舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

懐かしのドバイ

2008-10-26 04:24:05 | おでかけ
日テレの『弾丸トラベラー』で、アラブ首長国連邦のドバイが紹介されてました。
おお懐かしや、アラビア湾に臨むリゾート地ドバイ。実は私はこんなに知れ渡るよりだいぶ昔、6年前にまだ誰も知らなかったドバイに行ったことがあるのです。

始まりは例によってマミちゃんが「ドバイに行きたい行きたい」と騒ぎ出したことでした。
この人はいつもどこからともなく「一般に流行る直前の何か」を見つけだしては行きたいとかやりたいとか言い出します。
必ず一般化する5年以上前に目をつけるものですから(20年も先んじたのはさすがにフラだけですが)、その時点ではあまりにも未開発状態で、調べることすらできないことがほとんどです。

当時のドバイもまさにそういう状態でしたからガイドブックなどなく、ドバイ観光局に資料を送っていただいたりしてデータをかき集めました。
この時たまたま私の大学の英語の授業で「誰も知らない国を調べて発表する」という企画があったので、渡りに船とばかりにドバイの話をしました。教室の人たちもマジで誰も知らなかったです。

しかし、今となってはすっかり有名な観光地になりましたね。とんでもなくゴージャスで世界中のセレブリティがこぞって別荘だかなんだかを買っているという話も有名です。
だから、ぶっちゃけ我々にとってドバイはまるっきり豚に真珠でしたよ。
イスラムの国で「豚」とか言うのも不適切きわまりないとも思うけれど、まさにそういう感じでした。

元来うちは高級ブランドにはまったく縁がありません。ハワイでさえ、「なんとかカラカウアアベニュー」とかいうブランド街には近寄ったことがないくらいです。
純金製アクセサリーもしかり。普通のアクセサリーでさえ落とすのが怖くておいそれと着けて歩けない人間が、純金もへったくれもないでしょう。

そんな人間がドバイなぞ行ったってしょうがないだろうと自分でも思うけど、それでもドバイは魅力的な場所でした。
たとえ店頭に並ぶものにおよそ手が出なくても、そこらのアメリカのショッピングセンターよりよほどモダンで見て回るだけで楽しい(←迷惑な客だな)巨大商業施設といい、冗談みたいに豪華で未来的なデザインのビル群といい、忘れられない思い出となりました。

特に楽しかったところの一つは「ワイルド・ワディ」というウォーターパークです(←この期に及んでウォーターパークって)
我々の泊まったホテルに隣接している施設で、系列ホテルに泊まれば誰でも無料で利用できるのです(というより一般入場料がべらぼうに高いので、基本的に宿泊客専用施設として作られたのでしょう)。
タダなのをいいことに見学も含めると3回も通いつめてしまいました。

アラブをテーマにしたウォーターパークであるため「ワディ=涸れ谷」の名のとおり、水路や周辺の建物にも随所にアラブらしい演出が施されています。
流れるプールの回りにも日干しレンガの砦のような建物や吊り橋、椰子の木などがあり、私のように泳げない人間にも浮き輪に乗って流れに身を任せているだけで楽しめます。

そんな「受動的プール」にも数種類あり、この最も平和的な流れるプール(とはいえ途中にトンネルや滝などもある)だけでなく、ときおり後ろから波がやってきて高速で前に押し出されるハイスピード版流れるプール、暗闇を通って結構怖いウォータースライダーなど、泳げない事にコンプレックスを抱かずにすむ有り難い造りです。
もちろんもっと積極的にウォーターアクティビティーをしたい人のために、本物の海さながらにサーフィンができるプールなども用意されています。

何か一般的なドバイの楽しみ方とだいぶ違う気がしないでもないけど、セレブ的豪遊と縁のない人間でもこれだけ楽しませてもらえたのは嬉しかったですねえ。
というより私としてはこのウォーターパークの楽しさがすごく印象に残っていたので、今とんでもない高級リゾートのように語られているのを見ると逆に違和感を覚えます。
通ったレストランだって、「ゴー・ウェスト」という何かの間違いのように手軽なアメリカンレストランだったものなあ。

そんなドバイもこの6年で更なる開発が進み、未だ見ぬ施設が日々増え続けているのだとか。
こんなったらぜひもう一度いってみたいものです。どうせまたウォーターパークで遊びほうける(あるいは水遊びが室内型雪遊びにかわる程度)くらいしか出来ない気もしますが(笑)。
嗚呼、6年経っても豚に真珠。

