=電線の鳥blog=「今日もどっちつかず」

 一般的にどうなのか、みたいなことは、結局、重要なことではない~チップ・エクトン

それでは皆さん、良いお年を

2005年12月31日 | 暮す日々
 今日で2005年も終わり。
 特に変った年ではなかったけれど、大切な人たちが無事に元気で生きていてくれた。
 それだけで幸せだし、それ以上のことを私は望まない。
 当ブログにコメント・トラックバックを寄せて下さった皆さん。
 アクセスして下さった皆さん。
 来年が、皆さんにとって素晴らしい一年でありますように。
 本当に有難うございました。

年賀状

2005年12月30日 | 暮す日々
 私は絵が描けない。下手とか、そんなレベルでなく、全く描けない。
 しかし、来年の年賀状は犬の絵になった。
 ここ3年はトンパ文字を使っていたが、今年はアイデアが浮ばず、家の駄犬の写真でも使おうかと思い
悩む年の暮れ。
 小遣い稼ぎに、母の年賀状の宛名書きをしていて、毛筆は疲れるので一休みしながら、パソコンに入っていた駄犬の写真を眺めていた時のこと。使っていた筆ペンでイタズラ半分に模写していたら、2枚目で
なんかソレっぽいのが描けたじゃないの。
 おおおっ…マグレじゃ。
 しかし、線というのは難しいものだ。ごまかしがきかないんだよね。
 駄犬は尻尾がフサフサなので、筆で何度もなぞっていたら尾長鶏(竹箒説も有り)になってしまったし。
 一応本人に見せたんだけど、舌を出して「へっへっへっ」って言うだけ。良く分らんが、お許しが出たって
ことにしよう。
 デジタルカメラで取り込んで、一丁あがりイ。
 褒められたら「自分で描いた」、貶されたら「フリー素材を使った」と答えようっと。

勝ってたらファインプレイ

2005年12月30日 | 暮す日々
 卒業してから15年はぺーぺーの勤め人で、帰郷してからも使われる身なので、中元や歳暮を頂くこと
には縁が無い。
 一昨日、出先から戻ると日本酒が一本置いてある。同じ町会のGさんからだ。
 すぐに電話を入れ「こんなことなすっちゃ、私が困ります」と申し上げた。
 実は私、今年の秋、Gさんに間接的に大怪我をさせてしまったのだ。
 いきさつはこうだ。
 地域の軟式野球大会でのこと。私は体育関係の役員をしている。
 今日び、地域のスポーツ大会に参加してくれる方は少ない。私の町会は結構な世帯数なのだが、毎回
動員には苦労する。まして高卒後、20年以上こちらには住んでいなかったので、顔が狭い。
 この時も、「行けたら行く」という曖昧な方も含めてギリギリの人数で、棄権覚悟だった。
案の定、試合開始の時間になっても3人足りない。
 救済措置として、こちらを先攻にして貰い、攻撃が終了しても集まらなければ不戦敗と決まった。ところが「粘れ~」の声も虚しく、あっという間に3者凡退。
 「棄権しましょう。」と参加者に告げたそのとき、私の声を町会長さんがさえぎった。
 「いや出ましょう!我々が外野に立ちます。但しボールが来ても一歩も動きませんが…」
 我々とは町会執行部のことで、かくして60歳を優に超えた3名が、まるで時間稼ぎの如く(本人たちに
その気はない)ゆっ~くりと歩いて、守備位置につく。
 1回裏、ライト線に強い当りのファウルが飛んだ。皆打球の行方を追ったその瞬間、悲劇は起きた。
対角で行われていたもう一試合、レフトに大きい当たりが飛んだのだ。
 打球を追うレフトが、ファウルに気を取られていたGさんに激突、起き上がれないGさん。即入院となって
しまった。
 まあ、悪いのは町会長さん、とも言えるが、そもそも人数が足りていれば、こんな事にはならなかった
のである。
 私の責任だ。当然、個人的に見舞いに行った。
 だから、お歳暮を貰う理由はない。
 のだけれど、何故かこの事故をきっかけに私を気に入ったようで、十分回復したら呑みに行こうとまで
言って下さる。
 あ、試合?救急車を呼んでいるあいだに人数が揃ったんだけど、負けました。

逆境

2005年12月28日 | スポーツ
 直前でおちゃらけてはみたけれど、トリノの女子フィギュアで私が注目しようと思っているのは、他ならぬ安藤美姫選手だ。
 実は荒川選手について書いた時に、安藤選手についても触れようと思っていた。
 何となくムキになっている印象があったし、ジャンプでねじ伏せていくのか、表現力で勝負するのか、
もちろん両輪なんだけれど、本人に迷いがあるような気がしていたからだ。内容がごちゃごちゃするので
書かなかった。
 今日伝えられた記事では「マイ・ファニー・バレンタイン」を止めて、ジャンプが映える曲に変更するという。
 …なんだか、批評家気取りでイヤらしい書き方だな。ま、いいか。
 短期間でコンディションを回復し、新曲(当然振付も変る)を仕上げるというのは、素人目に見ても賭けだとは思うが、安藤選手はそちらを選んだ。
 さて…。
 GPファイナル辺りから、彼女には必要以上に風当たりが強い。
 私には理由が良く分らないのだけれど。
 いっそ「選んだのは連盟の責任」くらいの割り切りをした方がいいのではないか。
 また、彼女の場合、海外の試合の方が伸び伸びと演技が出来そうな気もするのだ。
 代表に選ばれた選手に逆境は変かも知れないけれど、彼女が、どのように切り抜けて行こうとするのか、私はそこに関心がある。
 ところで今日、ルール・採点方法の解説をざっと読んで見たんだけど、フィギュアスケートで結果(メダル)を予想したり期待したりするのは、殆どナンセンスということが分った。
 元々採点競技に不条理は避けがたいということもあるけれど、非常に複雑である。
 また選手自身も語っているように問題点も多いようだ。
 国際フィギュア連盟のサイトからPDFで供給されているレギュレーション資料はなんと100ページ以上もあるんだよ。
 4回転跳べば勝てるような単純な話ではないらしい。