ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

ライアー記念日 その3

2008年12月17日 | ライア-日記
(写真は今愛用中のオーストラリアの工房で作られたしずく型ライアー)

私はドイツで3人のライアーの先生にお世話になりました。

最初にライアーの手ほどきをしてくれた、バートッシュ先生。
彼女は私と同じ年で、音楽療法士でした。
やわらかい、あたたかい女性で、
初めてライアーを持つ私をやさしく道案内してくれたのです。

バートッシュ先生からは、クラッシックのことをいろいろと教えてもらいました。
バッハ、モーツアルト、シューベルト、などなど、
それまでの私にとってはまったく未知の新鮮な世界でした・・・

ただ、1年半をすぎたころから、だんだん物足りなさを感じるように・・・
レッスンの形式は、私が主旋律を弾いて、
先生が伴奏を付けてくれるというパターンでしたが。
主旋律ばかり弾くというのも、だんだん、飽きてくるのです。。。

「う~ん、これからどうしたらいいのかな~・・・」
と思っていた頃に、2番目の先生に巡り合いました。

セシリア先生はイギリス人で
ドイツのシュタイナー学校の音楽の先生をしていた女性でした。

今までのバートッシュ先生のレッスンは家の近くであったので、
通うのに楽だったのですが、
セシリア先生の自宅は、当時の私の家から65キロ離れていました。
往復で130キロ・・・意気揚々と、高速道路を車でぶっ飛ばして通うことに。

セシリア先生から、「あなたは何が習いたい?」との質問を受けて、
「ソロで弾けるようになりたいのです。
  それから歌の弾き語りもできるようになりたいです。。。」と伝えました。

この先生から得たものは本当に計り知れなく、たくさん、たくさんのことを学びました。
私の今のテクニックの基礎の部分を作ってもらったわけです。
そして・・・そして・・・
アイルランドや、ケルト音楽のことにとっても詳しい人でした。
私の敬愛する、オカロランの曲もいっぱい教えてもらったのです。

セシリア先生の所へしばらく通い、
ソロで演奏するテクニックや、いろいろな曲を学ぶことができたものの
私は漠然と、「何か、大切なことを見落としている・・・」
という気がしてなりませんでした。

コロイの工房に楽譜を見に行ったついでに、
工房にいる顔なじみになったドイツ人のおばさんに
「ライアーの先生を探しているんですが・・・」と伝えると、
「ライアー界の伝説の女性がいるわよ!」とウィンクしながら
その伝説の女性の連絡先を紙に書いてくれました。

その伝説の女性が3人目のライアーの先生、ローリング先生でした。
                           (つづく・・・)
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