祖国を愛して

何かいいものないかなあって探していたら

金鎖をみつけ見つけました

平たくされて、重なって、ねじれて、つながれて

光が交錯して

空気の中を漂う小さなほこりを追うように

瞳の中に差し込んできました

魂

もうそこにはいないのかしら

ねえ

時間があったら電話してあげてください

Product made in Myanmar

ビルマだよね

本当は

Aコープと業務スーパーはいいよ

最近、近くに業務スーパーが出来て大助かりでーす。

うちの冷蔵庫は冷凍庫が小さくて残念なんだけど

冷凍食材も上手に解凍すると美味です。

まあね　食材によってはＡコープでないと手に入らないものもあるので

そんな時は買い出し部隊に変身してお出かけでーす。

特におすすめするのは

ホタテの貝柱　Ｓ３　1Kg　すごい量なんだこれが

でも毎日、六個くらい使っても2週間はもつからね。

ふふ、おすすめ　ホタテな1人2個って感じでどうぞ。

ステンレスか鉄のトレイにのせて、グリルやオーブントースターで弱火で7分から10分

その後、ギンギンにフライパンを焼いてグリグリって感じで焼き目をつけたら

二つに割って

お醤油　チョロリ

わさびをトン

ビールをグイ

いけませんわ。そんなこと

なに 食べる

ねえ、なに、食べる

そうだ。冷蔵庫にカジキマグロの切り身が二枚あったから

フライパンに入れて　

日本酒をドバっといれて

弱火で20分っと

その間に長ネギを刻んで

シメジをほぐして

ごま油でさっと炒めてっと

サラダは、キャベツとツナ缶

ボールにざく切りキャベツとツナ缶、ツナ缶のお汁も入れて

菜箸でぐるぐるっと

バルサミコ酢とオリーブオイル入れて

塩コショウをして、はちみつをチョロッと入れて

菜箸でぐるぐるっと

そろそろ、カジキマグロがいい感じなので、フライ返しでひっくり返して

いい色になったら、カジキマグロを取り出してっと

お酒の煮汁にみりんと醤油を入れて、さっきの長ネギとシメジも入れて、

強火でトロリとするまで煮込んでっと

おお、完成だあ

お皿にカジキマグロを盛り付けて上からトロリと長ネギシメジのせて

サラダは別皿で

わー、おいしそう

すみれ色

針の折れた時計

先がかけた口紅

剥げかけたネール

ひび割れた唇

電池の切れた携帯

空っぽの財布

落ちる水

缶ビールが飲みたいね

今日のレシピ

玉ねぎ　大きめ　半分
ニンジン　中ぐらい　半分
ニンニク　３かけ
ジャガイモ　大きめ　半分
ノルウェーウィンナーバジル入り　３本
乾燥バジル　適量
オリーブオイル　大さじ　2
水　　　　　　　カップ　2　
鶏がらスープ粉末　大さじ　2
はちみつ　　適量

①　玉ねぎをみじん切りにします。
　　ニンジンをみじん切りにします。
　　ニンニクをスライスします。
　　ジャガイモをすりおろすか、細かなみじん切りにします。
　　ウィンナーを１ミリくらいの輪切りにします。

②　鍋に玉ねぎ、ニンジン　ニンニク　ウィンナー　乾燥バジルを入れます。
　　オリーブオイルを入れ、強火または中火で炒めます。
　　しゃもじ、または、竹べら、木べらでよくかき混ぜます。
　　玉ねぎの辛いにおいが甘いにおいに変わったら、ジャガイモを入れます。
　　サクサクという感じでかきまぜたら水を入れます。
　　一度、沸騰させ、アク、いらない油を取ります。
　　中火にして、鶏がらスープを入れ、味をみます。
　　弱火で20分ほど煮込み、最後にはちみつを入れて完成です。
　　器に盛り付ける前にひと煮立すると暖かスープでいい感じかも。

やまもとさーん

いいですか

きょうは六時に丸ビル前ですよ

絶対来てくださいね

山本さん、パチンコとか、やってちゃだめですよ

課長にみつかったら、また、言われちゃいますよ

課長もおんなじですけどね

堀之内さんなんて意外でしたね

そんなこと言ってませんよ

自主退社ってこともありますから

私もいい人できたら、やめちゃおうかなあ

そんな言い方ってないでしょう

山本さん

結婚してくれますか

あ、そうか

じゃあだめですね

きょう　会計、私だから絶対来てくださいね

まってまーす

イルカの足

中でも一番売れいるのがこれです。

そうは思わなかった。

かわいい顔は気に入ったけど、どうしてか、わからなかった。

金色は好き

プラチナは少しわからない

だからゴールドにするんだけど

デザインもいいし、金鎖も素敵

でもね

いらないのよ

イルカに足は

馬鹿にされてるのかなあ

それとも

ねえ、この足取ったらいくらになるの

よい人なので

ほんとによい人なんだよ

ご飯も作ってくれるし

お掃除も

お洗濯もしてくれるんだよ

朝は起きるまで待っていてくれるし

夜は寝るまで頭を撫でてくれるんだよ

いいの

それは私がするから

心配しないで

絶対　悪い人じゃないよ

わたしがいないとき何をしてるかなんてどうでもいいの

私が帰ってきたらそこにいてくれればいいの

それは雨の後のこと

どうしてそんなに偉そうに言うの

あなたに何ができるの

もう

同じことを言い方を変えていっても騙されないからね

よーく私の目を見なさいよ

あなた

ルミネの前でね

震えていたわ

首から紐をぶら下げて

ストールを巻きたいくらいの寒さの中で

半袖のティーシャツにジーパン

昔っぽいサングラスをかけて

背中にマネキンのパンプスが当たっているみたいに見えたわ

投げ出された足を踏まないように歩いている人が大変そうだった

お酒臭かった

そのまま流れに沿って通り過ぎてもよかったの

大きな犬

身体からそんな匂いがしてたわ

タクシーの運転手さんが大丈夫ですかーって

誰かわからないまま

部屋の中に入れて

少しわかったのかな

あわてた顔がかわいかった

お風呂にいれてあげて私のスウェットを貸してあげたの

ミニティーと半ズボンみたいだった

みょーに恐縮しているみたいで

いいの明日まで

いて