かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
自分のこだわり・思うコトなど
独断と偏見で言いたい放題綴ってマス 

ジュリーで思い出したワタシの担任

2018年10月22日 17時14分54秒 | 思い出話

先週、ジュリーこと沢田研二さんの

ライブドタキャン騒動がありました

久しぶりに沢田研二さんを見たなぁ・・

随分おじいさんになっちゃって・・なぁんてノンキに

テレビのインタビューを観たら

「僕にも意地があるからね」

なんだか、 この一言で 思い出してしまいました

ワタシの小学校時代の担任を・・・(/・ω・)/

ワタクシ小学3,4年と5,6年

この2学年ずつ 超個性の強い・・てか強烈な先生が

担任でした

小3,4年の担任も かなりすごかったんですが

とりあえず、ジュリーで思い出したのは5,6年の担任です

この先生・・今だったら完全にアウト!です

アウトなんてもんじゃない! ノックアウト!完全に黒!!

まず、子供に自分の考え押し付けすぎ!

団塊の世代生まれで学生戦争真っ只中を過ごしてきたせいか

なんだか分かりませんが

とにかく天皇が大嫌い 天皇のバカヤロー発言はしょっちゅうで

現首相の安倍さんのおじいさんである岸さんについても

まー悪口雑言、罵詈罵倒 これでもかってくらい語る語る・・・

小学生にですよ!!

日の丸だの君が代なんて大大大っっ嫌いっっっ!!

「オレの目の黒いうちは 卒業式も入学式も日の丸なんて掲げさせない!

と、息巻いておりました

そんなわけでワタシ達の卒業式は君が代の音楽も流れず

壇上にも日の丸はなく

校章のみが掲げられておりました

左に寄り過ぎ・・・なんですが

まあ、これくらいの教師は 

昭和時代、そう珍しくもなかったかもしれません

問題は この先生の性格です

先生はジュリーが大好きで、ジュリーが宣伝してる赤い車に乗って

毎日出勤してきました

そしてサングラスに初期の金八先生みたいな髪型、

ときには盛り盛りのアフロヘアだったり

とにかく外見からして自己主張が強い・・・

たまに記憶もないほど、飲み過ぎて どっかの階段から落ちたのか

ケンカしたのか本人も覚えてないというのですが

顔にものすごいアザ(人相かわるほど)つくってきたこともありました

当時、沢田研二は どちらかというと ちょっと変わり者で

派手すぎて、 ハッキリと賛否両論が分かれるタイプ

ちょっと時代が早すぎるんじゃないかっていうか・・・

そんなジュリーを崇拝している先生は

授業中にそのジュリーの行動を常に肯定しまくっておりました

もちろん、今回のジュリーの行動も賛同していることでしょう・・

そして 多分、先生も きっと 同じ立場になったら

絶対に

「僕にも意地があるからね」

と、いってかたくなに自分の意見を通したに違いありません!!

数年前、クラ〇ツー〇ズムのツアーでたまたま先生ご夫婦と

同じバスに乗り込んでしまったことがありました

あの時はビックリしましたが

そのツアーはお台場散策&羽田空港でお昼などを食べて

ビール工場見学とビールの試飲、そんな感じのものでした

先生はビール工場を一番の楽しみとして参加したようでして

お台場の時点で事故渋滞のため

工場まで行けないという情報が流れました

そしたら 添乗員さんに

「僕はね、はじめからムリだと思ってたよ、

こんな詰め込み過ぎな行程、

無理にきまってるじゃないの。

行けないんだったら僕が初めから参加しなかったよ」と、

ジュリーのように穏やかに

傍からみたら文句をいってるようにはみえないのですが

明らかに文句を並べ立て

「僕は帰るよ」といい まだ日が高いのに

電車で帰ってしまいました

その後、添乗員さんが皆にビールを配ってくれました

ワタシは先生の家を知っているので よっぽどビールを

持って行ってあげようかと思いましたが

かかわりたくないのでやめました

かくして・・その夜・・

先生から電話が来まして

あのあと、「ビール工場は行けたのか?」と・・( ゚Д゚)

「行けませんでした」

というと

またまた、

「僕はね」から始まって 持論を展開する始末・・・(-_-メ)

てか・・・先生・・

ムリだと思って なぜ申し込んだんですか?( ゚Д゚)・・・

行程どおりに出来ないなら僕にも意地があるからね

これ以上バスには乗れない。たとえ最後に最寄り駅まで乗っけてくれても

自腹を切って僕は帰る!!

