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 一般的にどうなのか、みたいなことは、結局、重要なことではない~チップ・エクトン

発表~2006年プロ野球新OPS上位十傑

2006年12月23日 | スポーツ
 三塁打王に続き今季のOPS〔出塁率×3+長打率〕によるランキングである。
 昨年の投稿はこちら。
 昨年同様、規定打席に達した打者を対象として、データは日本野球機構のサイトによるが、OPSの計算は自分で行った。
               (敬称略、OPS〔出塁率/長打率〕打率〔打率順位〕の順)

 〔セントラル・リーグ〕
 ★1位 福留孝介(中日)   1.967〔.438/.653〕.351〔1位〕
 ★2位 ウッズ(中日)    1.841〔.402/.635〕.310〔7位〕
 ★3位 李 承(読売)   1.782〔.389/.615〕.323〔2位〕
 ☆4位 岩村明憲(ヤクルト) 1.711〔.389/.544〕.311〔5位〕
 ☆5位 金本知憲(阪神)   1.684〔.393/.505〕.303〔8位〕
 ☆6位 青木宣親(ヤクルト) 1.627〔.396/.439〕.321〔3位〕
 ☆7位 前田智徳(広島)   1.624〔.371/.511〕.314〔4位〕
 ☆8位 リグス(ヤクルト)  1.587〔.343/.558〕.294〔12位〕
 ☆9位 濱中おさむ(阪神)  1.567〔.361/.484〕.302〔9位〕
 ☆10位 シーツ(阪神)    1.531〔.355/.466〕.310〔10位〕

〔パシフィック・リーグ〕
 ★1位 松中信彦(ソフトバンク) 1.887〔.453/.528〕.324〔1位〕
 ★2位 カブレラ(西武)   1.776〔.404/.564〕.315〔2位〕
 ★3位 小笠原道大(日ハム) 1.764〔.397/.573〕.313〔4位〕
 ☆4位 和田一浩(西武)   1.670〔.392/.494〕.298〔14位〕
 ☆5位 フェルナンデス(西武)  1.651〔.370/.541〕.302〔11位〕
 ☆6位 セギノール(日ハム) 1.600〔.356/.532〕.295〔15位〕
 ☆7位 ズレータ(ソフトバンク)  1.592〔.359/.515〕.281〔21位〕
 ☆8位 稲葉篤紀(日ハム)   1.587〔.355/.522〕.307〔7位〕
 ☆9位 中嶋裕之(西武)   1.585〔.368/.481〕.306〔8位〕
 ☆10位 ベニー(ロッテ) 1.522〔.357/.451〕.281〔22位〕

 セ・リーグでは、昨年首位打者を取りながらランク外の青木宣親選手(ヤクルト)が入ってきた。
 昨年のデータがどこかへ行ってしまい原因が良く分らないが、本塁打が3本から13本と増えたので、
長打率が上がったのだろうか。
 福留外野手は昨年も2位で、非常に安定している。OPSの数値も、これまでの(といっても始めて
わずか2年だが)最高を示していて、現役最強打者と言えるのではないだろうか。
 パ・リーグも松中・カブレラ両選手が2年連続のワンツーフィニッシュとなった。
 打率が相対的に低いのに、OPSが高い選手には外国人が多い。
 意外と三振が少ないのか、それとも凡打が少ないのか、長打率の影響か…興味深いところだ。

 こうしてデータを見ていくと、出塁率が3割5分以上、長打率が5割以上というのが、良いバッターの
一応の目安と言えそうだ。


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