=電線の鳥blog=「今日もどっちつかず」

 一般的にどうなのか、みたいなことは、結局、重要なことではない~チップ・エクトン

黒犬

2008年08月15日 | スポーツ
 お疲れっス!はあ、温水(ぬくみず)さんって言うんスか。珍しい名前っスね。…あ、テープ回ってるんスね、もう。俺なんか取材しても仕方ないっスよ。多分出番ないっス、ベンチで燃えますけどね。

 だいたい「なでしこ」ってのがね「嫌味かオラッ!」つうか、喧嘩売ってんスかね。男子よりロッカール-ム臭いっスよ俺ら。うん、断言する。なんか美白ってないスか男子?いい匂いしそうですもん、髪型も気ィ使ってるし。俺らにも一人、違う意味で気ィ使ってるヤツいるけど…ガハハ。

 コブクロ聴いてるヤツなんかはいないっスね。全員ココロに玉ブクロ下げてるけど…ガハハ、あっ今のカットしといてくださいね…ま、いいか、女はサッカーやめてからでいいっス。だから楽ッスね、そういう意味での注目がなくて。トレセンとか観にきてくれるファンもいるんスけど、たいがい第一声は「黒いな!」ですもん「前も後ろもわかんない。」とか…。ああ…気にならないっスね、そのために背番号あんだろって。

 別に負け惜しみとかじゃなくてね、顔で差別するのもアンタらの商売だろうし。「スエマエ」とか金星あげるまでシカトしてたろアンタらっ…あ?。すんません…つい興奮しちまって。まあ「色気出してんじゃねえっ!」とか思うこともありますけど。「乳揺すってんじゃねえよっ!」とか木村沙織見て盛り上がったりすることもあるし。俺ら晒し巻いてますもん…巻きっこすんの楽しいっすよ!「オマエ要らねえじゃん!」とか後輩いじめたりして。俺ら美形は高倉先輩で終っちゃってるから。

 今夜出番が来たら?そりゃぶっ倒れるまで走りますよ。考える前に足が動きますもん、オシムの爺さんにゃ悪いけど。それしか出来ないし。失うもんなんも無いっスからね。メダルとかも関係ないしアウェー上等っスよ。この顔じゃさ、人生これアウェーだから…ガハハ。とにかくサッカー出来りゃ嬉しいんスよ俺は。

 …いいっスか、こんなとこで?すんませんね、せっかく来てくれたのに、こんな話しか出来なくて。喋りは苦手なんスよ。これから?ツェッペリン聴いて気分を高めるっス。オヤジか?大きなお世話っスよ…ガハハ。

(この記事は、実際のなでしこジャパンの皆さんとは異なります…たぶん。)

4番と5番の間

2008年07月15日 | スポーツ
 昨年から、朝起きた時などに腰の張りを感じてはいたのだ。
 暮れぐらいから張りというよりも、膠(にかわ)っぽくなることが増え、先月から鈍い痛みを覚えるようになったので、外科でレントゲンを撮ってもらった。
 自分の骨をレントゲン写真で見るのは楽しい。
 それと、撮影室に貼ってある部位別の姿勢を示したポスターマニュアル、あれいいね。
 昭和顔のモデルさんがハイレグの簡素な白いビキニで、あんな格好こんな格好。
 そそられますな…ご同輩。

 …与太はともかく。
 懸念していた「スベリ症」ではなく、腰椎の4番5番の椎間板がへたっていた。
 他はムッチリというかプックリというか満ち満ちた感じだが、そこだけ萎縮し、クッションが効いていないのが
瞭然である。
 「損傷」はむしろ治る気がするが「へたって」いるのは治しようがない。
 すぐに言えば老化ですな…ご同輩。
 通院の必要はなく、湿布と塗り薬を処方された。
 あと「アリナミンA」を服用している。
 バレーボールは腹筋、背筋(コルセットの役目)が鍛えられるので続けてよい、とのことで安心。
 但し「しりもち」に注意、といわれた。
 
 「骨はキレイですね。」と言われたが、歪んでいないということなのか、密度が充分ということなのか。
 …あっそうだ。
 プロフ写真が自分のスケルトン…なんて洒落てると思うがどうか。

塀の上のトリッチ

2008年06月21日 | スポーツ
 やあ、トリッチだ。
 正式にはワイヤード・ヴァルチュア・トリッチ。
 ハポンのみんな、元気か。
 相変わらずソフトバレーは続けてる。
 最近じゃ「コート上のターミネーター」って言われてるんだ、俺様が入るとあっという間に試合終了だからな。
 もちろん勝つのは向うさ。

