仁、そして、皆へ

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nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.37

2016年09月08日 09時33分46秒 | Weblog
9月1日

ほんとに君はそう思っているのかい。

生きるものの価値は皆一緒だと僕は思うけど。

それりゃー、動物は二本足では立てない。

知能も、動きも人間のようにニュートラルな感じではない。

だからと言って、それを「劣る」とは思わないけどなあ。

犬やサルが人間より「劣る」からかわいいと人間が思うなんて。

生命を受けていること自体、生きていること自体。

その有限性と偶然性、生き物の価値はそれほど変わらないのではないかな。

で、神は人間を自分より「劣る」ものだから、愛おしいと思うと。

どんな人間でも許せる、と、言うのかい。

そして、選ばれた者だけが神と共通の観念、共通の意志を持てると。

それが自分だと、言うのかい。

選ばれた者は、何をしてもいいと。

それで、君は何をしたんだい。

僕を先生と呼ばず名前で呼ぶのは君だけだよ。

それとも、これから、何かをしようとしてるのかな。

それは、ほんとに、君が考え出したことなのかな。

なあ、いいよ。

今日は安定剤くらいは出すよ。

興奮しているんだろ。

選ばれた者などいないと、思うよ。

孤独は誰でも共通のものだと思うけどなあ。




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