と、まあ こんな感じです・・

この先生について語るとキリがないのですが

こんな人格でありながら 

実は ものすごく授業は分かりやすい

そして子供達に本気で向き合うカリスマ教師だったりするから

驚きです・・

その本気度は とんでもなく

例えば、クラスでいじめが勃発するとします

男の子がカツアゲされたりとか、女の子が仲間はずれにされるとか・・

そんな事件が1つでも起こったら もうタイヘン!!

授業なんて平気で何時間も潰します!!

皆の気持ちが1つになるまで 何時間でも語ります(先生が・・)

全員が納得するまで 俺は何回でも何時間でも教えるし(勉強を)

語る(クラスがまとまるために)

その姿勢は ホントにすごかった・・・

誰かが、何かに悩んでいたら もータイヘン

その悩みについて 

やっぱり何時間でも授業をつぶして語る語る(先生が)

お家が火事で全焼してしまった子や、ボーイスカウトのキャンプで

顔に大やけどを負ってしまった子、 いろいろ事件がありましたが

そのたび、朝一番に

「〇〇がこーなった」と、詳細をクラス全員で共有し

みんなの気持ちが1つに向くまで語る語る(先生が)

子ども1人1人の個性を見抜く力にも長けていて

一歩間違えれば「ひいき」ともとれるような行動も

先生にかかれば、それぞれの得意分野を引き出す手段となるだけで

みんなが それを納得してるから不思議でした

先生は遊ぶの大好きで

「遊ぶ時間を作りたいから授業を早めに進めたいんだ!

 いいか おまえら全員ちゃんと真面目にうけろよ!!

 じゃないと遊べないんだからな!」

こんな感じで鬼のように厳しく授業を進めては

「今日は1時間目から4時間目まで全部遊びだ!」

なんていうサプライズを言ってきたこともありました

この遊びっていうのも 陣取りやら泥警やら

クラス全員が間違いなく楽しめる遊びで

先生が一番本気で遊んで本気で怒るという大人げない行動を

常に率先してやってました

一番遊びたかったのは先生なんじゃないの(。´・ω・)?てなくらい・・

いつもいつも超本気で遊んでました・・・

ワガママだし自己中だし我が強いし・・・(-_-メ)

とんでもない先生だったのに

いまだにクラス会なんて言われると

みんな こぞって出席しようとするのは

やっぱり先生のおかげなのかなぁ・・なんて思ったりも

するんですよね・・

ジュリーのファンの方々も

そんな感じなのかなぁ

わがままに振り回されちゃうけど

なんか許しちゃう

みたいな・・・







 






最近の高速バス事情

2018年10月20日 11時08分00秒 | お出掛け

娘が今月19日間もお休みがありまして

         👆スゴイ・・(*´з`)

いつか泊まってみたいね~と話していた上高地

宿泊してきました(*'▽')

息子と一緒だとアクセスも宿泊先もリーズナブルでOKなのですが

娘となると、少々ゴージャスになってしまうのはナゼでしょう・・

と、ゆうわけで 今回は 新宿から直通バスで往復致しました

今の時期は繁忙期なのでスタンダード4列席で片道7400円

3列シートなんて9200円もするのです

上高地ゆうゆうきっぷは往復8200円ですから

もー信じられないお値段ですよね・・・

とはいうものの

帰りのアクセスの不安を抱えて15時間も滞在したくないので

指定時間に上高地バスターミナルでバスに乗れば

あとは新宿までスムースイン!

