気ままに戯言 ・・・

日々の出来事であったり、見聞きしたものへの感想であったり、時には不動産の知識や裏話であったり、気ままに書き綴ります。

凄いぞ!常葉菊川・・・

2007年03月31日 | off course
 春の選抜、常葉菊川高校が大阪桐蔭高校を2-1で撃破!!
 静岡県代表がベスト8に残ったのも珍しいが、今度はベスト4だというからビックラこいた!!それも今回の相手はあの中田翔のいる大阪桐蔭高校…、さすが集中力アップの為に読み聞かせをしてるとか…と聞きましたが、それが功を奏したんですかね…?それにしても上出来、上出来!!……おめでとうございます!!(まだ試合残ってるけど…)

 ところで…、最近は高校野球のネット裏にもメジャーリーガーのスカウトが陣取っているそうですね。日本の野球もほんとにインターナショナルになったもんです。中田あたりもレッドソックスが目をつけていると言うし、ちょっと野球の上手な子を持つ親は益々全身全霊を傾けて子供をプロの野球選手に!!…とハチマキ巻いて応援するようになるのかもしれません。
 でも現実には甲子園まで行って活躍した高校球児の中で、プロ野球まで上り詰めた選手の数はほんの一握り…。プロ野球選手として活躍し名声を博すのは、国会議員になるより難しい確率なのです。……子供自身の意思で夢を持って一生懸命打ち込むのは良いけれど、つくづく、子供の道を踏み外させないように、あまり親が熱くなることのないよう祈ります……。

お偉い先生・・・

2007年03月30日 | 業界裏話
 お取引先の某企業担当者の方から午前中にお電話を頂いた。この会社は実は昨年に弊社が媒介させて頂いたビルの売主企業。買主様も弊社が担当したのだが、現在ちょっとした瑕疵担保責任の件で、買主様より少額だが修補の請求を受けている。
 買主様の顧問弁護士を通して請求しているそうなのだが、担当者からの電話では…
「弁護士さんに連絡し内容について確認しようとしたところ、有無も言わせず『文書で回答すりゃいいんだよ!!』と言って、電話をガチャッと切られてしまいました…。どうしたらいいでしょう……?」と、ほとほと困り果てた声のニュアンス…。
 フーッ!!参ったな~……と思ったが、ちょっと考えた後に…「これこれこういう風にしたらどうですか…?私の方からも伝えておきますから…。」と思いつきだが(失礼!)即興のアドバイスをとりあえずしておいた。
 勿論、今後なんとか無難に収まるようにパイプ役を仰せつかるつもりだが、それにしても弁護士先生……、そういう答え方は良くないんじゃありません!!……と、ちょっと口をアングリさせてしまった…。

 別に相手が喧嘩腰で電話してきた訳でもあるまいし、相談するつもりだったのだろうに……。ブログの2.3日前の記事じゃないけれど、相手だっていつどこでお客さんになるかわからないのに、どうも諸先生と呼ばれていらっしゃる方の中にはこういう(ちょっと違うんじゃないの~~!!)と感じてしまうお方が若干いらっしゃるようだ。
 てなこと言って、私も後々お話しをしなければならない人だから大きな声では言えないけれど(もう世界中に配信してる!!)、自分を偉い!!と思ってる人とはどうも話をするのも億劫になる……。


植木 等さん・・・

2007年03月29日 | 雑談
 植木等さんが亡くなれてTV各局は軒並み追悼番組を放映するそうだ。時間が経つにつれ、不本意ながらきっと私自身の記憶も薄れていくのだろうことを考えると、出来る限りこうした番組を見ておきたい衝動にかられている……。
 子供ながらにTVの画面を通して見る植木等さん、谷啓さんの笑いには、社会のいろはも分かっていない私の目にもなんと痛快に映ったことか……。
 その後に出るドリフターズの笑いとはちょっと違い、俗に言う“下ネタ”で笑いを取るようなことは一切なかったように記憶する……それが家族と見ていても心地よかった。
 植木等さんだけでなく、谷啓さん青島幸夫さんとの名コンビは痛快で、シャボン玉ホリデーやおとなの漫画を毎週楽しみに見ていたことは今でも忘れない…。
 今でこそTV各局は“おとなの漫画”を話題に持ち出しているが、この番組、私自身は大好きだったのだが相当視聴率が悪かったらしく、ある時この番組で懸賞か何かの募集をした時に、翌週青島・植木御両人が神妙な顔をしてこう言った……