うれしい出来事

2008-10-25 03:34:45 | カエル偏愛
今日、うちに住むポチがついにカメラ撮影を許可してくれました
こないだもご紹介したポチは犬小屋のワンちゃんさながらに住処から顔だけ出しているかえるです。だいたいいつも同じ場所で休んでいるかえるたちの中でも特に帰巣意識が高く、いつもまったく同じ所に戻ってきています。

ただこの子はとても臆病で、どんなに親愛の情を持って近づいても、ちょっとにじり寄っただけでおびえて後ずさって隠れてしまいます。
もちろん写真を撮るなどもってのほか。カメラを構える間もなく暗いところに引っ込んでしまうので、何が写っているのか分らないほど暗い写真しか撮れたためしがありませんでした。

しかしながら今日のポチは違いました。
私がポチの心にショックを与えないようおそるおそる近づいても、後ずさる気配がありません。すぐそばまで接近しても動じる気配はなく、かといって目をぱっちり開けているところを見ても、眠りこけていて気づかないわけでもありません。

これに勇気を得た私は「やあポチ、ちょっと写真だけ撮らせてくれないかねえ、絶対にキズつけたりしないから怖がらなくていいんだよ」などと優しく話しかけながら携帯を取り出して激写

その期に及んでもポチはまったくおびえず、なおかつ非常に珍しいことにわざわざ住処から出てきてくださったのです!!!!!
もちろん遠慮なく激写させていただきました。ポチは撮影が済むのを待っているかのように、ずっと同じ姿勢でいてくれました。

ポチが住処から出た姿は、マミちゃんが数日前にたった一度見たきりです。どうやって食べ物を得ているのか心配するほど、捕物する姿さえ見せたことがない子です。
いったいなぜポチは突然こんなにサービス精神旺盛な振舞いを見せてくれたのでしょうか。

ひとつ考えられる(けれどあまり考えたくない)可能性は、冬眠前の別れの挨拶です。
以前も書きましたが、かえるたちは冬眠前に暇乞いに来てくれます。秋が深まりしばらくかえるたちを見ない日が続いているなと思っていると、数日ぶりに一人だけひょっこり現れることがあります。
そういう子はたいてい、何をするでもなく我々からよく見える場所にしばらく滞在し、我々が十分に見たなと思う頃から少しずつ物陰へと移動していって、やがて姿が見えなくなります。
そして、それ以降来春までかえるたちが姿を見せることはありません。

だから今くらいの時期にかえるたちがサービス精神旺盛に姿を見せてくれると、もしやお別れの挨拶では...と切ない気持になります
特にこの、食べ物が採れているのか心配してしまうほど臆病で住処から出ようとしないポチ。かえるにとって冬眠はわずかな栄養分のみでひと冬を越さなければならない、たいへんリスクの高い習慣です。
ポチはひと冬を越すのに十分な栄養が採れているのでしょうか。

せめてポチが気に入ってくれた住処の近くに冬眠できそうな場所があればいいんだけど。
できることなら家の中にかえる冬眠用スペースを設けたいくらいです。ポチのためだけでなく、ほかの子たちも招いてホテル状態にできないものかしら。

2008日光市民文化祭

2008-10-24 04:17:08 | ダンス話&スタジオM
こないだチラッとお伝えしたように、日光市民文化祭の詳細が決まりました♪
日にちは11月16日(日)、今市インター降りてすぐの「今市文化会館」大ホールにて行われます。

我々「スタジオMダンスアカデミー」の出番は午後、通し番号でいうと百何番目になります。
百何番って.....。おそろしく長いように見えますが、この文化祭はカラオケなど個人で出演する方が多いのに加えて朝9時から行われている文化祭なので、そんな非常識に遅くはならないです。たぶん。
例年だって90番台なんてことはザラですもの。

しかしこの文化祭、実を申せばドタキャンがぽろぽろ出るという大きな問題があります。
エントリーしておいたのにやっぱり出ない、という方が結構いらっしゃるんですね。
そのうえなぜか代打が認められないので、キャンセルが出ればその分あとの出演者がずるずると前に繰り上がります(だったら代打を認めた方がいいんじゃないかと思うんですが、そうはしないのですよね)。

というわけで、見にきてくださる方はできれば少し時間に余裕を持ってお越しいただければ確実です。
3時頃にいらっしゃれば大丈夫なんじゃないかしらと。

スタジオMの持ち時間は20分です。
エレガントなフラあり、ベリーダンスありで相変わらず盛り沢山の舞台にいたします。曲目も十分な練習を積み、自信を持っておおくりするものばかりです。
日光市(今市地区)の文化祭なので、森友のスタジオとJAのメンバーが中心となって出演します。


