気ままに戯言 ・・・

日々の出来事であったり、見聞きしたものへの感想であったり、時には不動産の知識や裏話であったり、気ままに書き綴ります。

火事場の泥棒・・・

2011年03月31日 | off course
 大震災への支援で、ちょっと見直しちゃったかナ?と思っていた途端に、コレだ・・・

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 韓国は、竹島に設置したヘリポートの大規模改修や海洋基地の建設など、「独島領土管理事業」を進める方針を発表することが29日、分かった。東日本大震災への対応に日本政府が追われる中、韓国による竹島の不法占拠がさらに強化されることになる。
 韓国ではこれまでに約600億ウォン(約45億円)の救援金が集まるなど親日ムードが高まっていたが、教科書検定発表を前に金星煥・外交通商相が「支援運動と教科書問題は別。独島問題についてはふさわしい対応をする」と明言。対抗措置をとる方針を示していた。
 大規模改修されるヘリポートは、これまでの2.5倍に相当する重量25トンの軍用輸送ヘリが離着陸可能で、24時間運用が可能になる。すでに関連予算(約9億ウォン)が計上されている。日本の教科書検定結果発表に合わせて着工を発表する方針という。
 また、竹島の北西1キロ地点に、周辺の海流や海水温度などを観測するための「独島総合海洋科学基地」の建設を促進。同基地は今月2日に入札公告が行われ、来月13日に入札、5月に着工とのスケジュールが公表されていたが、「実効支配強化のため」として前倒しされる見通し。このほか、竹島の東島と西島を結ぶ防波堤も着工する計画で、大規模なインフラ整備が竹島で進められることになる。

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 やっぱり信用できない・・・この国。そして、中国でも日本が震災で苦しんでいる最中に、東シナ海の海域で中国ヘリが海自護衛艦に近接飛行した事件が起きたという。評論家の石平さんはこうした行為を「火事場の泥棒」と比喩しているが、確かにこれら挑発行為には韓国、中国の本性が実によ~く見える

 国を挙げての大合唱で「日本を助けよう!」なんて叫んでたことは、「これでスムースに竹島を手に入れられる!」「義援金やったから、日本は韓国に何も言えないだろう!」と目論んでの行為か!・・・と疑いたくなる。そう、中国にしても然りだ

 何日か前に、ロシアの政治評論家だというユリア・カリーニナさんが「今こそロシアは北方領土を日本に返還すべきだ。私も日本が順調だった時は北方領土返還に反対だった。しかし、大地震と津波が全てを変えた。破滅的被害の前ではロシアの国益など小さなことだ。広大なロシアのほんの一部にすぎない北方四島を日本に慈善目的で引き渡すことが、それほど惜しいだろうか?」とした考え方とは対照的だ。

 もっとも、それぞれ発言している人の立場が違うので国として比較は全くナンセンスだが、韓国、中国がやっていることは、人が生死を彷徨っている時に薬をチラつかせ、「あげよ~か?あげよ~か?・・・あげるからさ~、通帳と実印よこしな!」なんていうのと何ら変わらない・・・

 せっかく自国の国民が純粋な気持ちで誠意を見せている時に、それを台無しにするような国家としての発言行動は、暫く慎みましょうヨ! みっともないですから・・・。

約束は守りましょう!

2011年03月30日 | 賃貸知識編
 夕べは夜に1件の売買契約予定があったので、その前日まで計画停電の予定がとても気になっていたのですが、幸い今回はその前日の夕方に「明日の計画停電はありません!」とのメールを貰っていたので、夕べは予定を変更することもなく何とか無事に契約を済ませることが出来ました・・・

 さて、10日ほど前ですが、ある賃貸物件の入居を希望されるお客様に、物件の内覧をして頂きました・・・。物件を気に入って下さり、入居予定は5月からという御希望であった為、「御入金頂いて、契約さえ先にして下されば5月からの入居ということで家主さんの了解は得ておきます。」とお話しし、先週末に契約書を取りに来て頂き、今月末には契約書と共に入金を頂く段取りで話しを進めていました。