「え~~~、オホン……、先週の募集ですが……、なんとハガキが3通しか来ませんでしたので……、応募下さった3名様は全員当たりということで~~………。」

 (しまった~~!! 応募しときゃ良かった!!)と思ったのも後の祭り……。その後すぐに、この“おとなの漫画”は番組打ち切りになったという体たらく……(よ~~く覚えてますヨ……)。
 日本一の無責任男……なんて呼ばれていても、この植木等さんの真面目な人柄はTVを見ていれば良く分かる。
 高度経済成長時代にサラリーマンの肩の力をフッと抜かせてくれたという男……。確かにその時代は実際に“サラリーマンは気楽な稼業”だった面もありウケたが、時代は変わって今のサラリーマンは世の中一番の“苦しい立場”。植木等さんも憂慮していたことでしょう……。
 かつての時代を大いに明るく盛り上げてくれた男、植木等さん……安らかに……。


すべてがサービス業・・・

2007年03月28日 | 売買知識編
 夕べ10時前頃かな…? 昨日のブログに記載した昨年度某業者に嫌な思いをさせられたYさんの奥様からお電話を頂戴した。昨日のブログをお読み頂き、電話をくれた方に対して「いてもたってもいられない気持ちで……!!」お電話して下さったと言う……。
 そのお客様はまだ何か相手業者とのしがらみみたいなものがあるようなので「御主人と相談してからまたお電話下さい…。」とお伝えしてあったのだが、Yさんには「きっとこのブログを読んで下さっている方だと思いますので、差し支えなければ同じ経験をされた方としてコメント欄にでも投稿下されば……。」とお願いしておいた。実際に投稿戴き、Yさん!!ありがとうございます!!電話のお客様もお読み下さればきっと勇気付けられると思います……感謝です。

 不動産業だけでなく、司法書士でも弁護士でも、税理士だろうが公認会計士だろうが、一般の方達が持っていない自分達の知識を振りかざして偉そうに振舞ったり、或いは知らないことをいいことに自分達の都合の良いような方向に物事を持っていくなどは到底許されることではない。
 どんなお偉い先生方だってお客様がいなければ収入なんか生まれないはずだ…。であれば職業はどんな職業だって接客業でありサービス業。お客様の立場に立ってお客様に喜ばれる結果を導き出さなければ者業も士業も失格……。
 私も含めて、客の立場の人間に対して言葉遣いが悪かったり高慢であったりする人や業者がいたら、そんな相手からはサッサと身を引きましょう…。でないと相手はいつまでも気付きません……(一生気付かない人もいるでしょうけど)。


悪夢の回避法・・・

2007年03月27日 | 売買知識編
 昨年度にあった売買契約に絡むトラブルのような話が、今日また舞い込んできた…。
昨年度の話はH17年11月だったかな…(平成17年11月3日ブログ)? 購入しようとしていた中古住宅の交渉段階で、ちょっと検討に時間を費やしていた事に腹を立ててのことか、媒介業者担当の高圧的態度、言動に嫌気をさしたお客様が弊社にお問合せ下さり、依頼を受け、その媒介業者に断りを入れたことで今度は自宅と御主人の職場に日参され、散々捨てゼリフを吐かれ威圧されたという事件……。
 最終的には他の協力も戴きながら、難なく弊社による仲介でお客様は笑顔で御購入を完了した……という結末に辿りついたが、今日の話もまさにそれに近い……!!

 欲しい物件であればお客様はとりあえず業者を選べない……と思っているだろうし、或いは一軒一軒の業者の中身まで分かるわけもない……とも思うだろうが、それにしても一千数百万から何千万というような価格のものを買おうとする際に、そんな嫌な思いをするなどは考えもしなかったことだろう……。
 電話の向こうで奥さんは泣いていた…。夢を膨らませていたマイホームの購入で何でそんな思いをしなければならないのか……。同じ業者として憤りを覚えるとともに、本件に関しても出来る限りの協力を惜しまないことをお伝えした…。

 全ての物件を・・・とは言えないものの、お客様にお伝えしたい。業者は選べるんですよ!!日頃から是非、信頼できると思われる業者をまず選別しておいて下さい。そして良いと思われる物件が見つかったらまずはそこを通して聞いてみること…。こうした手順であれば嫌な思いは出来る限り回避できると思います……。