たっぷり滞在を楽しめるというものです

今回は宿泊とパックで申し込みました(*´▽`*)

高いだけあって ホントにラクです 直通バスブラボー

4列スタンダードで全然OKなほど

座席はゆとりがあって初めから、やや背もたれが後ろ気味なので

シートを倒さなくても充分快適でした

とはいえ・・

帰りのバスで

たった1人だけシートを倒したおじさんがいましたけど・・

それもナゼかワタシの座席前という運の悪さ・・・(-_-メ)

誰も倒してねーだろ コノヤロー・・と

ちょっとだけ思ってしまいましたです

足もゆったり伸ばせるし サイコーでした

行きのバスにはトイレもついておりまして

談合坂と諏訪のICで休憩もあり 峠の釜めしなんかも売ってるし

スタバもあるしで なかなか休憩しがいがあります

しかもnanacoカードも使えるんですよ

最初、「え~バスぅ~?やだぁ~(-_-メ)」松本まで新幹線とかないの?」

なんて言ってた無知な娘も(松本までは特急しかありません!!)

ゆったりとくつろげる車内に大満足のようでした

帰りのバスは さらに最新式で各座席にコンセントまでついてました

(その代わりトイレはついていませんでしたけど)

最近の高速バスは ものすごい進化を遂げているんですね~

何年か前に、ダンナ様とク〇ブ〇ーリズムのツアーに参加した時

あまりの席の狭さに絶句しましたけど・・・

膝は90度に曲げ続けないとムリ・・な感じの空間だし

それこそ背もたれシートが どちらかというと前のめりで

シートを絶対に下げるなと添乗員さんからお達しがあり

「ひぃー これで1日はキツイ・・・」と

ダンナ様と悲鳴をあげてしまうくらいでした・・・

しかも 前方席が高齢者の方ばかりで

この方たち・・・バスの乗り降りが異様に遅い・・・

バスが止まった時に立ち上がるのだけは とても早いんですけど

とにかくその後の動作がノロノロ・・・

と、いうより、なぜか直立不動でじっと突っ立って

少し考えてからやっと歩き出す・・という感じ・・

乗降ステップを降りるのも当然ゆっくりですので

後ろのワタシたちは全然進まず、降りれず・・・

休憩時間が これだけで5分くらい短縮になってしまう有様で・・・

全ての動作が遅いなら、まだ許せますが

バスに乗り込む時や、食事の時ばかり 

ものすごい素早さで並ぶので

ホントにもービックリします

こんなに素早いのに 並んだあとは 

安心してしまうのか

力を出し切ったせいなのか

もう余力が残っていませんよとばかりに

またまたチンタラ・・・チンタラと・・・

   ちょっと許せない・・・(-_-メ)

てか・・これくらいたくましく、周りよりまず自分!を

貫かないと 長生き出来ないのかもしれません・・・

団塊の世代の方達なんて それこそ競争競争

早い者勝ちで奪い取らないと 

どーにもならない数の多さだったわけですし

それより上は戦前生まれですから・・・(/・ω・)/

それにくらべると

今の若い子たちは 意外とノンキでおっとりです

ものが手に入らない とか、 競争とか

あんまり経験してないんだなぁ・・と思います

ガツガツする必要がないみたいです

待っててもスマホみたりしてればいいわけですし

兄弟も少ないから

虎視眈々とケーキの切り分けを狙うとかも

あまりなさそうですし・・・

どっちがいいのか分かりませんけど

おおらかに生きるとストレスもなくてよいですよね(>_<)

ツアーバスも最近乗っていませんが

だいぶ快適になったでしょうか 

とにかく 今回の高速バスは ホントに快適でした














上高地へおでかけ(*'▽')

2018年10月19日 16時03分46秒 | お出掛け

上高地に行ってきました(*'▽')

素晴らしい川の流れ そして流れる水の清いことといったら・・・

海の色といったら沖縄の宮古島が横綱ですが

川の色といったら もー間違いなく上高地ではないかと思うくらい

素晴らしい色です

4回目の来訪ですが 今回はお泊りだったので15時間滞在しました

1回目に来た時は日帰りでやってきました

初めてでアクセスがよく分からず

しかも行くと決めたのが前日で 

新島々?さわんど(。´・ω・)?