あ、そうそう。
森友のスタジオと聞くと「レベルが高いんでしょう」と言う生徒さんが大勢いらっしゃるんですが、全然そんなことはないです。
もちろんレッスン日が週3回あるためほかのクラスより曲の進みが速く、その分移動の練習などもたくさんしているかもしれません。
でも毎週(平均で月4回程度)来られる人であれば、難しすぎてついていけないということは心配ないですね。

敷居もまったく高くありません。というより敷居はある意味うちのクラスの中で一番低い気がします。
なにせ地域も年数も世代も様々なメンバーが集まってできたゆるやかな集団なので、どんな人でも溶け込めないことはまずないです。
「和気藹々と自由にやりたい」「幅広い人間関係を築きたい」「先輩後輩関係は苦手」「特定の人だけでグループ作って固まるのが嫌い」という方にとってはとりわけピッタリかと思います。
てかソレ、まさに我々の性質だな。だからそういう自由民にとって最も居心地の良い環境ができているわけです。

今回の文化祭の舞台からもこの自由な気風が伝わる...かどうかは分りませんが(笑)、エレガントでフェミニンなイリマ・スタイルのフラを堪能いただいた後は妖艶なベリーダンスで盛り上がれる、楽しい舞台にしたいと思います。

仮装完成

2008-10-23 02:55:00 | Disney (パーク、映画&テレビ)
ディズニー・ハロウィーン仮装ドレスが完成しました
元ネタに近づけるのに一番苦心した部分がようやく出来上がり、あとは最後の小物の完成を待つのみです

こないだお話ししたように、ランドとシー間の往復をできるだけスムーズにすべく、このドレスは外から見ると重ね着のようですが、じっさいは前開きのガウン状になっていて簡単に着脱できます。
この下には例によって激しく重ね着するんですけどね

下に着るのは前回USJにも着ていって「ドリーマー」の表彰をいただいた時の魔女ドレスです。
というより、実を申せば最初からこのドレスをディズニー仮装のアンダードレスにする予定で作っておいたのですね。
「ベースのドレスを用意して、上に着る物で魔女にもディズニーキャラクターにもなれるようにしよう」というのは、珍しくマミちゃんではなく私の案です。えっへん。
まあ、「思いのほか着替えが大変で別の物に着替えるのと大差なかった」ってこともあり得ますが...

ともあれ、このドレスの下にうちの衣装でよく使うふわふわのパニエをはきます。
世間一般のパニエは張りのある生地でボリュームを出すものが多いのですが、うちではボリュームを出す効果もありながら素材感はふわふわで着心地のいいものを愛用してます。
着心地だけでなく、踊ったときの自然な揺れが張りでボリュームを出している物とは大きく違ってくるのです。

ポニョ約2名がパニエでおもいっきし膨らましてますから当然がさばる二人組になります。
うわああ、めちゃくちゃ迷惑だ
でもこのパニエはふわふわなので大丈夫。歩いてる間は場所を取りますが(なるべく空いてるところを通るようにします、ごめんなさい)パレードなどで座るときはたくし込めば結構小さくなるんですね。

まあしかし仮装日はけっこう場所取る仮装の人が大量出現しているんだよな(笑)。
特にシンデレラ城前に集っている皆さんは凄いです。本物さながら(本物以上かも)にゴージャスな人もたくさんいて、とりわけプリンセスなどの場合はゴージャス感を出すためにはどうしたってそれなりに場所をとる格好になっても仕方ないですよね。
どうか場所を取ることをおそれず、存分にゴージャスな仮装を見せていただきたいものです。
だって仮装した人がディズニーに集っているのを見られる数少ない機会だもの。そういう時はべつに乗り物に乗れなくたっていいわけだし(笑)。
どう見ても乗れる物が限られまくるだろう(いや、なんにも乗れないのでは?)という格好の人、そうとう多いです。

ちなみに、私はそれでも根性でバズだけは乗ります
だって私、バズが大好きなんだもの。ドレスをたくし上げ腕まくりして射撃に興じますわよ(←想像するだに怪しい光景だ。どうせ周りからは見えないからいいけど)。
あとせっかくパッケージにファストパスがついてるんで、今まで混み過ぎていて乗る機会を失い続けているプーさんとかも乗れたらいいと思います。

...とまあ、表向きの目的は仮装(自分で着る&人の作品を見る)な訳ですが、もう一つの影の楽しみは閉園後の酒盛りだったりします(←オイィィ!!やっぱり酒かよ!!)。
お酒の好みが違うため、各自好きな酒を持ち寄って飲む「ポットラック酒盛り」を提唱し、今日さっそくボトルを買ってきました。
マミちゃんはウィスキー。私はワインですね。銀座カクテルなどの時は一緒に飲むけれど、あれだと甘いので一緒に何か食べたいときには向かないのです。
銀座カクテルはあまりお酒の気配を感じませんしね。