 ところが、その取りに来る筈のお客様が、約束の金曜日になんと来ない・・・。忙しい仕事をしているとは聞いていたので、電話ではなく携帯メールに「いつお越し頂けるか?」と入れておいたのですが、次の日も、またその次の日も返信もなければ電話もない・・・「こりゃ、やられちゃったかな?」と殆ど諦めていたところ・・・それが、昨日のお昼頃にそのお客様からやっと電話が入りました。
 しかしそのお客様、約束した日にちの約束などさも無かったかのように「5月の入居だからもっと遅くて良いと思っていた。」と言われる。
 私は「ですから、その理由は御説明しましたよね!御入居予定も1ヶ月超に及ぶので、申込書だけでその物件を押さえておくことは出来きません、と・・・。あくまでも契約、そして入金をして頂かないと後になって“やっぱりヤメます!”と言われた時に、私どもも、そして家主さんの方も困ってしまいます。その間、問合せ頂いたお客様を全てお断りしなければならないのですから・・・。」

 正直言って、この電話での話の時点で、このお客様に対する私の不信は確定的になってしまった。まず、約束した日にちに来ることが出来ないのは有り得るけれど、常識的には連絡くらいはくれるものだ。最悪、翌日となっても・・・。約束の日を3日も経過し、電話をくれたはいいが約束を反故にして「もっと遅くても良いと思ってた。」・・・はない。この方にとって業者との約束は“守らなければならないこと”ではなく、“自分の都合でいくらでも変えられること”らしい。

 契約前にこうした出来事があると、否が応にも先々に対する不安が拭えなくなります。同じように今後、賃料等の支払いが遅れたり滞ったりはしないか?あらゆることにフィードバックがないのではないか?そして、共同生活にも支障を来たしはしないか?・・・等々、いろいろと悪い想像をしてしまい・・・

 こうなると媒介する業者としては家主さんに対し、自信を持って入居者斡旋をすることが出来なくなります。自分が不安に感ずる相手と契約締結をし、後は家主さん任せ、という訳にはいきません。
 契約書や保険書類など全てを作成し、準備万端用意をしておいたのに、残念ながらそれらを無駄にしてもお断りせざるを得なくなりました。少なくとも表面的にはとても如才なく(なかなか良い方だな・・・)と最初は思っていただけに残念です。

 私はポリシーとして“迷うくらないならヤメた方が良い!”をいつも肝に銘じております。ですからこうした結果は仕方ありません。迷った挙句に妥協して、後々後悔したり、それによって苦しむことになるのは嫌ですから・・・。


相変わらず・・・

2011年03月28日 | 雑談
 お昼ちょっと前に、見慣れぬ車が事務所前の駐車場に入って来た。(お客様かな?)と思い、車から降りてくる人物を凝視する・・・。ガラス越しなので光の当たり具合から顔がはっきりしないが、スーツを着たあまり風体の良くない人物・・・。こちらを向いてニコッと笑うと事務所のドアを開けてきた・・。(ん~~っ?こんな人相の悪いヤツに知り合い、いたっけ?)と思うやいなや、顔をニョキッと出すと同時に思い出した・・・

「なんだ!・・・〇〇か!?」

 前職、会社員時代の部下だったIである・・・(私の周りには何故かイニシャルIが多い)。数年前に会社を辞め、別の会社へ移って某企業の店舗開発をやっていたことは知っていたが、暫く振りで見るIは見るも無残にデブり、元々人相は悪かったものの、これが以前にも増して“変な方向に”貫禄がついてきた(何かに間違われるゾ!)。

「どう!?店舗開発は順調?」と尋ねると・・・

「いや、あの会社、辞めました!・・・。今、不動産会社に勤めてます。だから、ちょっと御挨拶にと思って・・・。」

(なに~~~~!!! 不動産業~~~!!! お前みたいなのが不動産業界に入ったら、ますます不動産業者のイメージが悪くなるんだヨ!!

 と言ってやりたかったが・・・ここは大人の私・・・レーセーにレーセーに・・・

(えっ!あ、そうなの? なんだよ、いろいろコロコロ変わるなぁ~~! いいよ、別に挨拶になんか来なくたって・・・時間の無駄だから。)と、これも言ってやりたかったけど、口にチャックした・・・

 お昼を回っていたからあまり長い話しは出来なかったが、帰った後つくづく思うことに・・・。私のところにいた時にも、彼は態度がデカくて私はよくムカついていたが、それが今でも一向に変わらない彼・・・。こうやって会社を転々とするのは・・・よく分かる!
 おまけに、今日は一緒にその会社の社長という人物も同行されていたのに、どういういきさつでこの会社に入ったのかは知らないけれど、Iはその社長に対しても友達言葉・・・(バッカか!お前は・・・)。