なんじゃそれ・・ 

そんな状態でありながら安さに負けて 

「上高地ゆうゆうきっぷ」

で行くことにしまして

なんと新宿から8200円で行って帰ってこれる(往復料金)という

これ、ホントに安く行けるんですけど なかなかタイヘン

新宿から松本までは高速バス☜これは指定席を取れるので安心です

②松本から新島々まで☜バスでも電車でも可

松本から上高地まで直通のバスに乗れれば そりゃあもうラクですけど

このバスが10:15発に対して

始発のバスに乗って松本に着くのが定刻で10:23( ゚Д゚)

この日は いささか早く着いたのですが着いた時刻が

ニクイことに10:17でして(/・ω・)/ 

結局松本から電車の上高地線に乗り換えました

上高地線てのも…1時間毎に1本ないし2本てな感じのローカルさで

なにしろ日帰りなので少しでも早く着きたい(>_<)

と気は焦る焦る・・

さらに終点の新島々からバスで上高地まで行くバスも1時間に1本レベル

しかも!!先着順で座席分のみしか乗せません

と、くれば、もー電車の中から人数を数えては

気分は番長皿屋敷 

これ・・駅に降りてダッシュしないとダメなんじゃないの?

だいたいバスってどんなバスよ・・ 

山道を走るんだから小型じゃないの?

などなど、緊張度は増すばかり・・・

ドキドキハラハラで ちっとも楽しくありません(/ω\)しくしく

新島々でバスに乗れてやっと どうにかホッとする・・・

ちなみに乗客が多い時には臨時便を出すこともあるそうで

そこまでドキドキせずとも大丈夫のようですのでご利用予定の方は

安心して下さいね(*'▽')

そんなこんなで12時半には上高地に到着

しかし、そこで既に帰りの心配が始まりました・・・

松本発の高速バスの時間までに松本駅に降り立たなければなりません

上高地から新島々まではバスで1時間くらいかかりますので

もちろんバスですから時間通りに新島々に着くか分かりませんし

新島々から松本までの電車は1時間に1本程度レベル・・・

そのうえ上高地のバスターミナルでは着いた瞬間から

「乗れなくなる場合があるので帰りのバスの整理券をもらってください」

と、アナウンスしていたので

「え( ゚Д゚) そんなに混んでるの?」と、慌てて整理券をもらいに行く始末・・

上高地はマイカー規制があるので

さわんどバスターミナルからバスでしか行けません

ツアーや直通バス以外の観光客は全員バスに乗るので 

そりゃあ混むでしょうね・・

帰りの不安を抱きつつも バスターミナルから数百メートル先にある

河童橋に到着すると

期待を裏切らないサイコーの景観がそこにありました!!

一緒に行った娘と「キャー」と叫んでしまいました

👆河童橋からの景色(初めて行った時は夏だったので木々が青々してました)

なんて綺麗な川の流れ! こんなキレイな川、見たことない!!

河童橋の正面には スイス(行ったことないけど)のような

山々が!! こんな山奥に

こんなところが存在するとは!! 驚きでした!

これ・・ホントに日本ですか? というような素晴らしい景色に

「ワンダフル!!」と叫びたくなりますが

既に方々から英語から中国語に韓国語からロシア語、フランス語・・

もうよく分からない言語が飛び交っていましたよ・・

滞在時間は わずか2時間半程度でしたが

河童橋と、その周辺を探索し 清水橋の川の流れにも感動しまくり

大満足の1日でした

その時、いつか上高地の朝を観たいね~

と、娘と言い合いながら帰ってきました

 

2回目は白骨温泉の帰りに寄りました

この時は家族で訪れたのですが あいにくの悪天候で

初めてのダンナさまと息子には、その素晴らしさが 

全く伝わりませんでした

3回目も美ヶ原高原の帰りにダンナ様と寄りましたが

雲が山を覆い尽くして イマイチな感じがハンパなく・・

前回も前々回もちょっとしか滞在しなかったのに

さわんどバスターミナル(車で行けるのはここまでです)から

バスで往復2500円(駐車したと伝えると2050円)

            👆駐車場代1日600円くらいです

家族4人で行くと団体割引で、もう少し安くなるようですけど

駐車場代含めてこれだけで1万越えです・・・

さわんど辺りで天気がいいと思って安心してても

現地に着くと どんより曇り・・なんてこともあります

山の天気は変わりやすいので こればかりは運・・としか言えません

でも上高地 ぜひ一度は訪れてほしい

本当に素晴らしい所です

10月16日の上高地の紅葉です(*´▽`*)

今週末は まさに見頃だと思います!!