こう書いてると何かすごい酒好きみたいだな(笑)。いえ、酒好きなのには違いないんですが、じつはさほど飲まないです。
こないだ飲んだのはUSJに泊まった時で、その前はいかんべ祭の打ち上げですからね。ほぼ一ヶ月に一度のペースです。
飲もうと思えばたくさん飲めるしそうとう飲んでも酔わないけれど、マミちゃんが運転のときは暗黙のうちに私だけが飲むのは許されない空気になりますので、必然的にお泊まりの時くらいしか機会がないのです。

ま、私あたりには月に一度のお楽しみにしておくのが程よい飲み方かもしれませんな。

読書の秋

2008-10-22 03:22:28 | 徒然話
といっても私の場合、秋に限らず一年中読書してるような気がしつつ(笑)。
今ハマっているのは『ブーリン家の姉妹』という歴史小説です。
いや~、これが非のうちどころない面白さ私に許された貴重な自由時間のほとんどをこの本に費やしてしまいます。
もともと歴史小説は好きだけれど、イングランド宮廷が舞台のこの作品は今まで読んだどれよりも面白いです。

今ようやく全体の3分の1ほど読み終わったところです。こんなに時間がかかるのは私の自由時間が少ないからだけでなく、適当に読み飛ばせない魅力があるからなのですね。
先を知りたいという焦燥感よりも一語一句を味わいたい気持の方が勝っています。こういう気持になる名書には滅多にお目にかかれません。
読了した暁にはこちらでご紹介しようと思います

かえすがえすも残念なのは、私が世界史を勉強していた現役の高校生だった頃にこの作品と出会えなかったことです。
なんせこの作品、ヘンリー8世にキャサリン・オブ・アラゴン、アン・ブーリン、メアリ1世、そしてエリザベス1世と、イングランド史激動の時代のテストによく出る重要人物が目白押し。
どの人もこの人も必死で覚えた記憶がありますぜ~。

ヘンリーなんて「世」のつく人だけで8人もいるし、チャールズとジェームズはだんだん混同してくるし(てか、もうちょっと命名にオリジナリティーってもんは無いのかい)、この頃のヨーロッパって王族みな親戚状態で「結婚してよその国に移って名前の変わった人」なんてのがザラにいるもんで、覚えるのにたいへん苦労したものです。
しかし、この小説を読めばその頃あれほど苦労した人物名がスラスラと頭に入るではありませんか。同時代のほかの国の人(スペインのフェリペとかイサベルとかフランス王フランシスとか)まで何の苦もなく覚えることができ、ノートに書き取って教科書音読して覚えたのは何だったのでしょう。

そんなこんなで、世界史はどんな勉強をするよりも面白い歴史作品を読みまくった方が役に立つような気がしてきました。
歴史上重要な人物がしこたま出てくる時代というのはえてして非常に魅力的な時代でもあるので、それを題材にした作品もたくさんあるはずです。
まあ、ときおり実在の人々に混じって恐ろしく魅力的な架空の人物を活躍させる作品にも出くわしますので(※例:ベルばらのオスカル)、実在してない人しか記憶に残ってなかった、なんてことがあるとマズイですが(笑)。

あ、もっとマズイのは実在の人物が激しく美化されたり脚色されたりして描かれているケースでしょうね(※例:黄門様)。諸国漫遊でおなじみ黄門様がじつはそんなに諸国を漫遊してないってことを知らない人、多いものなあ。
それでも黄門様は人間の範囲内で扱われているからまだいいけど、新選組の沖田総司なんて剣技と美貌がほとんど神格化されてたりするからなあ(夭逝した薄幸の天才剣士と聞くと神格化したい気持は分りますが)。

同様に国語の古文だって、なまじの勉強するよりは古典の名作を読んだ方がよほど役に立つと私は思うけど、「歴史の勉強に歴史小説、古文の勉強に源氏物語」とかやってたらウッカリ光源氏が実在していたと勘違いしてしまいそうなのが怖いですね。
あんな男に実在されたらたまりません。

う~、自分で勧めといて「読書だけで試験を乗り切る」ってのはいろいろボロがありそうなことが分ってきたぞ(笑)。
まあ小説や漫画で興味を持てば人物名や歴史上の出来事がずっとスンナリ覚えやすくなるのは確かだと思います。
ただ私みたいにハマり過ぎて肩入れし過ぎると、テストで好きな歴史上の人物の名前を答える時にカラーペンに装飾つきで書きたくなるという副作用が生まれるのには注意が必要です。

福カエル

2008-10-21 03:02:47 | カエル偏愛
昨日、くだんのディズニー仮装で使うアクセサリーを探そうと思って宇都宮パルコを訪れた...筈だったのにまったく別の運命の出逢いをしてしまいました。
私の運命の相手といえば、そう、カエルです。

