=電線の鳥blog=「今日もどっちつかず」

 一般的にどうなのか、みたいなことは、結局、重要なことではない~チップ・エクトン

もうこれ以上×2 優しくなんて しなくていいのよ

2007年12月31日 | 暮す日々
 私は地球に優しすぎる男だ。

 ここ数年、自部屋には暖房がない。
 灯油の値上り騒ぎなんざ関係ない。
 湯たんぽだけで過ごしてきたからな。
 たしかに昔ほどではないが、私の暮らす街は寒冷地である。
 厳寒の朝は、氷点下10度を記録することだってある。
 だから、1月2月は家族3人、ひとつ部屋で寝ているのだ。
 オナニーは卒業したからいいが(稀にするけど)、テレフォンセックスも出来やしない。
  
 もう地球とやらいう女に、これ以上優しくするのはよそう。
 ユーミンだって表題のように歌ったではないか。
 皆、よってたかって地球に優しいから、少しくらい冷たくなったっていいだろう?
 平気でチヤホヤされてる女は嫌いなんだよ。
 昨日、緩衝材を1ロール買ってきた。
 通称「プチプチ」というアレだ。
 さっき、自部屋の窓に張った。窓枠の下のほうには袴状に垂らした。
 そう、すきま風対策だ。

 そして、これから暖房器具を買いに行く。
 湯たんぽをもう1個買うか、らくだのシャツか、思い切って火鉢にするか…思案中です。

 皆さんもせいぜい暖かくして、良い年をお迎えください。

「千の風」ダイエット

2007年12月29日 | 暮す日々
 いつまでも「肛門科」がトップにいるのもイカンでな…。

 先週末某日。
 まる子(久しぶりの登場です)が、皆にクリスマスプレゼントを渡したいと言うので、美術館併設のビストロに
出かけた。
 「予算が一人400円しかねえんだよ。」と言いながら、携帯灰皿をくれた。
 そのあとカラオケをした。
 カラオケは最後に消費カロリーが表示される。
 見ていると、だいたい4kcalから7kcalが相場か。相場ってのも変か。
 10kcalの大台は出ないのか。
 そこで私は「みちのく一人旅」で挑んでみた。
 ♪たとえ~どんなに離れてい~ても~
 このサビは、かなりカロリーを消費すると読んだからだ。
 しかしキーが高くて十分に歌い上げることが叶わず、そのせいだろうか、記録は8kcal台にとどまる。
 悔しい…。
 二の矢は「兄弟舟」しかない! アタマから飛ばすぜ!
 と、その時、母親が入れた「千の風になって」がかかった。
 彼女と姉(その場には不在)は、仲良くカラオケ教室に通っている。
 「だくなことよ。」と内心嘲っていたが「継続は力なり」上達していて驚いた。
 そして「千の風」意外や10kcal越え達成、どよめきの会場。
 演歌よりクラシックと結論づけていいのか分らないが、「千の風」やるもんだね。
 そのあと「ゴマスリ行進曲」を試したが、これは7kcal台であった。
 ここで疑問。
 このカロリー表示はあらかじめ決まっているのか、それとも実際の歌唱を反映しているのか。
 まあこれは、何も歌わずに一曲流してみればすぐに分るんだけど、どなたかやってみてください。

 あと、まる子がアニメ主題歌2連発のあと突然浅川マキを歌って意表をついたので、報告しておきます。
 曲は「赤い橋」。
 そういや世の中、中途半端な小悪魔ばかりで魔女がいなくなったよな。

肛門科

2007年12月19日 | 暮す日々
 一般的に標榜されている科名の中でも眼科と並んで、最も特定度合いが高いのではないか。
 内科・外科はもちろん包括的な科名であるし、耳鼻咽喉科のような列挙型もある。
 皮膚科・神経科は特定しているともいえるが、部位自身が全身に分布している。

 肛門は恥ずかしい。
 何故恥ずかしいと問うことはひとまず措こう。
 「裸は何故恥ずかしいのか。」という問いに答えるのだって、実は難しいのだ。
 蓋し肛門は恥ずかしい。
 蓋しは「けだし」と読む。「毛出し」じゃあないよ。
 よりによって、その恥ずかしい肛門をドンズバリと指し示しさなくてもいいだろ。
 産婦人科→レディースクリニックなどという言替えもない。
 まあ「アナル科」じゃあ何だか怪しいが…あ、名詞だから「アヌス科」か。
 肛門の医者って、それほど専門性が高いのかなあ。

 その恥ずかしい肛門付近に腫れ物ができて2ヶ月が経った。
 すまないみんな…今まで伏せていて。
 これは実は以前にもできたことがあって、膿が出て治った。
 ところが今回は、膿が出て収まり、また膿が出て収まりを繰り返している。
 痔を疑ったが、鏡で確認したところ、患部は肛門からわずかながら離れており、そうではなさそうだ。
 医者に診せねばならぬ。
 しかし、肛門科でよいのだろうか、皮膚科の可能性もある。
 肛門科に行ったら「皮膚科ですよ。」と言われ、あるいはその逆の場合、1度ですむ恥ずかしい思いを
2度もしなければならぬ。
 或いはどちらも間違いで、第3、第4の科が正解だったらどうだ。
 何回も何回も見せなければならぬ。
 この師走の忙しい時期に何やってんだろう…と索漠たる気持ちになるに決まっている。
 それはちょっとイヤだ。
 というわけで、まだ医者には行っていない。
 そのうち勝手に治るかも知れないし。

