だから、ときどき手を入れて、身心の「場(波動)」を調えてやる必要があると思う。
望ましい輪郭を調え、ピントが合ってくるように。
神秘主義とか、スピリチュアルとか、そういうカテゴリー分類に属するつもりはないのだけど、
科学的・合理的に考えても、「気」や「生命エネルギー」といったものの存在は否定しがたいと思う。
なにせ現代科学が眼の前の空間に充ちているエネルギーの70%を解明できない、と自ら告白しているのである。
解明できていないならば、そのようなエネルギーの「場(波動)」をコントロールする術を身につけることを優先してはどうか。
というわけで、理屈でなく実践するタオイスト、ワンマット・アスリート、になってみることにした。
( ↓ ) しばらく私のバイブルになりそうである。
気功革命―癒す力を呼び覚ます | |
盛 鶴延 | |
コスモスライブラリー |
本当に現実をイメージに沿った方向に、具体的によく変化させていくためには、
効果のある具体的な方法がなければだめなのです。
具体的な形、方法がないと、いくらいいイメージを持とうと思って努力をしても、
習慣的な考え方を変えるのは簡単なことではありません。
気がついたときには、いつもの考え方をしているのです。
そして、やがてはいいイメージを持とうと思っていたことさえ忘れてしまうのです。
いわゆる"脳内革命"は上丹田革命。
しかし、脳は司令部であって、動力部は下丹田にあるので、脳に動力部の働きまで求めては脳が混乱する。
そして、脳は気を溜めておく場所ではない。
気を溜めておける場所は、下丹田、あるいは仙骨。
仙骨に溜めた気、生命エネルギーを背骨・センターを通して上へと循環させる。
「気功で一番大事なのは、最後の収功を忘れないこと」
気功法には以前から何となくの興味は持っていたが、
手じまいの仕方、気を収めておくという考え方は知らなかった。
収功は密度の濃くなった気をしっかりと体に納めて収穫すること。
・密度の高くなった気のボールがだんだん小さくなるようにイメージして、お腹の下の下丹田に気をしまっておく。
・収めてから(男性は)右手の平でおへその下のお腹に直接触って右回り3回、左回り3回両手で廻す。
・その後、上・下・真ん中とお腹をグッと押す。
(女性の場合は左手の平で左回りから先に始めて同じ動作をする。)
上の図のような手の平を地面に向けた腕使いは、あんまりやらないので、
気功の基本動作である腕振りを、この腕使いで行なうと、
指先の末端が中心とつながっているのをしびれるように感じる。
選挙に出かける道すがら、春のなかをこれで歩くと、
以前にも言及したが、中心感覚が強化される感じがあって気持ちがよかった。
ちょっとしたことだが、普段でも意識するようにしよう。
仙骨を起点とした頭部へと続くセンターライン、重心への意識はゴルフでも心掛けるようにしていること。
目指すは仙骨美人、である。
仙骨はパラボラ・アンテナのように宇宙の場(波動)を受け止める。
仙骨をクォーツ(水晶)の如く整えていけば、うまく波動が共鳴するはずだ。
明鏡止水のような落ち着いた感覚は、落ち着いた振動数に宿るものだ。
人間と宇宙は同じ物質で出来ている。
ただ、人間の場合は意識の入った物質である。
「入我我入(にゅうが がにゅう)」、
気功は必ず我入から始める。まず、宇宙へ帰す。
邪気を捨てて、宇宙へ帰す。
すると、力の元である外気が自然に内気に変わってゆく。
入我(我に入ってくる)になってゆく。
宇宙の波動と共鳴する場が生まれてくる。
気功はそういう練習法であり、修行法です。
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