 人間、誰だってエラソーに振る舞う人は好きじゃない。例えその人が切れ味鋭く有能であったとしても、本質的には真面目で優しい人柄だと周りから聞いたとしても、表面的に出てくる言動・態度が横柄であれば嫌悪感を持つのが当たり前のこと・・・。恐らく彼だって自分の前に態度デカいヤツが現れれば「何だ、アイツ!」と人一倍毛嫌いするのだろう。“人の振り見て我が身を正せ”を自分に置き換えられない人は・・・救えない。

 こんなこと書いて、あいつ! まさかこのブログ見てないだろうな・・・! ま、いいか! 見てたら見てたで・・・、しぁ~~~ない!(その時は反省しとけよ!反省!!

弱者はどっち??

2011年03月27日 | 不動産の法律
 不動産に関わる“法律相談”の類が、協会支部や市庁舎でよく行われている。先日、そこへ訪れて来たという、ある賃貸住宅の借主さんの話をある方からお聞きした・・・。

 その賃借人の方の相談というのは・・・「家賃を1ヶ月滞納したら、家主から出て行け!と言われた。どうしたらいいか? 出て行かなければマズイのか?」。

 それに対する相談員からの回答はどうだったのか?というと・・・「滞納1ヶ月で出なければならないということはありませんヨ! 御心配なく・・・。法律では少なくとも3ヶ月以上の滞納でないと・・・云々。」
 というものだったらしい・・・。

 それを聞いた私の感想はというと・・・・・・些か、否、実に、釈然としなかった!!

 この問題が表面化してトラブルとなり、借主が弁護士さんに個人的に相談に行って、そこで弁護士さんが答えたものだと言うなら仕方がない。しかし、いかに“法律相談”とは言え、回答する側には弁護士さんもいらっしゃるが、ここは不動産に関わる相談であるが故に不動産業者も相談員として同席している。確かに法律面だけで判断するならば上記の回答となるのだろうが、それでは不動産業者がそこへ一緒に立ち会っている意味はない。

 客観的に見れば、1ヶ月の滞納というものが家主にどれだけの負担となるかはその物件にもよるけれど、こんな時代だ、場合によっては家主の首を絞めかねない状況を作り出すことだって有り得ない話じゃない。他に空室等があればローン返済も滞ったり、そこに管理会社が介在しておれば、管理会社だって義務を全うできずに信頼を失うことだってある。1ヶ月の滞納というものは、現実には傍で見ているほど小さなことではないのだ。
 第一、家賃の不払いというのは対価を支払わずに商品を得ているのと同じで、云わば“無銭飲食”。法律的な許容限度を教えるも良いが、もっと常識や道理を理解させることも必要なのではないか?・・・と私は思うのだが・・・違うか?

 この大震災で、なぜに被災地の多くの方々が海外からも賞賛されているのか? それはこれほどの困難な状況に陥っても、被災者は周りを思いやり、常に援助してくれる人々に対して感謝や謙虚さを失わずに言葉を発し、良識的な行動をとっているからだ。
 相手(家主)のことを少しでも思えば、滞納という行為などは有り得ず、滞納する側を戒める点も何も無く借主側を許容するだけならば、賃貸借人双方の良好な関係などは築ける訳もない・・・。
 万一、どうにもならぬ事情等が借主側に生じたならば、事前に貸主側に理解を促す行動をとってしかるべき。そうした時に「なら出て行け!」などと言う家主・管理会社が、一体どれだけいることだろう?

 法律が持ち出されるというのは、万一の時、予期せぬ事態が発生した時に弱者を救済する為の最後の砦。通常時はお互いが常識、良識に基づいて対応していればトラブルは防げる筈だし、法律を盾に義務の放棄を正当化するなどは言語道断、ましてやそれを助長するが如くだけのアドバイスなどは、どうにも理解に苦しむ。

”誠意”は見えないけれど・・・

2011年03月26日 | off course
 2~3時間前にカミさんから電話が入り、被災した東松島市に住む叔父さんから御礼の電話を貰ったと、連絡があった。

 御礼と言うのは数日前に送ったお見舞いの現金書留。郵便局では「う~~ん、宮城の東松島市ですか~~!・・・何日もかかるかもしれませんヨ~・・・。もしかしたら返ってくるかもしれないし・・・!」と言われたそうだが、結果としては3日ほどで無事に届いたというワケだ・・・(軽かったからか?)。

