気ままに戯言 ・・・

日々の出来事であったり、見聞きしたものへの感想であったり、時には不動産の知識や裏話であったり、気ままに書き綴ります。

早い反応にビックリ!

2017年05月09日 | 業界裏話
 昨日、その2日ほど前にWebへアップした物件に早くも内覧の問合せが複数入り、同じく昨日、別の物件を掲載すると2時間ほど経ってから電話での資料請求が幾つも入りました・・・驚きの反応です。内覧希望や資料請求があっても当然ながら成約に結び付くとは限りませんが、それでも、昨今は公開してから問合せ等が来るまでのリードタイムがかなり長くなっている傾向にあるので、こうした反応にはちょっとばかりビックリさせられ、意外です。実のところ、2物件ともまだまだ調査不足な点が幾つかあったので、今日は慌てて残りの調査に走り回らねばならないという、何ともお恥ずかしいドタバタを演じてしまいましたが、しかし、それも有難い忙しなさでした。

 昨年度あたりから新規で売却をお受けした物件の成約に至る期間は頗る短く、平均すると2~3ヵ月くらいになっていますか? 新規物件の足が早いので、HP上での販売中物件はどちらかというと古い物件ばかりとなり、HPに訪れて頂くお客様に対して私としてはこれが痛し痒しです。別荘地ですとか、或は事業用物件などはどうしても簡単には捌けず、お客様から見ると「なんだヨ、変わり映えしない物件ばかりが載ってるな。」と思われているかも・・・ですネ。でも、実際にはWebに掲載する前にお客様へ紹介し成約に至っている物件もありますし、また、お仲間業者さんとのコラボで話がまとまることもままありますので、HP上の物件が多少寂しくなるのは致し方なしなのです。

 昨年度は特に、大手不動産業者さんで一年も二年も売れずにいた物件の販売を賜り、最短はお受けしてから1ヶ月以内、最長でも半年以内で成約に漕ぎ着けた物件が数件ありましたから、自分で言うのも何ですが、売却にはそこそこ自信を持てている!・・・ここのところの私です。当地域に支店を構えている大手業者の営業Sさんに「ウチで1年以上ダメだった物件をたったひと月ふた月で売るというのは、何かテクニックでもあるんですか? 価格だって下げてないと言うし、教えて下さいヨ! そのテクニック!」と言われたことがありますが、これ、私にとっては最高の褒め言葉でしたね。テクニックなんてありませんが、例えあったとしても教えるワケないじゃないですかね!・・・そんなこと。

 とは言え、全ての物件がそうとはいきません。物件にはそれぞれ長所もあり短所もあります。長所は当然ながらそのままで良いとして、短所をどのように解消、または逆手にとり手を打つか・・・が大事だと思っています。解消したり手を打てない物件だって中にはありますから、そんな時はそのまま時を待つしかありません。不動産の御購入客はこの世でたった一人いれば良いのですから(二人以上には売れません)、そういう人にどういう方法で情報を知らしめるか・・・だと思い、智恵を絞ります。絶対!・・・はありませんが、要は確率の問題なのでしょう。


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