彼らはまず3階の小物店で私を待っていました。
シンプルながらかなりリアルなフリーサイズのカエルの指輪が3人鎮座ましましていたのです。
色は渋めのゴールド、シルバー、そして光沢のある漆黒。
どの子の目にもストーンがきらきら輝いています。

いつものように「キミ、家に来る?」とナンパを開始したところ、さて困った。全員「行く行く~」と言ってきたのです。
うわあ、さすがに同じ形を全色ってのはどうなのと一瞬悩みましたが、とてもお手軽な値段だったことに助けられ、けっきょく全員連れカエルことといたしました。

それなのに、嗚呼なんということでしょうか。
その上の4階でも同じ子たちが待っていたのです。
マジかよおおおお。しかもご丁寧にまたまた違う色の子ばかり2人です。今度はピカピカの金色とメタリックな色合い(こないだ買った指用鎧みたいな色)の子たちでした。

さっきの3人を全員連れ帰ったというのに、どうしてこっちの子たちを連れ帰らないわけにいきましょう!?
またもや一瞬の逡巡の後に2人とも連れカエルことになりました。

マミちゃんに激しく呆れられながら(←昔気に入った形のワンピースを全色買いしたのはどこの誰だったっけ)お店を後にした私。
ところが、お話はここでは終わらなかったのです。
4階のお店でパルコの抽選会チケットをいただいた私は、「いつも外れるんだよなぁ」と思いつつも1階の抽選会場へ行ってみました。

いつもパルコの抽選はコンピューターゲームもどきの装置で行います。今回のはスロットマシンっぽい映像で、本物と同様3つのボタンを自分で押して止めることができます。どの程度押した人の能力と実際の当落が関与しているのかは不明ですが。

いつもリーチ止まりの私はほとんど期待をいだかずにボタンを押しました。
にもかかわらず今回に限って珍しく当たったのです
お世辞にも籤運が良いとはいえない私にしてはじつに珍しいことでした。
しかも商品は無印良品の一口パイです。おお、カエルのえさ(※注:うちのドン・かえるちゃんはお菓子を食べて生きています)じゃないですか。

ってことはアレですな。
今日の当選はどう考えてもカエルのご利益ですな。
「おうち行く行くー」と言った子たちを全員連れカエルことにしたのが幸を運んでくれたとしか思えません。

カエル(グッズ)を幸運のお守りとしてラスベガスなどに連れていくという話をよく聞くけれど、カエルには確かに幸運を呼ぶ力があるとときおり思います。
ただこれだけカエルに囲まれて暮らしていながら私自身がそれを意識することはほとんどありません。
私の場合、ただひたすらカエルが好きなだけで、カエルに何かしてほしいとかそういう下心があってカエルを集めているわけではないもので...。
しかしごくたまに僥倖に恵まれると、きっとこれはカエルのおかげに違いないと感謝しています。

まあ、私にとっては大好きなカエルたちを侍らせて生活できることじたいが何よりの僥倖と思っております

まもなく仮装日

2008-10-20 04:15:15 | Disney (パーク、映画&テレビ)
「ディズニー・ハロウィーン」全身仮装デーに向けて、準備が佳境に入って参りました♪
実はディズニーリゾートっていつでも好きなカッコウで入れるわけじゃないんですね。しばしば行ってる人か、余程トンデモない格好で入ろうとして止められた人でもないと気づかないことですけれど。

「不必要な露出をしない」「危険な装飾をつけない」みたいな常識の範囲内のことだけでなく、ディズニーには「何やら衣装じみた格好で入っちゃダメ」という決まりがあります。

だからうちが「スタジオMディズニーツアー」をしても、シーの豪華客船(型レストラン)にピッタリなあのフラの衣装や、ランドのアラビアンコーストにこそ相応しいあの天女の如きベリーダンス衣装で写真を撮る、なんてことはできないのです
もちろんディズニーキャラクターの格好であってもダメ。中のスタッフの人たちが着てるやつ(ホーンテッドマンションのメイド服など)もダメダメ。

まあ、小学生以下の子ならこういう格好をいつ着てもいいそうなんですけどね。うわあ、ここでも年齢差別だよ~~。
尤もこの問題に関しては年齢差別ではなく、内部の人間ぽい格好をした大人の客がドサクサに紛れて関係者以外立ち入り禁止エリアに侵入したり、スタッフのフリして良からぬことをしたりされないようにという安全上の理由があるのだと思います。