 




 


 


 


ユーミン

2018年10月14日 12時06分45秒 | 好きな歌♬

ワタクシの青春・・というか人生を語るのに

ユーミンは欠かせない存在です

ガラケー携帯のワタシにとってSONYのウォークマンは

日常的に欠かせない必須アイテムなのですけど

昨日、たまたまウォークマンのアプリで曲をダウンロードしようかと

moraを開いたら

「ユーミン全424曲配信開始」

の文字が飛び込んできて( ゚Д゚)もービックリ仰天しました

小学低学年の頃、ラジオから流れてきた

「わ~た~しが~今~しん~でも~♬」

というワンフレーズに心を奪われて

一時期このフレーズばかり歌っていました

誰の曲か 全く分からなかったんですけど

とにかく、このフレーズだけしか分からないのに

この曲が好きで好きでしょうがなかったのです

5年生の頃、長女の部屋から

しょっちゅう聴こえてくるカセットデッキの曲に

どハマりしてしまい 

「その曲なんていうの?」と、姉に訊ねたところ

「ユーミンのひこうき雲」

と、言われ 初めてユーミンという言葉を知りました

当時小学生だったワタシには

イントロのエレクトーンピアノの奏でる不思議な世界が

おとぎ話のようで 

そこにユーミンのよくわからない不思議な声色が

サビに向かってダンダンとダンダンダダンと

盛り上げていくその曲調に

少しだけ片思いどころか

完全にハートを射抜かれてしまいました

やさしさに包みまれたような音楽の中に

なんともいえない情景が 

浮かび上がってくるような感覚・・・

それは ありきたりで恐縮ですが、まさに衝撃でした

ひこうき雲を「坂道」と表現するその感性 

この曲のテーマは 曲調に反して

どうやら「自殺」のようなのですが

「他の人には分からない」

このフレーズのユーミンの心の込め方に

なんだか グッとくるものを感じてしまいます

こうしてワタシはユーミンにハマっていくことになるのですが

学校で、あまりにも「ユーミン・ユーミン」と

そればかり口にしていたら ワタシと同じく中学生の姉を持つ

級友の1人が 「ユーミン貸してあげる」と持ってきてくれたのが

「時のないホテル」でした

こちらをダビングさせて頂いたときから

ワタシのユーミン熱は不動のものとなりました

A面の第1曲目は「セシルの週末」

今まで耳にしたことのないようなオシャレな曲調に

初っ端からやられてしまいました

当時のワタシのお気に入りは

「雨に消えたジョガー」で

歌を聴いただけで涙がでちゃう・・なんて

ホントにワタシ・・どーかしちゃってる・・

でも、ユーミンの曲は曲調と歌詞が1本の映画のようで

来てほしい音楽がまさに今!という場面で押し寄せる

もーこの方は天才! 一生ついていくわ!!

そんな感じでした

中学生に上がるとき

学生カバンを姉のおさがりで我慢するという条件で

ユーミンのLPを2枚買ってもらう約束を取り付けました

さんざん悩んだあげく

「ユーミンブランド2」と「流線形'80」を買ったのですが

そう・・この「ユーミンブランド2」

この最後の「翳りゆく部屋」

教会を思わせるイントロが流れ

洗練された厳かな曲調が流れてきた時点で

もう「うわ・・・なにこの曲・・すごい・・」

と、きた最高潮部分で

「わ~た~しが~今~死んでも~♬」が

流れてきた時のワタシの驚愕・・分かります?

「ユ・・ユーミンだったんですか!!

足長おじさんはあなただったんですか!!

もしくは

あなたが紫のバラの人だったんですか!

の北島マヤより驚いたかもしれません

この辺りからユーミン自身も絶頂期を迎えていくのですが

中学1年の秋には「昨晩お会いしましょう」に間髪入れずに

「水の中のASIA」をリリース

中2年の冬には、超絶神アルバム「REINCANATION」をリリース

そしてトドメは半年も立たない中3の夏にリリースされた

「PEAL PERCE」!さらにこの冬には

あの「結婚しようか 今夜」で大きな反響を呼んだ

「不思議な体験」を収録した「VOYAGER」発売ですよ!

