舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

かえるさん到来

2007-06-30 23:57:45 | カエル偏愛
家の裏窓に、かえるさんたちが集結しはじめました♪
現在来ている常連さんは4人。どの子もそれぞれにお気に入りの場所を見つけつつあるようです。
かえるは個人主義者で、縄張り意識などはさほど無いらしく、捕物に夢中になるうちにほかの子を踏んづけちゃうことすらあるみたいですが、たいしたトラブルにはならないようです。大人だなあ。
人間ももっとかえるを見習って生きれば、ずっと生きやすい世の中になるのにね。

画像はちょうど並んでいた2人を撮ったものです。
う~ん、結構萌える構図なんだけれど、曇りガラス越しに撮ったからいまいち不鮮明ですね。ごめんなさい。
なんとかしてもっとハッキリした画像にチャレンジしますね。

初夏なので、みんなの身体の色は鮮やかなグリーンです。
かえるは周りの景色によって若干色を変えますから、今頃のかえるたちは明るいグリーンで、秋が近付くとシックなグレイっぽい色彩になります。
うちの表玄関のピンクの壁にずっといた子は、なんと少しピンクがかったグレイになっていたのです!!冗談みたいだけど本当の話。そりゃもう、かわいかったですよ。特別うちの子という感じがしましたねえ。
もっとも、かえるはどんな色でもおしなべてかわいいですけどね。

今のところメンバーが少ないので餌が捕り放題らしく、いつみてもどの子もお腹いっぱいみたいです。
私が一日のレッスンを終えてかえるたちを観察する頃(それは一日で一番ホッとする瞬間でもあります)にはもうひととおり捕物し終わっていると見え、周りを餌が飛んでても気にしないで大儀そうにもっさり動いてます。

時々彼らの鳴き声が聞こえます。
遠くで合唱が聞こえるのはもちろんですが、ものすごく近場で大きな声がして驚くこともしばしば。
専門家は鳴き声で男の子か女の子か分かるそうですね。私もその域まで達したいものです。

一番恐いのは日中に飛んでくる鳥です。
かえるさんの活動タイムは夜だから、暗い間に盛んに歩き回っているぶんには問題ないですが、日中あまり目立つところにいる子を見ると不安になってしまいます。
かえる用シェルターとか作りたいよなあ。

いずれにしても、今夜あたりちょっと寒くて小さな手を縮こまらせつつ、それでも捕物に励んでいる姿を見ると、この子たちは鳥とかツボカビ症に苦しめられることなく、健やかに生きてほしいと願わずにはいられません。

夏レッスン

2007-06-29 23:52:05 | ダンス話&スタジオM
梅雨明けもまだだというのに、ハワイより暑い日々が続いておりますね~。
というか、私はカエルのくせに湿度が堪えるんで、日本の夏がとても苦手です。
湿度がないなら何十度でもわりかし平気ですが、60%以上あるとダメねえ。心身共に朦朧としちゃいます。
湿度の高い夏よりは、厳しい寒さの方が得意ですね。
だからどうも、ハワイはハワイでも湿度の高いハワイ島にはあまり長居できません。

そういうわけでレッスンしてもちょっと動くと暑いですね、今は。
うちはべつに肉体鍛錬が目的のダンス屋ではないので、暑くなるとクーラーをがんがん効かせますが、クーラーがあわない生徒さんも少なくないため、どちらにも辛すぎない中間の環境にできるよう心掛けてます。
そうすると、我々暑がりにはやっぱしかなり暑いです(笑)。クーラーの近辺に群がってくる顔ぶれはだいたい決まっています...。
私などはクーラーついてても汗だくになっちゃいますね。

でもまあ、たまには思いっきり汗をかくのも気持ちがよいものです。身体にもその方がいいようですし。
というわけで敢えて、いっそう暑くなるタヒチアンとかやります(笑)。
そうそう、読売フラでも或るクラスだけはタヒチアンを始めました♪
といってもメインはあくまでもフラで、とりあえずは基本のみの練習です。
しかし基本はものすごく大切なのですよ。本当は振り付けに追われる前に基本を身体に覚え込ませた方がいいのです。

読売でもこのクラスの皆さんは比較的新しいメンバーが多く、一番長い人でも3年くらい?といったところでしょうか。
初心者向きというふれこみで始まったクラスなので、本当にほとんどの人が右も左も分からない状態で始めたそうですが、だからこそ危ない癖がつく危険もなく、解消しなければならない癖もなく、そのうえけっこう早い段階で舞台デビューも果たしたからか、皆さん上達のスピードがとても速いです。
新しいメンバーにいたってはようやく6回目なのに、こないだ見学に来た人など「皆さんベテラン?」とおっしゃっていたほどです。

そんな読売の皆さんも出演する「いかんべ祭」まであと一か月半、そしてそのあとには発表会も控えています。
大変だけどやり甲斐はあるイベントばかりですね。
これからますます暑くなりますが、テンション上げていきましょう

夏ドリンク!!

