御前崎市立図書館ASPALぶろぐ

職員のつぶやきや、本の紹介などを綴っていきます。
コメント歓迎!アスパルや本について忌憚なくお願いします。

ミルキー杉山シリーズが局地的ブームみたいです

2019年02月27日 | 児童書。

図書館の児童書(物語)では、定番となっているシリーズのひとつが、気がつくと1冊も棚から無くなっていました。
最近では『ざんねんないきもの事典』今泉忠明監修 下間文恵絵 徳永明子絵 かわむらふゆみ絵 (高橋書店)の人気から、かわいらしく面白くイラストつきで解説されている生きものの本や、ヨシタケシンスケさんの著作など、全国的に見ても書店で現在ベストセラーになっているようなものばかり尋ねられていたような気がしていたのですが?

学校司書に話を聞いて、この疑問は解決しました。
なんと、市内のとある小学校2校で、そのシリーズを買い直して学校図書館でピカピカの本を提供したところ、突然大人気になったそうなのです。
そのシリーズというのが。
杉山亮(すぎやまあきら)作/中川大輔(なかがわだいすけ)絵のコンビで偕成社から20作品発行されている「ミルキー杉山のあなたも名探偵シリーズ」

定番のシリーズも、ピカピカになるだけで違うんだということは知っていましたが、まさかそんなに変わるなんて
まだまだ自分が未熟なことを思い知った出来事でした…。

謎は解けてスッキリしたのですが、このブームを放ってはおけません。
シリーズ全巻を追加で1セット、アスパルでも新しく買って入れることにしました。
とはいえ、年度末で予算もありません。
NPO法人ベアーズが、今年も寄付してくださった図書カードを活用させていただくことに。
ベアーズのメンバーのみなさま、ありがとうございました。

ただいま貸し出せるように準備をしています。
もう少ししたら、アスパルでもこのシリーズのピカピカの本も借りられるようになりますので、お楽しみに。

余談ではありますが、ブーム中で図書館の本を待ちきれない!というご家庭が個人的に購入してくださると、出版社と作家さんが喜んでくださるのではないでしょうか?

明日、2月28日(木曜日)は館内整理日のため、アスパルは休館いたします。
3月もご来館をお待ちしています。

(mk)

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JAZZ NIGHT & SPACおはなし劇場へのご来場ありがとうございました

2019年02月23日 | 講座やイベント。

2月とは思えない気温の今週、アスパルでは2つのイベントを実施しました。

ASPAL JAZZ NIGHT 2019 (2月20日 水曜日)
2年ぶり3回目となる、小原ジャズクインテットが、素敵な演奏をしてくださいました。
ご来場いただいた皆様は、過去最多の150名越え
開始のご挨拶でも申し上げましたとおり、予想した以上のお客様の数で職員が大慌てでした。
限りある時間ではありましたが、お楽しみいただけていれば幸いです。

後日、来場されたお客様から
「前のときにサックス演奏していた男性は、どうして今回いなかったの?」
と、お尋ねいただきました。
サックスプレイヤーの鈴木さんは、とても悲しいことですが、ご逝去されたと伺いました。
この場をお借りして、テナーサキソフォンの素敵な音をアスパルで奏でてくださった鈴木豊様のご逝去を悼み、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

SPACおはなし劇場 (2月23日 土曜日)
SPAC-静岡県舞台芸術センターのアウトリーチ事業「おはなし劇場」。
ロシアの民話「マーシャと熊」を、俳優の河村若菜さんと山本実幸さんが演じてくださいました。
視聴覚室での上演だったため、60名の想定で準備したところ、67名のお客様にお越しいただくことができました。
子どもと大人が一緒に楽しめる演劇ということで、観客もおはなしに参加する場面もあったようです。
終演後には、俳優のお二方と楽器で遊ぶ時間もあり、のんびり楽しんでくださった親子が多かったようです。
月替わりの演目が、各地で上演されているようです。
SPACの公式サイトでチェックしてみてください。

イベントへのご参加、ありがとうございました。
ジャズに関連する本は【本館57】に、CDは視聴覚コーナー【AV7】(ラベル:203)にあります。
『マーシャと熊』も、絵本などでお読みいただくことができます。
イベントを思い返しながら、図書館資料をぜひご活用ください。

ご来館をお待ちしています。

(mk)


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理屈じゃないんだ

2019年02月05日 | いろいろ。

最近、NHK(Eテレ)のねほりんぱほりんという番組にハマっています

聞き手はモグラ、ゲストはブタのぬいぐるみに扮して

根掘り葉掘り聞き出すトークバラエティですが、

内容が腐女子・元子役・介護士・仮想通貨投資家etc…と気になるものばかり!

個人的にはネトゲ廃人の回が興味深かったですね~

どの回にも共通しているのは、皆 努力家だなぁって事です。

また、人形劇なので一見重い話題も、こんな事言っちゃっていいのって内容も

なんだかんだすんなり、でも実感こもって入ってきます。

ぬいぐるみを扱う職人さんの技ですねいつか図書館職員の回もやってほしいものです(笑)

 

さて図書館職員といえば、高校生の時の担任に

司書の資格を取ってもあまり意味がないよ』と言われたことがあります。

おそらく〈正規採用枠も少ないし、資格を取ったからといってそのまま就職にはつながらないよ

という意味だったのでしょう。

確かに実際働いてみて、資格の有無以上に個人の人生経験や人柄って大切だなと感じましたし、

サービス業や接客を経験しておいてよかった…!とも思いました。

それでも、いまだにこの出来事を覚えている私…きっと悔しかったんだろうなぁ

 

子どもの頃や学生時代、節目節目に聞かれる“将来の夢”

小さな頃から一貫している事もあれば、なかなか一つに絞れなかったり、

全然決められなかったり…まず、社会にどんな職業があるのかイメージが沸かなかった私は、

【13歳のハローワーク】 村上龍・著 はまのゆか・絵 (幻冬舎)

を読んで《司書》という言葉を知りました。

図書館アスパルには、この他にも職業や資格取得に関する本が

本館16東館41の棚を中心に並んでいます。

まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では立春

もしかしたら小説や雑誌を読んでいて、挑戦したい事が見つかるかもしれません。

お探しの資料がありましたら、お気軽に声をお掛け下さい。ご来館お待ちしております

                                       f

 

 

 

 

 

 

 

 

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