桃源郷であった話をしよう。
昨年は宴のあとのように桃の花びらが地面に咲き散らかっていた。
今年の春は可憐な桃の色に誘われて小路を分け入ると、
そこは見事な桃源郷
蕾のようにはずかしげで、
控え目でうつむき加減なのに眩いばかりに光り輝いていた。
うなじの綺麗なひとだった。
青が似合う女だった。
春空に舞う君。
春爛漫の桃のうたげは賑やかで、
ひとつ処に三つも咲くほどの春のなか、
いつしか君を見失ってしまった。
もう一度 あのほんのりした灯で暖めてはくれないか。
Long and Winding Road 訳詞付
迷い込んだら帰れなくなりそうですね。
写真だけでも満喫させて頂きました~
薄暗い物語仕立てにしてみましたが、
これがジョークだと分かってくれるひとはいるのでしょうか。
(・。・;
沙於里さんはわかってくれたみたいで。