ですから、我々のような仮装趣味の人間にとってハロウィーンの全身仮装デーは千載一遇のチャンス
腕によりがかかるってものです

今年我々が何のキャラクターの仮装をするか、ヒントは以下の通り:
★己の体型で無理のないキャラクター(笑)。
体型から入ったと言っても過言ではないです。でもこのスタイルでも無理はない服装(=「カバのバレリーナ」とかではない)です。
★園内に出現する程度には知られているけれど、常駐キャラほどの知名度ではない。
ネットで検索したら園内に出現するバージョンに忠実な方を発見しましたが、我々のはアニメの方に近い作りにしています。
★当日のヒント=二人で同じキャラクターの格好をしています。
某双子芸人さんのように似通った体型で同じ格好をしていますし、仮装に気合いが入っている方々が溜まっているエリア(シンデレラ城前など)に出没しやすいので、わりかし見つけやすいかと。

我々の体型に近いキャラクター...ということは真っ先にプリンセスが除外されるわけですが(笑)、それでもこの体型ができうる限りマシに見えるよう、普段のダンス用衣装と同じくシルエットには細心の注意を払いました。

当然ながら最優先事項は元ネタに忠実なことです。
そのため細かいところまで...というより些細な事柄ほど意外に重要で、やり直しした箇所もあります。

そしてもう一つ腐心したのが途中でシーに行ける工夫を施すこと
今回我々は両方のパークを行き来できるパスポートをゲットしたにもかかわらず、ランドがハロウィーンでもシーの方は相変わらず仮装ダメなので、そのままの格好ではシーに入ることができません。
そこで、仮装の表面部分を外すことにより、シーにも入れるシンプルな(?)ワンピースに変身できるようにしてあります。

全身仮装対象日まであと一週間。
皆さん、いろんな仮想を考えていらっしゃるのでしょうね。特に先述のシンデレラ城前で写真撮影に応じている人達の仮装はとにかく気合いが入っていて素晴らしいのです。
自分の仮装はもちろん、ほかの人たちの仮装を見るのもたいへん楽しみでありますぞ。

勇気を出して

2008-10-19 03:16:17 | 徒然話
オタク人間として生きてきたせいで自分や他人様の怪我や出血にめっぽう弱い私、2ヶ月前に負傷した右手の人さし指の爪を切る勇気が出ず、今までずっと放置プレイ(誤解を招く言い方だな)して参りました。
現在、想像するところによりますと旧爪の背後で新爪が伸びているところであります。新爪の伸長に合わせ、旧爪も押し出されるようにして伸びて(?)いるわけですな。

先日、私よりちょっと前に指の同じような場所を怪我された生徒さんの爪がすっかり生え変わったとのお話に励まされ、どのみちこのまま放置プレイを続けるわけにもいきませんので、先ほどついに勇気を振り絞って爪を切ってみました。
完全に取れてはいないので若干引っ張られる感覚がありましたが、さほどの痛みもなく無事に切ることができてほっとしています。

私が仰々しく包帯など巻いているものですから未だに気遣ってくださる方が多いのですが、たんに黒い見た目がグロいのを隠すために巻いているだけですのでもう大丈夫です。
生徒さんたちが手指の動きに注目しているところで晒すのはチョット気が引ける色彩なんですね。
マミちゃんは「ほかの指にも黒いマニキュアを塗りゃいい」とか言ってますが。ったく、他人事だと思いよってからに。

人間、かように「勇気を出さなくちゃいけない場面」が数多く存在します。
最近の具体例では北千住の焼肉店を出ようとしたときのこと。
近くの席に座っていた人のTシャツの背中にそらもう激萌えのカエルさんが描かれていたのです。
目のいいマミちゃんが発見し、あまりの萌え姿にその場でぶっ倒れそうなくらい(←迷惑な奴だ)興奮しました。

し、し、しかも、むほおおお、その人の椅子にかかった上着の背にも悶絶カエルイラストが!!!!!
普段は背後から密かに「私も同志ですよオーラ」を送って立ち去るだけのダメ人間な私も、このダブル萌えにはついに勇気を出さざるを得ませんでした。
そして勇気の一歩を踏み出して訊いたのです。「あ、あの、お食事中のところ申し訳ありません、その素敵なカエルさんをどちらで買われたのですか、私もものっすごいカエル好きで」と。

お食事中だったにもかかわらずその女性は親切に吉祥寺のカエル専門店(私がいつの日か巡礼に行かねばと思っている地)で手に入れた旨を教えてくださいました。
勇気ついでにおもわずうちのカエルたちを紹介したい衝動に駆られましたが、さすがにそこまではお食事中に失礼すぎると思い辞去いたしました。