 カミさん曰く、すこぶる喜んで貰えたらしい。というのは、現地ではまだ銀行が正常に機能しておらず、現金を手にすることが出来ないとのこと。自らが代表を務める漁協の従業員もそれによって生活が逼迫していた為、叔父は再三銀行にかけ合って、やっとのことで一人当たり10万円分の給料だけ引き出せ、今日皆に渡せたばかりだったと言う。何しろ現地は、モノもないけど、金もない状態であるらしいのだ

 そんな時にタイミングよく届いた見舞金。電話の先は叔父から義叔母にも代わり、夫婦お揃いで感謝の言葉を投げ掛けられたとのこと・・・。本当に喜んでもらえたことが、我々にとっても何より嬉しかった
 幸いに叔父夫婦は、結果としては被災地の中で致命的な損害を被らずに済んではいるものの、そうした中でさえ生活することが厳しい状況にあるのだから、家屋を始めとして全てを失った人達の生活、その精神状態と言ったら・・・いったいいかばかりか。

 今回の大震災はかつて無いほど被災地への義援金について、沢山の人達がネット上でその協力に対しての大合唱がされている。矢面に立たされている一番は有名人だが、やはり分相応の範囲内での協力はして欲しいと思う。どっかの掲示板で誰かが言っていたけれど、「“誠意”は見えないけれど、“札束”は誰にでも見える。」・・・確かに!・・・上手い!!・・・素晴らしい!!・・・その通りだ!!

有名人の義援金?

2011年03月24日 | off course
 今日も午後から同業者の会合があって出席し、その休憩時間に・・・

「イチローは2億円だって! 松井は5千万!・・・〇〇は出したのかな? 〇〇はどうなんだ?」

 義援金を拠出した有名人の名前やその額が、いろいろなところで話題となっている。

 こうした事を話題にすることそのものが不謹慎、嫌らしい・・・とする向きもあるけれど、でも、一般人が興味をそそられる話題であることは事実で、確かに嫌らしいのかもしれないが、この私も実は、俄然興味がある・・・

 インターネットの掲示板等でも結構話題にされたり、それに対しての批判もされたりで、義援金という本来、人の誠意を金銭に表した行為を、恰もランク付けしているかのようだとの批判には「う~~ん、確かに・・・」と思う部分もあるけれど、ま~~、いいじゃないですか! 話題にされるというのは良きにつけ悪しきにつけ、それだけ有名で、それだけ持ってる! と思われてる証なのですから・・・

 私の場合は身内に被災者がおりましたので、出来る限りはそちらに向けましたが、後はことある事に小銭を募金箱に投じるようにはしています。そうそう、それから諸カード決済時のポイント! 今、いろいろなカードで得られたポイント合計をこうした義援金に振り替えるシステムが出来ていて、思いつくものは全てそうしています

 もし、私が年収3億円くらいあったなら、「今年はいらねぇ~!!」と、ポ~~~ンとそのまま3億円寄付しちゃうのですが・・・・・・? あっ、いやっ、・・・2億円かな・・・?・・・おっと! 生活もあるし、う~~ん! 1億5千万くらいかな・・・???

 そっ、稼いでる人は稼いでる人なりに、そんな気持ちは働くでしょうね!! 分かります!! だから立派です、高額な義援金を出された方は・・・

情けない輩・・・

2011年03月23日 | off course
 お隣、中国では日本の秩序と防災対策を賞賛され、シンガポールでは“静かなる威厳”と称されて一連の日本人の行動を「滅多に遭遇することない英雄的行為!」と称えられ、ベトナムでもタイでも韓国でも、そしてアメリカや欧州諸国でも、今回の大震災による被災者の皆さんに、その忍耐とマナーに脱帽!・・・と奉られる。

 それが・・・、ここ数日の報道にはそんな賞賛を180度覆すようなニュースが飛び交ってる。


・宮城県南三陸町で、自称・震災ボランティアの男が横転した乗用車からガソリンを抜き取っていた。被災地では車内の金品を狙う車上荒らしも横行・・・。

・宮城県気仙沼市松崎片浜の「気仙沼信用金庫」松岩支店の職員が「金庫から金が盗まれている」と気仙沼署に届けた。同署員が調べたところ、金庫から約4千万円が盗まれていた。同署が震災に乗じた窃盗事件として捜査・・・。