 今日は、ちょっとばかり悩み事を聞いて貰いたい。
 いや、プレーの事じゃない。悩んでも無駄だ…って、とうの昔に悟ったよ。
 練習はチームになってるのが2組、後はフリー、俺様もフリーだってことは以前話したよな。
 俺様は世話役だから滅多に休まないが、他の連中はフリーだから来たり来なかったり、適当に見繕って
即席にやってる。
 その日仕入れたネタで勝負する板前みたいなもんだよ。
 確かに仕切りが面倒なときもあるけど、俺様としてはその状況に特段問題を感じちゃいなかった。
 
 ところがさ。
 片方のチームのリーダーから「お前もチームを作れ」って要請があってさ。
 しつこく言いやがるんだよ。
  曰く「練習は毎回参加が原則。休む時には連絡すべきである。」
  曰く「○○さんは最近来ないがどうした。」
  曰く「チーム同士で切磋琢磨しないと強くならない。」
  曰く「女ばっかりでハーレム状態になってる。誰か男を誘ったらどうだ。」
 ってさ。
 もっともな意見だ。
 紅茶の国のニワトリと言ってもいい、セイロンでケッコーだ。
 ま、「ハーレム」ったってオバサンと子どもばっかりなんで、繁殖力には欠ける。

 だが思うんだ。
 上手くなろうと思ってても事情で参加できない人だっているだろうしし、そもそも単に体を動かしたい人だけの
人だっているだろ。
 いいじゃないか、それで。
 俺様は排除したくない。
 シャカリキ派以外の連中が来づらいような雰囲気を作りたくない、好きなときに来てくれりゃいい。
 遊びなんだから。
 切磋琢磨したかったらアンタが自分で練習相手見つけてくりゃいい、喜んで受け入れる。
 結局俺様は、何か言われるたびにノラリクラリ誤魔化してるってわけなんだ。
 こっちが悪いみたいな雰囲気になって癪だけど。

 俺様は人から言われて「塀から降りたり」しない。
 悪いけど、降りるときは自分で決めたいんだよ。

発表~2007年プロ野球新OPS上位十傑

2008年05月09日 | スポーツ
 三塁打王に続き昨季のOPS〔出塁率×3+長打率〕によるランキング。
  2006年の投稿はこちら。
  2005年の投稿はこちら。
 これまで同様、規定打席に達した打者を対象として、データは日本野球機構のサイトによるが、OPSの計算は自分で行った。
               (敬称略、OPS〔出塁率/長打率〕打率〔打率順位〕の順)

 〔セントラル・リーグ〕
 ★1位 青木宣親(ヤクルト) 1.810〔.434/.508〕.346〔1位〕
 ★2位 高橋由伸(読売)   1.791〔.404/.579〕.308〔6位〕
 ★3位 ウッズ(中日)    1.784〔.418/.530〕.270〔24位〕
 ☆4位 ラミレス(ヤクルト) 1.682〔.371/.569〕.343〔2位〕
 ☆5位 村田修一(横浜)   1.681〔.376/.553〕.287〔17位〕
 ☆6位 ガイエル(ヤクルト) 1.636〔.381/.493〕.245〔32位〕
 ☆7位 小笠原道大(読売)  1.628〔.363/.539〕.313〔4位〕
 ☆8位 栗原健太(広島)   1.595〔.361/.512〕.310〔5位〕
 ☆9位 阿部慎之助(読売)  1.578〔.355/.513〕.275〔20位〕
 ☆10位 佐伯貴弘(横浜)    1.575〔.359/.498〕.302〔7位〕

〔パシフィック・リーグ〕
 ★1位 ローズ(オリックス)    1.812〔.403/.603〕.291〔9位〕
 ★2位 稲葉篤紀(日ハム)  1.666〔.387/.505〕.334〔1位〕
 ★3位 山崎武司(楽天)   1.654〔.359/.577〕.261〔27位〕
 ☆4位 カブレラ(西武)   1.643〔.377/.512〕.295〔8位〕
 ☆5位 ラロッカ(オリックス)   1.603〔.366/.505〕.386〔11位〕
 ☆6位 和田一浩(西武)   1.583〔.370/.473〕.315〔4位〕
 ☆7位 リック(楽天)    1.573〔.380/.433〕.330〔2位〕
 ☆8位 GG佐藤(西武)   1.563〔.351/.510〕.280〔15位〕
 ☆9位 ベニー(ロッテ)   1.530〔.368/.426〕.272〔20位〕
 ☆10位 松中信彦(ソフトバンク)  1.530〔.366/.432〕.266〔26位〕

