日、初めて使うらしく、

電話を掛けて来たのだ。

彼女たちが持ってきたプールを見ると、

まだ空気が入っていないけれど、かなりの大きさだ。

しかも、屋根まで付いている!

空気を入れる手動式の簡単なポンプが付いてはいるけれど、

プールの大きさが大きさなので、なかなか膨らまない。

夫の手も借り必死で押すけれど、少しも膨らむ気配がない。

それでも、ずっと押し続けているとやっと、

少しプールらしい形になったきた。

更に更に押し続けて、
やっとプールの形になった。

足を伸ばした大人が二人入っても、まだまだ余裕がある。

プールが大きいので水を入れる時間も予想外にかかった。

水を入れている間に屋根にも空気を入れて、

屋根を作りプールにセットして完了。

いよいよプール遊びが始まった。

初めての遊びなので、

小さな二人の孫は怖がって泣くのではと思ったけれど、

そんなこともなく、何となく楽しんでいる様子。

ジョロやスプレー、アヒルのおもちゃなどをプールの中に入れてみる。

そのうち、近くに住む大きい孫達もやって来て賑やかになってきた。

大きい孫達はプールの外から何やら話しかけている。

2時間近く楽しい時間を過ごし、陽も少し陰って来たので、

今日のプール遊びはおしまいということになった。

はて、このバカでかいプールをどうしましょう?

「また、来週来るので私の部屋に保管しておいてくれない?」

「えっ!?」

「私の部屋?」

「どうやって?」

「また空気を入れるの大変だから、膨らしたままで置いておいて!」

「えっ! そんなぁ~」

ということで、このバカでかいプールは今、

娘達が結婚前にいた部屋に鎮座していて、

部屋の三分の一を占拠しています。

グランマとしては痛しかゆし、「トホホ」のプール遊びでした(^-^)












「至上の印象派展ビュールレ・コレクション」

2018年07月11日 | お出かけ

九州国立博物館で開かれている、

「至上の印象派展ビュールレ・コレクション」に行って参りました。

会期末(7月16日まで)が近づいた為でしょうか、

予想外の人出に驚きました。

実業家として富を築いた、ドイツ生まれのビュールレは、

人生の後半からチューリッヒにある自身の邸宅を飾る為、

美術品の購入を始めたのがきっかけで、

それ以後、美術品の収集に情熱をそそぎました。

今回は彼のコレクションの中から64点が出展されていました。

その中には、ルノアール、モネ、ゴッホ、セザンヌ等が含まれていて、

画集などで見たことがある、解りやすい絵が多かったですね~。

この展覧会の目玉は何といってもこの絵、「可愛いイレーヌ」でしょう。


チケットにもこの絵が描かれています。


子供特有の透ける様な白い肌、流れる豊かな髪、

未来を見つめる愁いをおびた様にも思える聡明な目、

そう言えば、この少女の生涯はあまり幸せなものではなかったとか。

それを抜きにしても、

この絵はルノアールの代表作の一つでしょう。

私が若い頃から持っている画集の表紙も、この「可愛いイレーヌ」です。


これまで実際に見たことのないこの絵を目の前にして、

この上ない幸せでした。

この展覧会は九つのパートに分かれていましたが、

締めくくりはモネの「睡蓮」でした。


モネの「睡蓮」は色々な美術館で見ました。

岸の柳を描き込んでいるものもあり、

全体のトーンが明るいもの、暗いもの、様々でした。

モネはいったい何枚の「睡蓮」を描いたのでしょうか。

展示されていた「睡蓮」は、

水面に青い空や池の周りの木々の緑も描き込まれ、

「睡蓮」の花は、白を溶かし込んだ淡い色で力強く描き上げられています。

ロマンティックですね~。



今回の展覧会では

ルノアールの「可愛いイレーヌ」とモネの「睡蓮」の絵だけ、

ノーフラッシュであれば、撮影が許可されたのも嬉しい事でした。

それに音声ガイドの声が井上芳雄さんだったのも良かったと思います。