・検索サイト「ヤフー」の関係者を勝手に名乗り、東日本大震災への義援金を振り込むよう勧誘する電話やメールがあることが14日、分かった。

・千葉県松戸市日暮の新京成線八柱駅付近で、東日本大震災の被災者支援のために募金活動をしていた、同市と柏市の県立高校3年の男子生徒(18)の2人が、 男に「誰に断って商売をしているんだ」と因縁をつけられ、顔を殴られたり、けられたりした。男子生徒2人は顔などに軽傷を負い、男は募金で集まった約1万 円を奪って逃げた。


 国民にとって恥ずかしいのは、日本政府の面々だけじゃなかった。もっとも、上記のような輩も普段からこの日本には沢山いたわけで、こういう人間が震災によって急にいなくなったワケじゃないのだから、ちょっと落ち着けば出てくるだろうとは思っていたけれど、それにしても、こうして本当に出てくれば、腹が立つ・・・。
 特に私が腹を立てたのが上記の最後・・・。人の善意を、それも高校生の善意を暴力によって踏みにじるとは許せない。当然他の事件だって許せるものじゃないけれど、善意への暴力がないだけ、まだマシだ・・・。
 どんな国にもどうしようもない奴はいる。こうしたニュースはこの日本も例外ではないという証だが、それにしても、つくづく、情ない!

予定が立てられず・・・

2011年03月21日 | off course
 被災地の方々のことを考えれば・・・と言ってしまうと何も言えなくなるが、それにしても・・・計画停電にはほとほと参る!

 まず、なかなか予定が立てられない。停電の予定だからとスケジュールを入れなければ“今日の計画停電は回避しました!”となったり・・・。でも、業種的に私らはまだきっと良い方で、物販や飲食店を営んでいたり、モノを生産する工場などでは本当に堪らないだろう。

 私も当然に大震災以来は飲みになど出掛けていないけれど、車を走らせると夕方から夜にかけての街中の交通量、歩行者数といったらない!・・・閑散~~だ! きっと飲食店の売上などは激減なのでしょうね。
 そんな中、3~4日前の停電中、確か午前11過ぎ頃だったかな? 学園通りの喫茶店に(どうせやってるワケないか?)と思いながらも試しに仕事仲間と入ってみたら、停電してるのに営業してた・・・。店内は暗く、暖房も入っておらずに寒く閉口したが、店員さんに「電気もついてないし、暖房もなくて寒いし・・・、今日はこれ、半額??」と言ってみたけど笑ってごまかされ、帰りにはしっかりと正規料金取られた・・・

 企業にしても個人商店にしても、これだけ長いあいだ稼働時間が制約されると(おいおい!・・・日本経済、大丈夫かよ~~!?)と心配になってしまいますね。政府も目先の原発問題ばかりに神経を削がれていて、あまり先々を考えた施策が聞けないが、もっとパノラマ思考を持って物事に当たってゆかないと、またまた“政府はいつも後手後手!”と言われてしまいますヨ!菅総理殿!! ま、だからと言って「じゃ~!稼動させる為の電力はどうするんだよ~!!」と言われても、そんなの私には分かりませんが・・・

 さ~て、明日の計画停電はいったいどうなるんでしょう? 一応当地区はPM12:20~PM16:00、とのことのようですが、何しろ、やるやる!と言っていながら実際に停電になったのは1回だけですからね~!(いや!これは嬉しいことなんですけどね!!
 こういう商売ですから、お客さんに対しても「それでは契約日ですが、何日の何時にしましょうか!?」と言えないで困ってます。それが夜で計画停電になったら、真っ暗な事務所で契約なんて、できるワケないですから・・・!!


日本人ってすごい・・・?