この5枚のアルバムを聴けばワタシの中学時代は

すぐによみがえってくるほど

ワタシの思春期はユーミン一色で染まりまくっていました

この頃には、貸しレコード屋というお店が出現し

ワタシはユーミンが出している全曲をゲットしました

当時、LPは2500円~3000円くらいしてましたので

中学生のワタシには貸しレコード屋は 有難い存在でした

それをカセットテープにダビングして

毎日聴く生活・・・ テープの伸びや絡まりの恐怖に耐えながら

とにかく聴きまくりました

お年玉や誕生日などでLPも少しずつ増えていったのですが

なんと!! 時代の流れでレコードというものが無くなり・・

CDが台頭してしまいました・・・

このころ、ワタシは成人を迎えましたので

あるとき、思い切って今まで買ったLPを捨て去り

新たにCDで買え揃えるという 

今思うとタイヘンもったいない行為を犯してしまいました・・

デッキもカセットテープからMDなんてものに変化していき・・

そうこうしていくなかで

2度と手に入らなくなってしまった・・という曲が何曲か発生し

その中でも

「白日夢・DAYDREAM」

「星のルージュリアン」

「ナビゲーター」☜同時収録の「遠い旅路」はあまり好きではないのでカット

この3曲が いつの間にか どのCDにも収録されず

幻の曲と化していきました

20年くらい前にも一度大々的にアルバムに入っていないシングル曲を

一斉にCD化した事があったんですけど

あのとき、レンタルじゃなくて現物をなぜ買っておかなかったんだろうと

かなり後悔いたしました・・・(-_-メ)

それがそれが!!

今回!!!

なんと!全424曲の中に

しっかり入っておりました!!パンパカパーン

さっそくダウンロードしましたよ~

気分は まさに中学時代 きゃっ きゃっ

うれしすぎる~

ユーミンファンの方は この機会にぜひぜひ!!

ダウンロードしましょう

最後に これからの季節を踏まえて

ユーミンの曲で 

メジャーではない部類の中から

ワタシのオススメを少し・・

①スラバヤ通りの妹へ(水の中のASIAより)

②キャリー・オン(ティアーズ&リーズンズより)

③TUXED RAIN(ダイアモンドダストが消えぬ間により)

④りんごのにおいと風の国(オリーブより)

⑤さまよいの果て波は寄せる(かなしいほどお天気)

しんみりする曲ばかりですが 聴けば聴くほど

奥の深い作品ばかりです

とくに TUXED RAINは 

駆け落ち?かな?まわりに祝福されない愛を誓った感じの二人が

障害をはねのけて一緒になるという内容で

場面は雨のなか、たぶん土砂降りなんですけど

「やるせなく・・でも誇らしく 舗道打つ拍手の中・・」

雨の音を拍手に置き換える

すごくないですか?

天ぷらを揚げてる

油の音じゃないんですよ!!( ゚Д゚)

商店街を歩いたら揚げ物屋の油揚げてる音が

祝福の拍手に聞こえた・・・

人の手以外の拍手といったらその程度が凡人センスです

このようにユーミンの歌は 歌詞のセンスを

ぜひ堪能してみてくださいませませ(*'▽')



 




 



 






 

 



 





