東日本大震災の後 はじめて訪れる裏磐梯 ~ 会津の夏の空から。
( ↓ ) つられて、久しぶりに水溶性の色鉛筆を使ってスケッチしてみました。
" 木は難しいんだから、上手く描けなくても気にしなくていいのよ。"
( ↓ )アメリカの詩人、ウィリアムスの気持ちを技化してみる。 (「詩人」という生き方 ~ Junk ♪)
したたかで、しぶとく、日常生活を送りつつ、詩人で在ることはできる。
山の天気が気まぐれなら、それとさりげなく折り合いをつけるのである。
旧来の美意識では曇天の湖畔なんぞは、不運以外の何ものでもなかったのだが、(忍びの朝 ~ 秋元湖畔にて)
そのような天気のなかに感じる美しさというものが存在するのではないか。
かならずしも原発反対、と直接的に表明しなくとも、表現のしかたに現れるものかもしれない。
日常的な帰省の諸事が大半であっても、
そのとき感じた美しさを写真に切り取って、好きな音楽をつけて記事にしてみると、
変わった風合いが生まれるかもしれない。
毎度おなじみの帰省をパターン化するばかりでは、単なる夏休みの宿題日記になってしまいそうだ。
そうではなくて、その瞬間々々しか持ち得なかったような輝きを残したい。
東北自動車道は、ここかしこに修復の痕跡が残り、
そこまでは手が及ばないのか、車の通らない側道側のアスファルトの割れ目からは夏の雑草が伸びていました。
夕陽のキレイな帰りの磐越道、
車のミラーには、後方の夕陽が眩しく映り、
視線を少し上げると、白い月がぽっかりと太陽と向き合うように高く昇っている不思議な光景に遭遇した。
たとえはよくありませんが、
東の空には、キノコ雲のようなてっぺん部分が長く平らになった巨大雲。
いつしか、巨大雲は形を変えてゆき、帆立貝のような模様に。
幸せのホタテ雲、は写真にはなく、記憶のなかにだけ残ります。
旅の途中、道すがら聴いていたのは、コクリコ坂からの主題歌を歌った手嶌葵さん。
(2011年夏色の歌 ~ かもめと鷹と)
(感情のコントラストを取り戻そう ~ 空に終点はあるか)
裏磐梯~会津の空をテーマに、ダイジェスト的な映像をつくってみました。
世界を脳天気に肯定するわけでもなければ、テロリストのように憎悪するわけでもなく、
もっとさりげなく世界と折り合いをつける方法はある筈なのである。
ウィリアムスに敬意を表して。
2011年夏会津の空.wmv
マルチな才能の持ち主ですね。
私も元美術部員(笑)
何もかも忘れて久しぶりに絵筆でも持ちたくなりました
会津の空、ゴルフィーさんの視線で
居ながらにして空間旅行した気分です。ありがとう
今日はどちらの夏空の下にいるのかな~
作品の出来栄えは二の次。
手島葵さんの映像がYouTubeから削除されていたので、ならばと自分で勝手コラボしてみました。
今日の夏空は、悲しみの夏空でした。。