逆に「私的にはいっさい勇気の要らないシチュエーション」というのも存在します。
それは一人でレストランに入ること

よく「一人で食事に行けない、最近やっとマクドナルドには行けるようになった」などのお話を伺うんですが、ありとあらゆることがダメ人間な私にしては珍しく、これだけはまったく抵抗ないです。
小さい頃から外食がなじみ深い上(麻生総理の外食回数が多いことを責めないであげてください、彼としてはそれは贅沢ではなく日常なんだと思います、ただ同じ外食でも「日常」のレベルが私あたりとは激しく違うけど)自分で料理が作れないという切実な理由もあります。

マクドナルドや牛丼店みたいなファーストフードはもちろんオッケー。
ファミレスは大学時代にしょっちゅう朝食や夕食に利用してました。テスト勉強などで使わせてもらいたいときは空いてる時間帯を選び、ドリンクバーだけにせずなるべくたくさん注文して、混んできたらさっさと退散するという自己流マナーを貫きつつ。

或いは、これはマミちゃんの胎教のおかげかもしれません。
この人はカンガルーよろしく私をお腹に入れたまま一人で東京でもどこでも出かけてゆき、そのまま赤坂だかどこかのトップス(ライスと薬味のお代わりが自由なカレー店)に入り、店員さんが気を利かせて次々持ってきてくれるお代わりを遠慮なく食べ尽くしました。
いくら妊婦でもこの食欲はどうなのよと店員さんも思ったのではないでしょうか。じっさい私は低体重児で生まれたので、このときの栄養はたいしてこちらに来なかったものと思われます。もちろん、生まれて3ヶ月以内で足りなかった分以上の(異常の)栄養を自力で取り返しましたが。

そういう経緯で生まれた私もお店側が「おひとりさま」を嫌がらない空気であればどこへだって入れます。
トップスも一人で入るのに抵抗ありませんし(だがマミちゃんを置いて行ったら凄惨な報復に遭うのでムリ)、鍋物も焼肉も一人だって大丈夫です。

あー、ただあまり男性の多い店は嫌かな。でもそれはレストラン云々ではなく、ただ街頭を歩くだけでも見知らぬ男性が近くに(または多数)いるだけで精神的に凄まじいダメージを覚えるという、保守的なムスリムのような己の性質によります。てか、一人でレストランに入れるかどうかより遥かに深刻なダメ要素じゃないか、これ。
でもこれは距離の問題なので、店内に男性がいても席が離れていたり、しっかりした衝立などがあれば平気です。

とりあえず、せっかくできた電車の「女性専用車両」を終日女性専用にしといてもらえないかな。
己の苦手意識を克服できず、やっぱり勇気を出せない私でありんす。

黒執事

2008-10-18 03:56:22 | 徒然話
日々の癒しであった『アンティーク』が終わってしまって木枯らし吹きすさぶ私の心を満たしてくれたアニメ、それが『黒執事』です。

黒執事はTBSで毎週金曜午前2時10分からやってます。
午前2時3時というのは私にとっては深夜でもなんでもなく、翌日仕事さえなければまだまだ3時間はいける時間帯であり、なおかつ私の好きなタイプのアニメはだいたいこのくらいにならないと放映されません。

ともかくこのアニメ、完全に私の好きなタイプです。といってもアンティークとはツボの種類が違いますが。そもそも私はアニメのストライクゾーンがそうとう広いですし(だいたい黒執事は一般的に『カウボーイビバップ』を聖典とあおぐ人間が好むアニメじゃない気が)。

黒執事がツボなのは何と言ってもその世界観!!建物!!小道具!!特にその服装ーーー!!!!
私は昔からヨーロッパ(特に英国)のクラシカルな物に惹かれる傾向があり、ロンドンの石畳など歩こうものならびしばしとデジャヴを感じてよろめいてしまうほどです。
このアニメは見事に昔の英国のスタイルを踏襲(といっても建物は古いほど価値があると考えられるお国柄ですから、21世紀の今でもロンドンの中心街でこういう建築物に出会えるんですけどね)。

しかも素晴らしいことに服装は完全なる当時の再現ではなく、現代のゴシック目線から見たクラシック=ラフォーレの地下とかマルイヤング館の中層階にありそうなモノばかりなのです!!!
今日の放映で出てきた坊っちゃんの装いなど、セットでそのまんまああいうお店にあってもなんら不思議はありません。

こんな素晴らしい『黒執事』を世の中のレイヤーさんが放っておくはずがありません。じっさい、私もこの作品の存在を某コスプレ雑誌のレイヤーさんを見て初めて知ったくらいです。
絵も見ていないうちから「こ、こ、このコスプレはァァァ!!!」と運命を感じ、ほどなくしてアニメ化を知り、第一回放映であえなく陥落したのでした。