 「もうしばらく様子を見ましょう。」…って黄門かっ。

黄白色の可憐な花をつけます

2007年12月14日 | 暮す日々
 gooのブログ作成欄のバナー広告は、現在「青汁+ウコンエキス」だ。

 バナー広告って、例えばいきなり女の腹部(それも両極端の2パターン有り)とか見せ付けて、
まったく無神経だよなあ。
 それはともかく使用者の声が寄せられている。
 「ウコン入りなのにニオイもきつくなく、すっきり飲めました」(37才 女性)
 …だって。
 ンとコを入れ替えると…さては狙いかな。

 「濃縮ウコン100パーセント入り、今一番売れてます!」 
 「酔い覚めはどう?」「ウコン飲んできたから大丈夫よっ!」
 「お~い佐藤君 このウコン、きれいに陳列しといて」
 
 よそう。こんなの喜んでくれるの、クロッチくらいだろ。
 …きっとひどく疲れてんだ。謝るよ久光製薬、そしてみんなにも。

最も危険な女 聡美

2007年12月09日 | スポーツ
 週末の夕方、某セブンイレブンのレジ。
 カウンターの内側にはN島さん(最近何故か色白になった)とM山さん(就職おめでとう)。

 女    「こんにゃくとコンブ…う~ん、それと白滝頂戴。」
 男    (背後から)
      「食物繊維が豊富でいい選択だ…女の美しさは美グソから生まれる。」
 女    「ウィンナー巻とつみれを。」
 男    「美グソはどうした?ごぼう巻にしておけよ。つみれは悪くない、カルシウムも大切。」
 女    「ああ…ちくわぶを忘れていたわ。カラシの袋、多くつけておいて。」
 男    「そいつはちくわのフリをした小麦粉だぜ?紛いモンだ。
       それにしてもアンタ、いいケツしてる…女の良さは尻にあらわれるってな。」
 女    「ンハアアアアッ!ッツエイイ!」
 トリッチ 「ゴフッ…ゲフッフッフッフッ…。
       金的蹴りと見せかけてエルボーか、ナイスフェイント。」
 聡  美 「あなただったの? まあ、こんなくだらない事する人、あなたしかいないけど。
       あと数センチ深く肘を入れていたら、悶絶していたところよ。」
 トリッチ 「やあ、ひ…久しぶりだな。
       元気そうでなによりだ。足のむくみも取れたようだし。」
 聡  美 「お蔭様で。相変わらず暇そうね。」
 トリッチ 「その格好からしてアンタも今日は非番だろ、付き合ってくれよ。」

 **********

 近所の公園のベンチ。
 トリッチ 「…というわけでさ、決勝トーナメントには進出したんだが初戦敗退。
      ま、去年よりは前進したんだが、勝負どころでサーブミスしちまって…。」
 聡  美 (黙っておでんを食べている。)
 トリッチ 「『普段どおりの実力を出せっ』て言われるんだけど、その普段どおりが良く分らないんだ。
       あ、これって俺様の実力は計り知れないってことになるな?ガッハッハッ!」
 聡  美 (黙っておでんを食べている。)
 トリッチ 「サーブにはわりあい自信があったんだ。一人で練習できるしな。
       身体の回転を利用して突き出すサーブを編み出したんだ。
       無回転で変化するんだよ。決まると爽快でさ。」
 聡  美 (黙っておでんを食べている。)
 トリッチ 「それとだな『軟打がいいねえ』って誉められるんだけど、
       俺様としては思い切りハードヒットしてるつもりなんだよ…それがことごとく…。
       『軟打とはなんだ!』ってか?
       ナチュラルボーン・フェインターとは俺様のことさ。カッカッカッ!」
 聡  美 (黙っておでんを食べている。)
 トリッチ 「おっ、後はちくわぶを残すのみかい?よくそんなものが食えるな。」
 聡  美 「食わず嫌いはよくないわ。一口いかが?」
 トリッチ (急にドギマギして)
      「そ…そうかい。折角だから頂こう…グッ?ハヒッ?ヒッホッホウゥ!」
 聡  美 「穴にカラシをたっぷり仕込んでおいたの。どう?いけるでしょ?
       私、念願かなって経済部に配属されてね…今日も休日を利用してコンビニに取材だったのよ。
       悪いけど、貴方のバレー話に付き合う暇も理由もなくなった。
       それじゃナチュラルボーン・フェインターさん。頑張ってね。」
 トリッチ 「い、いつの間にカラシを? ナイスフェイントだ。」
 去っていく聡美。茫然と見送るトリッチ。エンドテーマが流れる。

 ♪苦しくったって~ カラシ食ったって~

 …これで落したかっただけかいっ。