国税庁「路線化」公表

　国税庁発表”全国約４１万地点の標準宅地の平均路線価は、１平方メートル当たり１１万２０００円（前年比３．４％減）で１３年連続で下落したが、下落率が前年の５．０％から１．６ポイント縮小し、下げ止まり傾向を示した。景気回復で都市部を中心に土地取引が活発になったのが要因。東京都は４５万８０００円（上昇率０．４％）で、都道府県別ではバブル崩壊後初めて、１３年ぶりにプラスに転じた。”
　ようやくの下げ止まり予兆（全国的に見れば）でしょうか？地価が下がり続けるというのは、これから土地を買い求めようという方にとっては良い傾向と思われがちですが、いざ買い求めれば資産価値の減少に対して憂き目を負うことになります。一般的には投機目的で不動産を買い求める訳ではありませんから、あまり頓着のない方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも購入する時点では出来る限り”底値”で買いたいと思うのは人情でしょう・・・。
　この”底値”。タイミングとしては今年なのか、来年なのか？まるで株を購入するような話ですが、何れにしても間近に来ているのは事実なようです・・・。