沼津東高吹奏楽部・・・

2007年03月26日 | off course
 休みだった昨日は久々に市民文化センターに出向いて“沼津東高吹奏楽部”のコンサートを聴いてきた…、(…娘のお付き合いだけど)…。
 正直…(どうせ大ホールでやるんじゃガラガラだろう…。)なんて思っていたら、なんのなんの…、高校生のこの手の催しで大ホールを7割近く埋めるとは恐れ入った…。
 ずっと前にも話したけれど、十数年前に高中正義のコンサートをこの市民文化センターで行った時にはなんと2~3割の客入りしかなかったことを考えると、東高吹奏楽部恐るべし!!…だ。(もっとも、父兄、職員、生徒、OB、OGのバックアップがかなりのもんであろうことは想像に難くないが…。)
 それにしても最近の高校生レベルの演奏には目を見張るものがある…。東高も全国レベルでは光っているわけではなさそうだが、我々の高校生時代と比較すればかなりの進歩だ。勿論、楽器の良さ、音響の良さ、指導力の違い等もあるだろうが、音楽が溢れている環境に育った彼等の技術的な進歩は素晴らしい……。
 残念ながらJAZZの演奏ではブラスのソロパートになるとアドリブには無理があったが、全体としてはなかなかGood,Good!!
 そしてもうひとつ……、大したもんだ!!と思ったのは、とことどころに入れる彼等自信による演技…。昔の高校生じゃテレちゃってドッチラケるだろうことを、いとも平然とやってのける…。ホント、まったくもって感心、感心……。

 いつの時代にも「今時の若いモンは…。」と嘆く老年、壮年諸氏も、たまには若い人達のやるいろいろな催しに出向くと良いかもしれない。そこには自分達より更に高いレベルの物事に挑戦し成し遂げようとしている、自分達を超越した姿がそこにはある……。

道具としての女性・・・

2007年03月24日 | off course
 向井亜紀・高田延彦の代理出産による双子の出生届不受理に対する訴訟は、結果として最高裁で却下された。今の法律であれば良い悪いは別として当たり前の判断だと思う。
 この問題は本当に複雑だ…。代理出産など考えられなかった時代の法律が現存する中で、最高裁の結論は順当だと思いつつも明らかに夫婦の子供は明白で、尚且つ代理母自身が相手の依頼による出産を認めているのであれば、生まれてくる子供の為にはそれを肯定してあげるのが正当……と思う向きもある。
 ただ多くの識者が論じるように、それを法律で認めてしまえば世界中の貧困者の一部が、“金の為の出産”という女性の体を道具として扱うような行為が蔓延してしまうことを肯定することになってしまう……という考え方があるのも確かに納得する。
 現に向井・高田夫妻の代理母であるアメリカ・ネバダ州のシンディーさん(32歳)は、夫の事業失敗により苦しくなった住宅ローン返済の為にこの代理母を請け負った。人の子だからと産道から出産するのを拒否し、帝王切開による双子を出産したこのシンディーさんの、家族を持つ妻や母としての“せめてもの拘り”を、いかに向井・高田夫妻がこの代理母に優しくそして誠心誠意を貫いたとしても、金持ちと貧困層の強者弱者の構図を見るような気がしてならないのは、私の考えが屈折しているからなのだろうか……?

 経済的にも恵まれ、愛する男性の子孫をどうしても残したい……という向井亜紀の気持ちは痛いほど良く分かる。また著名人でもあるこの人だから、あえてこの行為を公表し、社会に問題提起をし、他にも隠れた多くの事例があるこの問題に対して挑戦した夫婦の勇気には敬意を表するが、この問題を単に正当化することによって生ずるその裏には、生まれてくる新しい生命との引きかえに、貧困に喘ぎつつも必死で生きている一部の女性達に、悲しいドラマを作り出すことになりかねないことも、向井・高田夫妻には考えを及ばせてほしい……。


地価の行方・・・

2007年03月23日 | 売買知識編
 昨日22日、国土交通省は2007年1月1日現在の公示価格を発表した。住宅地、商業地ともに“全国平均”で16年振りに価格が上昇に転じた……という。
 中には南青山の住宅地が45.5%上昇という、まさにバブル再来ではないかと思われるような数字も耳にするが、こういった傾向はあくまでも首都圏についてのみ、であり、地方都市に於ける上昇というのは今のところ殆どない…が実情だ。
 ただ、下落率は格段に縮まった。当地区沼津市でもポイントによって異なるのは当然だが、0%~3%前後と既に横這いの地域も出始め、このトレンドでいけば今年から来年にかけて、やっと全体で横這いから微増に転じることになるのか……と推測する。

