仁、そして、皆へ

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そして 今

nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.22

2016年02月24日 09時49分51秒 | Weblog
2月21日

公園から南平まで歩く。

川沿いの道は人気もない。

流れはとても綺麗だ。

その時。

意識の切れ間を思い出す。

初めての経験だった。

時間の感覚もなくなっていた。

目の前が徐々に暗くなるわけでもなかった。

絶対無を想像した時とは全く違っていた。

次の瞬間まで、何もない。

時間も、映像も、音も、臭いも、触れている感覚さえ、無い。

気付かなければ、そのまま。

気付いたから、時間が無くなっていたことを自覚した。

それが・・・。

もし、それが・・・。

意識とはなんだ。

僕が僕だと思っているものとはなんなんだ。

僕がなくなるということは・・・。

絶対無。

静寂と安定と無限の世界。

でも、それは僕が感じれる世界ではない。

もし、再び気づくことがなければ・・・・。

流れはとても綺麗だ。

僕がいなくても・・・・。