バツ子ちゃん

2018年10月13日 04時54分24秒 | 家族のこと

バツ子というのは

ダンナ様の地元の方言で

どうやら末っ子のことを指す言葉のようです

ですので 単純に「バツ子」と発するのではなく

「ぶぁつっっこ」というような感じなのですが

都会の人が発音するとただの「バツ子」

てな感じになります

ダンナ様は4人姉弟の末っ子で

姉・姉・兄の順番 さらに祖父母も同居の本家育ちなので

そのバツ子加減はまさにキング級 皇帝並みと思われます

お姉さん達に可愛がられ、特に祖母に関しては

ダンナ様を、それはもう超超超溺愛してたらしく

本家となると長男が大事にされるものではありますが

生まれ持った人たらし?的な性格で 

どうやら家族のアイドル的存在として育ったようでございます

あちらの言葉でいうと

「めんこい」と表すそうですが

男のくせに

「めんこいねー」「ホントにめんこい子だねー」と

言われまくって育てられたそうです

そんなわけで彼は

いつでも自分が一番いい思いをしなければ気が済みません

自分が我慢するなんてもってのほかだし

丸いケーキを分けたって自分が一番大きい部分を

もらえると信じて疑いません

「これだからバツ子は・・・(-_-メ)」

と、しょっちゅうワタシに言われても

「だってボク 可愛いんだもん!!」

と、老年に近づいた57歳中年男(もうすぐ58)が

目をキラキラさせて言っても

キモイんだよ(-_-メ)

としか 思えませんが・・・

だいたいワタシも末っ子で しかも8歳も下なんです!

それなのに

なんで ワタシが甘えられないの?

おかしいでしょ・・・

と、思いながら四半世紀以上・・・

 

子ども達からも頼りにされず

「とうちゃんだから仕方ない」

と、すべて許してもらえるってのも

彼のバツ子気質のなせるワザ・・

父親らしいことは ほぼしなかったのに

子ども達は それを恨みもせず

「だって とうちゃんだもん」

の一言で済ませてもらえるんですから

ホントに幸せな人です

10年以上前ですが

ダンナ様が一人で帰省することになった際

当時小学生だった子ども達が祖母に「お手紙を書きたい」といって

2人でせっせと手紙を書いてダンナ様に持たせました

その内容が2人とも同じで

「お父さんがご迷惑おかけします。すみません」

それをみた義母は後日

「うちの息子は ちゃんとやっているのでしょうか」

と、ワタシに返事をよこしてきました

結婚と同時にワタシの実家の二世帯住宅に住みつきましたが

何があっても 「オレ関係ないし」の一点張りで

ワタシの両親に対しても 何もしてはくれませんでした

シロアリが出たーーッ(; ・`д・´) との一大事の時でさえも

「へー」の一言のみ

ワタシや父が アレコレと色々やっていても

ずっとリビングでテレビを見続け爆笑しているという

心臓に毛が生えているのか どうなのか

めんどくさいことは全部周りがやってくれるのが当たり前

我が家の誰もがダンナ様をあてにすることは無く

絶対的王様然として我が家の2階に生息中

しまいには

「うちはローンがなくていいなぁ~」

と、ノンキに言いだす始末です

こんな人生送るヤツがあっていいのか!!

と、ホントに 見てるだけでイラっときますが・・・

ただ・・ ワタシの両親は 

亡くなった母は生前統合失調症を患っており

父は異常性格(そのうえ酒乱)ときてますので

いくら二世帯住宅とはいえ

普通の神経の持ち主ならば 

まず、この環境でマスオさん状態で暮らすということは

絶対に出来なかったと思います

お酒を飲んで暴れまくる父の罵声を聞いても知らんぷりが出来て

(男同士の争いになったら

  血が流れてタイヘンなことになりますからね・・・)

父に呼ばれても

「えーやだーめんどくさい」と応えず

(逆に父に気に入られたら最後ですからね・・・)

それどころか

父の方がダンナ様を腫れ物扱いするようにまでなってしまうという・・・

姉たちからは

「稀有な存在・・全く持って有難い・・」と絶賛されています

親と同居して頂くのは有難いんですが

どうみても 一番いい思いをしてるのはダンナ様で

いろいろ不満もあるんですけど

最近、

「仕事に行くとき、息子のことは窓から見送ってるのに 

 どうしてボクにはしてくれないの(/ω\)」などと

何度も言ってくるので 

今朝ダンナ様が出て行くところを窓から見送ってあげたら

門のところで チラっと顔を上げて

「どの窓からみてくれてるのかなぁ」というように

一所懸命に目をキョロキョロさせる姿が・・・

次に

ワタシの姿を確認して嬉しそうにうなずき

歩き出しては

何度も何度も振り返って

「まだ見ててくれるかな」と確認する姿が

いじらしい・・・(57歳ですよ・・)

うーむむむむ・・三つ子の魂百まで・・・(-_-メ)

バツ子・・恐るべし