ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
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ポール マッカートニー 夢の夜 (2015 東京ドーム)

2015年05月02日 | 日記

ファンの間では、ゴールデン・ウィークにひっかけて、「ポールデン・ウィーク」なる造語がネット上を飛び交っていました。

夢の夜は4月25日。

同じところで夢を見ていた方々がいました。

# これほどまでに人生を肯定するのか # との呟き、その通りだと思った。

これで見納めになるのではないか、とか、どうか声が出ますように、とか、
ファンの想いは様々だが、ポールはそんな凡人が心配する域を超えて、颯爽と、飄々としていた。

2013年の秋、まさに神様のように” Just In Time " で日本に現れたアウト・ゼア・ツアーは、
無念の直前中止となった昨年の国立競技場のラストコンサートを挟み、
健康なふつうの人生に戻る、という使命を得た私を足かけ2年に渡って、励まし続けてくれた。

来日してのインタビューでポール自身が語っていることだが、
いつまでも瑞々しいインスピレーションや真にスターらしい元気の源泉にある、
シンプルな奥義がそこにあるような気がする。

# 良いバイブレーションかチェックするんだ #

超人ツアラトゥストラの教え。
人や宇宙はとどのつまり振動体なのだ、

” 汝、良い振動を発せよ 。”

分かりやすく言うと ” みんなでロックするよ。”ってことなのか。


ペニンシュラで立ちっぱなしの3時間を過ごした後、(ポールマッカートニーを追いかけて(2015 ~遂にポールに会う))

後楽園で合流。

これからのアリーナ席でのさらなる立ちっぱなし3時間に備えて、春モンブランを。

そして「Hope for the future」のような東京ドーム。

いよいよ夢の夜を迎えようとしているスペクタクル。

SaikoなRockshowの始まりだ。

20150425東京ドーム~Here today

移ろってゆく美しい自然を背景にした今回のThe long and winding road、
今僕たちはどの道中にあるのだろう。その時々は等しく慈しむべきものだ。

Out there tourでは外せない、「New」、「Queenie eye」。

All My Life(Just In Time)♪ってすごくシンプルな音階なのに、どうしてこんなにツボにハマるのだろう。

(80年代の曲をやってくれないかな、と期待する奥さんは
 イギリスに居た頃、Ebony and Ivoryを初めて聴いて、とても感動したらしい。
 そこでも、Why don't we? (どうして僕らにはできないのか?)という、
 たったスリー・ワードに、悲嘆や葛藤、さらには期待や希望までが込められる。)

クイーニー・アイで、Outで韻をふむところでこぶしを突き出し、エールを送る人たち、
ちょっと屈折した裏拍のようなズレが生むリズムの、乗りどころに乗っていく、素晴らしいオーディエンスだ。

今回の日本ツアーでは新曲の「Hope for the Futue」が初公開された。
今年の春、ぼくにとってはヴィヴァルディよりもスタンダードな曲になった。

20150425東京ドーム~NewからEncoreまで

滔々とYesterdayを歌うポール。
今年はYesterdayが誕生してから50周年にあたり、セレモニーも予定されているようです。
この世に生まれ落ちた最高のメロディのひとつだと思う。

湧きに沸くドームを月夜の静寂に変えてしまう Blackbird。
今回は数小節、これまで聴いたことのないフレーズをギターで弾いていた。リリカル。

 

ライブ本編の素晴らしさを上手く言い表している方がいました。⇒ 

同じアウト・ゼア・ツアーの続きなのですから、内容自体は前回とほぼ同じ、
日本のファンにとっては初めての「時を置いて同じツアーを体験する」ライブ。

なのに、あっという間に、ポールのバイブレーションに持って行かれる。
前回からどれだけ時間が経ったとか、セットリストが変わったとか、という問題ではなく、
ただ最高のバイブレーションを発する送り手と同じ時空を共有できるということ。

人が何度も繰り返して音楽を聴くというのはそういうことなのだ。

P.S.

ポールデン・ウィークの模様、続編をもう一本書き上げてしまったので、
明日20時にアップされるよう仕込んでおきました。

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