 青木に関して言うと、12位→6位→1位と順調に伸ばしており「出塁率はそのままに長打率を上げました」というまとめになる。しかし、スラッガーのイメージが薄い彼が首位というのは少し寂しい気もする。
 ヒットで出塁するタイプの青木に比して、今回気になったのはガイエルだ。打率ではドンジリに近いのに、なんと6位に食い込んできた。
 そこでまず、出塁率と打率の差を調べてみるとこうなった。
 〔出塁率と打率の差〕
 ★1位 ウッズ  .148
 ★2位 ガイエル .136
 ★3位 谷繁   .111
 原因として誰でも思いつくことは四死球の多さだろうから、これも示す。
 〔四球〕(敬遠を除く)
 ★1位 ウッズ  121
 ★2位 ガイエル  88
 ★3位 金本    81
 〔死球〕
 ★1位 ガイエル  23
 ★2位 高橋(由) 16
 ★3位 村田    15
 四死球双方でトップ3に入ったのはガイエルだけで、特に死球の多さは異常だ。
 ウッズの四球の多さも凄いが、死球はわずかに1個である。
 ともに選球眼の良い二人は、異なった性格の打者だということが言える。
 あ、駄洒落になってしまった。
 などと書いてきたが、私、ガイエルの顔と名前が一致していないのである。
 どんな選手なのだろうか。構えは?わざと当っている?
 今度ヤクルト戦の中継でじっくり見てみよう。
 ま、性格がねじくれていて投手に嫌われている…という可能性もあるが。
 くれぐれも御身お大切に。

三塁打王07~読売不在

2008年05月06日 | スポーツ
 せっかくの連休だってのにな…。 
 てか、開幕してどれだけ経ってんだよ…。
 まあ、ペナントの行方には私まったく興味がないもので。

 セ・パの今季上位選手、および各選手の通算本数/年数/年平均本数及び年齢を示す。なお、調べた対象は規定打席に達した選手のみ。同数の選手は打率の高い順。
             (敬称略、データは日本野球機構公式サイトによる)

 〔セントラル・リーグ〕
 ・1位 田中浩康(ヤクルト)…8本(8本/3年/2.67本/25歳)
 ・2位 井端弘和(中 日)…4本(17本/10年/1.7本/32歳)
 ・2位 吉村裕基(中 日)…4本(5本/5年/1本/23歳)
 ・2位 鳥谷 敬(阪 神)…4本(7本/4年/1.75本/26歳)
 ・2位 梵 英心(広 島)…4本(12本/2年/6本/27歳)
 ・2位 飯原誉士(ヤクルト)…4本(4本/2年/2本/25歳)
 ・3位 ラミレス(ヤクルト)…3本(11本/7年/1.57本/33歳)
 ・3位 佐伯貴弘(横 浜)…3本(21本/15年/1.4本/38歳)
 ・3位 宮本慎也(ヤクルト)…3本(20本/13年/1.54本/37歳)
 ・3位 金本知憲(阪 神)…3本(33本/16年/2本/40歳)

 〔パシフィック・リーグ〕
 ・1位 早川大輔(ロッテ)…8本(13本/6年/2.17本/32歳)
 ・2位 田中賢介(日ハム)…7本(21本/8年/2.63本/26歳)
 ・3位 中島裕之(西 武)…5本(12本/6年/2本/25歳)
 ・3位 本多雄一(ソフト)…5本(7本/2年/3.5本/23歳)

 〔歴代通算記録〕
 ・福本豊(阪 急)…115本(20年/5.75本)

 年間で3塁打を5本以上打った選手は5人にとどまった。
 06年首位の梵はランクインしたものの、赤星はわずかに1本。
 年平均5本近かった福留はカブスに移籍した。
 三塁打は運もあるので記録がが安定しないのだろうなあ。
 セントラルではヤクルトの選手が目立った。ラミレス(現読売)意外!
 期待の西岡は3本で惜しくもランクインならず。但し今季すでに3本を記録している。剛、頑張りや。
 表題のとおり、ここ3シーズン読売の選手はひとりも登場していない。