2011年03月19日 | off course
 時間が経つにつれ、だんだんと見たくもない、聞きたくもない話題が増えてきた・・・

 大震災対応への強化の為に入閣を打診されたと言われる谷垣自民党総裁。「失策の責任がうやむやにされ、尻拭いをさせられるだけだ!」と拒否・・・??
 民主党も情けないかもしれないが、誰もかれもみんな情けない。責任云々ではなくてこの国家の一大事、国を代表する政治家に「オレがやらずに誰がやる!」という気構えを持つ者はいないのか! 責任というのは結果だ。結果を恐れてばかりの人間に、未曾有の出来事に立ち向かうリーダーシップなどもあるワケない(せいぜい評論家やってろ!)。

 TVが徐々に通常の番組へ戻し始めた・・・。はいいが、ドラマやワイドショー程度なら良しとするも、まだまだこの時期にバラエティー番組などでバカ笑いする芸人を見ると腹が立つ。彼らも商売だから個人を責める気は毛頭ないけれど、企画、放映する局の無神経さというのも・・・呆れる
 おまけにプロ野球が予定通り開幕~~??!! この電力不足で国民が不便にじっと耐えている時に、ましてや被災地では電気どころか、水も食料も燃料さえも手に入らず苦難を強いられているという時に、煌々と電気をつけて野球だと~~!? バカか!NPBは・・・。選手会の選手達の方が月とスッポンほどまともだ。

 そして余計な話しだが、昨日の計画停電・・・。私の自宅と事務所は3kmほど離れており、一昨日前までは幸運なことに双方ともに停電を免れていた。それが昨日は確実に実施されるというので、前日には東電に電話をかけて詳しく番地まで伝え、この2つの場所が何ブロックに属し、何時から何時まで停電するのかをきっちり確認しておいたのだ(ほぼ分かっていたけど、間違いないように)。
 聞くと双方は同じブロックだということで、(そうか!両方とも12時20分から16時までね!それなら午前中に事務処理、済ませておこう!)と、事務所に早めに行ってPCに向かい契約書を作っていた。
 それが・・・それがだ・・・午前10時ピッタリになると、いきなり、ブツ~~ン!!と、なんと停電した・・・(・・・・・・)・・・・・・青天の霹靂!!
 おいおい!! 東電!! PM12:30からじゃなかったのかい!!!!! どうやら、町名、番地まで伝えたのに、ブロックを間違えて教えられたようだ。(バカタレ~~ 東電 )・・・これだったらもっと早くに事務所に来たのに・・・

 最後に、今日の新聞の週刊誌の見出し・・・。「あるファミレスでは地震直後、客を店外へ退避させた。揺れが収まると・・・、大半の客が店に戻ってきて、料金を支払って帰った。戻らなかった客は・・・、翌日、金を払いに店にやってきた。・・・・・・これには世界が驚嘆! 日本人って、すごい!!」

 そんな素晴らしい人間性を持つ日本人・・・。庶民の素晴らしさばかりが目立ちますが、国を、組織を牽引していってる皆さん! そんな国民の優しさや良識ばかりに甘えないで、もっと捨て身の覚悟で一大事に当たって下さいヨ! お願いしますから・・・

エ~イシ~♪♪

2011年03月18日 | 雑談
 東日本大震災が発生して以来、TVを見ていると、どこのチャンネルに切り換えても“AC(エイシ~♪)”のCMばかりが流れている。企業が震災発生からCMを自粛し、局側は空いた時間に止む無く非営利であるAC(旧:公共広告機構)のCMを流さざるを得ない状況だとのことだが、私個人はこれらCMをとても気に入っている。

 聞くところによると、局には結構苦情がきているそうで、「いい加減に聞き飽きた!」「エイシ~♪・・・が耳障り!」といった批判が相次いでいるとのこと!・・・なんでなのでしょう?

 こんな時に「オール電化はとってもおトク~」(電気がこないんだよ!)、「日清のカップラーメン~」(在庫がないんだよ~!)、「ソフトバンクの携帯電話~」(繋がんね~んだヨ~!!)なんてCMが流れるよりはよっぽど気が利いていて、今、みんなに必要とされている“優しさ”や“心遣い”というものをビジュアルに表現した、とてもグッドタイミングなCMだと思うのだけれど・・・。

 個人的には、私はあの高校生の男の子がフィーチュアされた「心は見えないけれど、心遣いは見える」「思いは見えないけれど、思いやりは見える」というあの映像が大好きだ。この言葉は埼玉県在住だった詩人、宮澤章二さんの著作「結実の季節」に載せられた「行為の意味」という詩の一節だそうだが、映像に映し出された情景と、あの高校生役の男の子の表情が何とも言えなくシャイで優しくて、見るたびにウルウルきてしまう・・・

 年齢によっても、性格によっても、ああいった行為を本当に出来る出来ないは仕方のないことだけれど、少なくとも全ての人が、そんな“心”と“思い”だけは持っている・・・そう信じていたい。