ゴルフィーライフ(New) ~ Get Back , Jo-Jo 上々

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

リサランドール博士の異次元理論について

2010年01月15日 | 人間と宇宙~哲学を科学する

我々の住む宇宙は、3次元空間に時間の次元を加えた時空、すなわち4次元の世界です。

5次元の世界がある、なんて想像できるでしょうか。

2007年に放映された、リサ・ランドール博士の特集番組がYou Tubeにアップされていました。
(才色兼備の、気さくで、魅力的な女性科学者です。)

全部でパート1~5、各10分くらいずつですので、すべて見ると1時間くらいになってしまいますから、
一番、博士の考えが整理されているように思えたパート2をクリップしてみました。
(他のパートにも興味のある方はYou Tubeでどうぞ。)

リサ・ランドール 異次元への招待 Part.2


博士は1998年にこの5次元理論の着想を得たとのこと。
原子核を構成する素粒子を観測していると、素粒子が消失する現象が発生するそうです。
これを博士は、5次元という異次元世界があると仮定して、”理論的に”説明したのです。

(↓)これが5次元世界を表す数式。
   現代物理学の論文で最も多く引用される数式とのことでしたが、Googleでこの式の意味を解説するようなものを見つけることができませんでした。

   時空を示すミンコフスキー空間の式から導き出すことのできる式なのでしょうか。
 (ミンコフスキー空間についての記事 :http://blog.goo.ne.jp/lifelongpassion/e/567130eb39a1e04bb428323021f60209



(↓)博士は、我々の住む3次元世界は膜(ブレーン)のようなモノで、
 3次元世界を取り巻く、我々が見たり感じたりすることのできない5次元世界が存在するのだといいます。
 下の図が、1つの宇宙のモデル図。



パート2の映像中に2次元平面の世界フラットランドに住む人から
3次元世界の気球がどのように見えるか、という例えが出てきますが、
人間は人間の感覚の範囲でしか、事象を見ることができないのです。

(動物の中にも、色彩を人間のように知覚できない動物がいるように、
人間に知覚できない世界がある、と考えるのはマトモな考え方だと思います。)

パート2の映像の冒頭に、宇宙に存在する4つの力、が出てきます。

 1.「重力」
 2.「電磁力」(電気の力と磁気の力)
 3.「強い核力」(陽子や中性子といった素粒子をくっつける力)
 4.「弱い核力」(中性子がベータ崩壊して陽子になる時に働く力)

というものです。

パート1の映像の最後に、
アインシュタインは相対論以降の後半生において、この4つの力の統一理論の完成に力を注ぎ、結局果たせなかったとあります。

その大きな障壁になっているのが、重力の存在。
重力子(グラヴィトン)自体が観測されておらず、
映像中にもあるように、重力は電磁力に比べて、43桁も弱い力しか有さない、
いわば特異な力。

(「重力」をも統一した「統一理論」の仮説として、有力視されているのが、たまに耳にする「超ヒモ理論」、とのこと。なんのことだか よく知りませんが。。)

アインシュタインも悩んだ、この弱くてやっかいな重力の取り扱いが「統一理論」の完成のカギを握っているようですが、
リサ・ランドール博士は、重力の弱さを5次元世界の存在で説明をしています。

(↓)1つの宇宙だけではなく、5次元世界を隔てて、いくつもの宇宙がスライス状に並んでいるという概念図。
   重力が弱いのは、素粒子が観測途中に消失したのと同じように、
   この5次元世界に重力が逃げてしまっているから、との仮説に立って説明しています。


宇宙に存在する4つの力は、もともとは1つで時間経過とともに分離してきた、というのが
統一理論の考え方。
・宇宙が始まって10-44秒のとき1つの力から重力が枝分かれし、
・次に10-36秒の時に強い核力が枝分かれして、
・最後に10-11秒の時弱い核力と電磁気力が枝分かれした、
ということだそうです。

我々人間を含むすべての物質(素粒子)は、たった一つの力から生まれ落ちたのだということ。

神秘的な話ですね。

そして、我々が認識している宇宙とは異なる別の宇宙が、目に見えない5次元世界を隔てて存在している、ということも。

(↓)手にとってみましたが、かなり手ごわそうなので、とりあえずやめておきました。

ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く
リサ ランドール
日本放送出版協会

このアイテムの詳細を見る



(↓)これも、購入したいリストに入っている本。
   人間の認識できる範囲の限界や、認識・知覚についての錯覚や誤解
(リサ・ランドール博士のパート2の動画中にもあった、ウサギの影絵の錯覚のようなこと)
   が、いかに人間に起こりやすいか、等を科学的に分かりやすく納得できる形で提示されていました。
   現代脳科学を知るため、人間の傲慢さを自覚するためにも、近いうちに立ち読みでなく、購入してじっくり読んでみたいと思っています。

単純な脳、複雑な「私」
池谷裕二
朝日出版社

このアイテムの詳細を見る



なんでやねん?を大切にすること、
固定観念や偏見を一旦捨てて、考えてみること、
今の科学や技術で説明されていない事象をオカルト的に片づけてしまうようなことはしたくないものです。
潜在意識、といった世界の事柄も然り、だと思います。

リサ博士が番組の最後に残してくれたメッセージです。







ジャンル:
ウェブログ
コメント (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« メキシコからの便り | トップ | Lovely Rita (Remix) »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます (伊藤虹)
2010-09-09 08:28:02
とてもわかりやすい説明に感動しました!
わたしのブログに引用リンクさせていただきました。数式の内容もいづれわかるといいですね。わたしも調べてみます。
こちらこそありがとうございます (ママドール)
2010-09-09 12:27:55
ゴルフィーです。
励みになります。
数学は得意だったのですが、金融業界に身を置くことになり、こういった分野から遠ざかってしまいまして、いまや微分方程式さえ扱い方に疎くなってしまいました。
数式解明できたら こっそり教えてください(笑)
何の分野にしろ、
わかりやすく書いていこうと思います。
このような出来事があるとブログやってて良かったと嬉しくなります。

コメントを投稿

人間と宇宙~哲学を科学する」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事