2番目のライアーの先生、セシリアからは本当にたくさんのことを学びました。
たどたどしくも、
はじめてソロでオカロランの曲が弾けるようになったときの喜びときたら!
しどろもどろで、
はじめてサリーガーデンを弾き語りできるようになった時のときめきといったら!
少しずつライアーが弾けるようになるのがうれしくて
夜、子供たちを寝かしつけてから、ずっとライアーを弾いていました。
そう、じぶんのために・・・じぶん自身のために・・・
でも・・・
しばらくしてから、
何かとても大切なことを見落としているような気がしてならなくなり、
ライアー界の王道の先生にレッスンを受けたいと思い立ったのです。
そこでコロイの工房のおばさんから紹介してもらったのが
前回のブログに書いた、
「ライアー界伝説の女性」ローリング先生でした。
ライアーを弾いて、50年以上!
当時79歳だったローリング先生はライアー界の重鎮で、
ライアー界の発展にいろいろと貢献し、たくさんの弟子を育てた方でした。
私は勇気をふりしぼり、もらった連絡先に電話して、ローリング先生と話をしました。
「あなた、どうしてライアー弾いてるの?」
「趣味なのです。私は趣味でライアーを弾いています」
この私の答えに、一瞬びっくりしたのが電話の奥から伝わってきました。
というのは、ドイツなどのヨーロッパ各地では
ライアーを弾く人は、シュタイナー学校関係者とか、
シュタイナー共同体の関係者とか、音楽療法士が主だったからです。
だから、私のように「趣味」でライアーを弾いているという人は
ドイツにはあまりいなかったのです。
それでもローリング先生は「一度会ってみましょう。」と言ってくださり・・・
私はライアー抱えて、車で往復160キロ運転して、先生に会いに行きました。
そして、そして、レッスンを受けることを許してもらったのです。
50年ライアー歴のある先生がライアーを弾く姿は、
まるでライアーと一体になっているよう・・・とっても神々しくて・・・
その指先から紡ぎだされる音色は深い深い響きで
1音、1音にまるで翼がはえたように、その音色が解き放たれた空間に広がっていく。
「これだ・・・この音色だ・・・」
ローリング先生のもとで一音・一音ライアーの音をていねいに弾くという、
初心に立ち返ることができました。
思慮深い、いつも穏やかな、でもお茶目で、かわいらしいローリング先生のもとに
通うのは本当に当時の私のよろこびでした。
何よりも、ライアーとともに
素敵な先生と同じ時間を共有することができるのがうれしかったのです。
84歳になるローリング先生は、
今でもまだライアーのレッスンを続けていらっしゃいます。ブラボー!
たどたどしくも、
はじめてソロでオカロランの曲が弾けるようになったときの喜びときたら!
しどろもどろで、
はじめてサリーガーデンを弾き語りできるようになった時のときめきといったら!
少しずつライアーが弾けるようになるのがうれしくて
夜、子供たちを寝かしつけてから、ずっとライアーを弾いていました。
そう、じぶんのために・・・じぶん自身のために・・・
でも・・・
しばらくしてから、
何かとても大切なことを見落としているような気がしてならなくなり、
ライアー界の王道の先生にレッスンを受けたいと思い立ったのです。
そこでコロイの工房のおばさんから紹介してもらったのが
前回のブログに書いた、
「ライアー界伝説の女性」ローリング先生でした。
ライアーを弾いて、50年以上!
当時79歳だったローリング先生はライアー界の重鎮で、
ライアー界の発展にいろいろと貢献し、たくさんの弟子を育てた方でした。
私は勇気をふりしぼり、もらった連絡先に電話して、ローリング先生と話をしました。
「あなた、どうしてライアー弾いてるの?」
「趣味なのです。私は趣味でライアーを弾いています」
この私の答えに、一瞬びっくりしたのが電話の奥から伝わってきました。
というのは、ドイツなどのヨーロッパ各地では
ライアーを弾く人は、シュタイナー学校関係者とか、
シュタイナー共同体の関係者とか、音楽療法士が主だったからです。
だから、私のように「趣味」でライアーを弾いているという人は
ドイツにはあまりいなかったのです。
それでもローリング先生は「一度会ってみましょう。」と言ってくださり・・・
私はライアー抱えて、車で往復160キロ運転して、先生に会いに行きました。
そして、そして、レッスンを受けることを許してもらったのです。
50年ライアー歴のある先生がライアーを弾く姿は、
まるでライアーと一体になっているよう・・・とっても神々しくて・・・
その指先から紡ぎだされる音色は深い深い響きで
1音、1音にまるで翼がはえたように、その音色が解き放たれた空間に広がっていく。
「これだ・・・この音色だ・・・」
ローリング先生のもとで一音・一音ライアーの音をていねいに弾くという、
初心に立ち返ることができました。
思慮深い、いつも穏やかな、でもお茶目で、かわいらしいローリング先生のもとに
通うのは本当に当時の私のよろこびでした。
何よりも、ライアーとともに
素敵な先生と同じ時間を共有することができるのがうれしかったのです。
84歳になるローリング先生は、
今でもまだライアーのレッスンを続けていらっしゃいます。ブラボー!
それにしても、三野さんのライアーを学ばれる情熱すごかったんですね。大御所(?)的な先生にまで習いに行かれるなんて。
参考までにおききします。ローリング先生のライアーはどこの工房のものでしたか? もしよろしければ教えてください。(もちろん技術や意識のお話しかとは思いますが。)
一連のお話しありがとうございました。
そうですね・・・やはりライアーの命は「響き」だといつも思っています。
そこの部分は素通りできないところですよね~♪
ローリング先生のライアーは50年もののゲルトナーのアルトライアーでした。色はマホガニー(ゲルトナーの深い茶色)です♪
初期のライアーはゲルトナーかコロイですかね・・・
連載をお読みいただきまして、ありがとうございました♪