 これから不動産を購入されようとする方々にとっては良い傾向とは言えないが、これはいつかは来るであろう当たり前の流れ…。このまま下がりっ放しなどは考えられず、今年、来年あたりが歯止めの年になるのであろうことは今迄の数字がそれを物語っている…。
 あまり適切ではないのかもしれないが、大体株価と地価というのはその浮き沈みが似ていて、株価が上昇するとその1~2年後を追って地価がそれに伴い上昇する……という見方を一部の方がされているが、それは当たらずとも遠からず……なのだろう。

 世の中、景気が良くなれば企業も個人も投資・消費をする。それに伴って不動産のニーズも高くなり、需要と供給のバランスで価格が決定される不動産の価格は上昇する。特に投資効率の高い首都圏商業地の地価はその顕著たる例…。首都圏が限界に達し、地方都市にそのニーズをシフトしてきている現在、緩やかだが確実にその波が訪れている。


このままじゃ・・・

2007年03月22日 | 流通業ウンチク
 いろいろな流通業の開発マンの方々が弊社に来られる。目的は当然のことながら“出店できる土地を探してほしい…。”である。
 私は自分自身が某流通業で店舗開発に従事した経験があることから、売買、賃貸、管理の傍らこうした依頼を積極的に受け、その時間を出来る限り捻出している…。
 だが、残念ながら当地区における開発業務というのはとても難しい…。なぜかと言えば……“土地がない”からである。
 特に沼津市というのは「見渡せば空いてる土地がいっぱいあるじゃないか!!」と思われるようだが、広い土地などはほとんどが調整区域…。沼津西部のバイパス北側などは西沢田を過ぎれば全部調整区域だ(除く:根方沿い)。どこかの大きな企業が撤退でもしなければ、大規模店舗を誘致しようなどは夢のまた夢……。
 今迄アプローチしてきた流通業が出店できたら、沼津周辺居住者が大いに喜ぶ魅力ある業種・業態の店舗は数え挙げればキリがない…。…それなのに現実は全くと言っていいほど出来ていない…。

 しかし、“土地がないから”…という理由は何も物理的な意味合いだけじゃない。前述したように見渡せば土地は“ある!!”のだ。土地はあるのに建てられない、出店できない土地ばかり……なのだ。だったら建てられるように行政がすればいいじゃないか!!と思うのだが……?…全然しない。
 駅から徒歩圏の広大なフジクラ跡地に、何で工業団地を作らなきゃならないのか…?アクセスの良い市街地に近い国道沿いを、何で調整区域のままにしておく理由があるのか…?高台の愛鷹地区を、何で住宅用地として開発を促せないのか…?……全然解らない……。
 既存の事業主からのちょっとした圧力、批判に行政が怯えているようじゃ、沼津市の将来なんてない…。


新築するなら・・・

2007年03月21日 | 売買知識編
 昨日は夕方からお客様であるS社長がお越しになり、ちょっと話が長引いたのと、その後約束があったのでブログを更新できませんでした。…失礼致しました。

 話の中で、S社長はもう暫くしてから自宅の新築を計画されている…とのことでした。展示場等を散見し、こんな感じがいいかな…と思われる住宅メーカーを絞っているそうですが、お顔の広いS社長のこと…、「ウチにやらせて欲しい…。」と周りにいる知り合いの建設業者も黙っていないそうです。建築だけでなく、何かやろう、買おうとした時に知り合い或いは親戚縁者の同業者がいると、結構悩みを抱えるのは誰もが一緒です……。
 ただ、知り合いだから、親戚だから、という理由だけで住宅のような大きな買物をしたりすると、後々後悔するのは言うまでもありません。不動産のように既存の土地・建物等を購入するのとは違い、請負契約を締結してから造りはじめる建築業は、どちらかと言うとあくまでも“お客”の立場で希望・要望をズケズケと言えるような業者を選んだ方が賢明です。関係が密であればあるほど、言いたいことが言えない…となりますからね…。
 「安くやるから…。」「絶対気に入るものを造るから…。」という言葉に本当は根拠などありません。それを信じて頼んで、建った後まで「知り合いだから安くしてもらった…。」と思えていればそれはそれで幸せですが、恐らくプロの目から見れば「どこが…?」と聞きたくなるような結果は大体目に見えています…。

 最近は、マイホームの建設は必ずしも“一生モノ”とは言えなくなってきましたが、普通の方であれば数十年間ローンを支払わねばならない高額商品には変わりはありません。利害関係のない、ある程度その道に長けた方のアドバイスも大いに聞きながら、80~90%は満足できる結果を残す為には、やはり情報収集と冷静な判断……これしかない…と思います。