作中にも萌えのツボが余すところなくちりばめられています。
第一に『黒執事』のタイトルにもなっている主人公のセバスチャン様。英国の名門ファントムハイヴ家の当主に仕える執事なのですが、いやもうこの人のスーパー執事ぶり、最高です。
完璧な味の紅茶をいれるなど序の口、料理人より遥かに旨い料理を作り(てかこの屋敷の料理人が料理してるとこ見たことないぞ)、広い屋敷でたった一人采配を振るいながら(というよりほかの使用人がまったく使えない)、坊っちゃんの身の回りのお世話も非の打ち所がありません。夜会のためのダンス教師役だってこなします。
さらにその坊っちゃんが誘拐でもされようものなら単身で追跡し、犯人の屋敷に乗り込んで敵を執事らしく食卓のシルバー(ナイフとかね)をぶっ放して敵に突き刺しまくって主人のお迎えにあがります。
す、素敵だ。惚れてまうやろ~~。さすが人間ではないだけのことはある。

彼の仕えるファントムハイヴ家当主・シエル坊っちゃんも良いです。
12歳のくせにめたくた尊大でシルクハットとステッキとか持ってるところがたまりません。
しかしこの坊っちゃんの場合、名家の当主である上天才実業家でもあるのですから、どんなに偉そうだっていいのです。むしろ美少年のビジュアルであの唯我独尊な口ぶりなのが良いのです。
偉そうなくせにセバスチャン様に甘えっきり(フリフリの服を着せてもらう、「命令だ」とか言い放ちつつも自分が眠るまでそばにいろとか言う、など)なのも素敵ですね。

あとファントムハイヴ家の家令・タナカさんを忘れてはなりません。
なんたって声がカレセン界の神(と私が勝手に呼んでいる)おヒョイさんです。
この人の場合、生物としての生存形態がおそろしく謎ですが(短時間しかシリアスバージョンを保てないという、のりまきセンベエさんみたいな生態)、まあこの声を聞いてるだけで私は幸せです。
しかも今日はしっかりシリアスバージョンを拝見できました。家令を絵に描いたような(←当り前である)完全に私好みの老紳士で癒されました。

ほかにも眼鏡で長髪でセバスチャン様に惚れぎみのダメ執事・グレルさんなど、出てくるキャラクター誰も素敵です。
また「原作買いたいアニメ」が増えて危険きわまりないです。どうしましょ。

ポチ

2008-10-17 23:57:24 | カエル偏愛
表玄関には、数こそめっきり減ったとはいえ相変わらずかえるたちが住んでおります
うれしいことにどの子も訪問者ではなく定住してくれているようで、日中に住処を見るとかなりの確率で会うことができます。

住人(住蛙)のほとんどは「だいたい同じエリアで休んでいる」というスタイルなのですが、一人だけいつも完璧に同じ場所に戻ってくる子がいます。
我々はその子を「ポチ」と呼んでいます。
手摺のわずかな隙間から顔だけ出している姿が、犬小屋から顔をのぞかせているワンちゃんのようだからですね。

ポチは夜になるとどこかに出かけている(たぶん捕物)ようですが、昼に見ると全く同じ場所に帰っています。
ただこの子、こんなふうに顔だけ出していることからも分るとおり、かなり臆病なように見受けられます。
もしかして過去に何か怖い思いをしてトラウマになっているのかしら.......。
私がデレデレに緩んだ顔で「やあ」とか言いながら近づいても、たいていの子は「また来たよ偏愛者」と思いながらも撮影などに付き合ってくれるのに、ポチだけはおびえた様子で後じさりしてわずかな隙間にすっかり隠れてしまうのです(たんに「変態キモイ」と思われている可能性が否定できないのが辛い)。

私は「かえるの心身に悪影響を与えない」がモットーの偏愛者ですので、ポチの反応にいたく心を痛め、それ以来どんなに可愛らしいと思っても必要以上に近寄らないようにしています。
潔く退くのも愛の形です。

しかし今朝ポチの姿を見つけ、ついうっかり魔がさしてにじり寄ってしまったんですが(←「潔さ」はどこへ)なんとポチはおびえる素振りも見せず動かないでいてくれたのです
いよいよキモいけれど害は加えないという事実に気づいてくれたのでしょうか

だとしたらこの引っ込み思案なポチともいつかはうちとけられる日がくるかもしれません。
まあ、臆病ってことはそれだけ天敵に見つからず生き延びる可能性も高いし、たとえ私と分り合えなくてもこの場所を気に入ってまた来シーズンに戻ってきてくれればそれでいいと思っております

今年かえると合えるのももうあとわずかの間でしょう。
かえるたちとの貴重な交流の時間を大切にしたいと思います

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