2007-06-28 23:40:38 | 美食礼讃
いきなりですが、今日はお勧めペットボトル飲料の話です。
こういう小型ペットボトルは持ち運びに便利な上、ときおりおまけも付いていたりして、やめられません。
レッスン時など長時間室温に置いて温まってしまうようなときはノンシュガーのお茶かミネラルウォーターですが、今日はこれからの季節に冷やすとおいしいドリンクをご紹介します。

(1) オーシャンスプレー クランベリークリアウォーター

写真左端の赤いボトルは、ほんのりクランベリーの風味がついたウォーターです。
実はこれのテレビCMがベリーダンスなんですよ。
しかも去年うちが作ったピンクのベリーダンス衣装となにやら似ていることに縁を感じて買ってみたら、期待以上の美味しさでした。
クランベリーの果実には酸っぱすぎるものもありますが、こちらは程よい甘酸っぱさで、しかもジュースほどはしつこくないためのどの乾きも潤います。
冷蔵庫でよく冷やしてから飲むのがお勧めです。


(2) リプトン オレンジ&ミントティー

フルーツティーの得意なリプトンの新商品です。
そういえばアメリカでは「リプトン緑茶」が出ているんですよ。ハワイのロングスと自販機で見かけて、すごく気になりました。ハワイにいるとつい違うもの(だからメドウゴールドのグァバジュースとか)に手が伸びてしまい、トライせずじまいだったけれど。
私は普段、ミントフレーバーのお茶とアイスは好まないのですが、これに限っては強過ぎないミントの香りが清涼感をプラスして美味しくいただけます。
前面に出ているのはあくまでもオレンジティーの風味ですね。
量が少なめのペットボトルなので、「え、もう終わり?」という感じで飲み切っちゃうんですが、今回取り上げた中では一番味がしっかりついているので、このくらいでやめておくのがいいのかも。


(3) ボルヴィック レモンウォーター

クランベリーウォーターにしろこれにしろ、どうやらフレーバー・ウォーターがもてはやされているようですね。
って気付くの遅すぎだ。ペットボトル売場に行ってもおまけばっかり見てるからそうなってしまうんだね。
これ、思ったよりずっとレモンの味を感じました。「レモンの香りがかすかに感じられるボルヴィック」くらいを想像してたら、むしろレモン風味のスポーツドリンクかと思いました。
つまり仄甘いんですね。
でも、疲れているときなどはこの甘さがいい感じかと思われます。室温で試したことはないですが、これも冷やしておいた方が美味しく飲めそうです。
ところでボルヴィックはおしなべて口が大きめですが、レモン味のはひときわ大きくて、大口の私としてはこの方が飲みやすくて助かります。大きすぎてボトルキャップは嵌まりませんが。


(4) フォション ピーチティー

この左端のボトルが、私が一番気に入っているドリンクです。
もう好きで好きでたまりません。県内ではなかなか売っていないので、新宿に行くたびに買ってくるほどです。
私が重度の桃好きであることは、以前お話しした通りですが、この美味しさは格別です。紅茶と桃に目がない私としては、どうしたって愛さずにはいられません。
つまり、桃風味も紅茶もしっかり楽しめるのですよ。
ピーチティーといえば数年前に発売された「リプトン・クールペシェ」も美味しかったのですが、フォションの方がより芳醇な桃の香りを味わえます。
おまけにこのピーチティー、室温でも十分においしいのです。甘さがネットリすることもなく、かといって酸っぱさが前面に押し出されることもなく、むしろ冷えきったときより香りを豊かに感じられるほどです。
できればもっと県内各所で売ってほしいんだけどなあ。

メリーモナークDVD

2007-06-27 23:43:48 | ダンス話&スタジオM
今日あたり、イシ・エンタープライズさんの2007メリーモナークDVDが出たと思われます。

皆様、どうかガシガシ買ってくださいメリモDVD。
本場ハワイの、しかも一流どころをとくと堪能できるということで、メリモのDVDは世界で最もお勧めのフラ映像です。つーか、これだけゲットすれば十分ともいえます。
会場にも足を運んだ我々ですが、やはりハワイの人独特のフィーリングを学ぶには、アップの映像を見なければ始まりません。

ちなみにこの写真はアウアナの日のもの。今となっては舞台でのお披露目も済み、もうすっかりお馴染みのドレスですね。
すごく重いんですが、あまりに素敵なんで持っていってしまい、そのかいあってマウイ島のクムに褒められたという曰く付きの代物です。
なおこれには後日談があり、同じドレスを娘さんの結婚式のために作ってハワイに持っていったうちの生徒さんも、教会で褒められたのだとか。
どうも日本で見るとフラの衣装としては奇抜な色彩ですが(つーかうちのドレスはみんなそうという説も)、ハワイの気候とか景色の色合いには合っているようですね。
まあ、ハワイの踊りのためのドレスなのだから、それがなによりです。

ちなみに我々、いちおう指定席だったのですが毎晩席が変わったため、ビデオを見ても発見するのは非常に難しいというよりほぼ不可能と思われます。
このドレスのときは下手側にいます。しかし、お揃いで被ろうとラウハラハットを持っていったのに、出かける直前になって生花の髪飾りをいただいたため被れませんでした。

ハワイにいると知り合いなどからしばしば想定外の髪飾りやレイをいただくことがあります。
想定外なので、これらがそのときの装いに合わないこともあり得ます(審査員のかたがたもよく見ると「あああ、このレイポオ、想定外の贈り物だったんだろうなああ」などと感じることが時々あります)。
だからハワイを歩くときはきょくりょくシンプルで色や装飾の少ない装いにしておいた方が無難ですね。


閑話休題。メリモの話でしたっけ。
イシさんからDVDが出たよと申し上げましたが、うちのお勧めはこれから出る(であろう)アイランド・ヘリテイジ版です。
ハワイで出るもののため英語ですが、あれが出る頃には各フラ雑誌が特集を組んだ後でしょうから、それらと照らし合わせながら見れば無問題です。
イシ版はなぜか曲の余韻がぶっつんぶっつん切られてますが、アイランド版はその心配もない上、いくつかの教室や出場者のインタビューも収録されています。
日本の業者さんも仕入れるはずなので、輸入版とはいえ手に入れやすいと思います。

いずれにしても昔のビデオと違い、メリモの映像商品はとても親切になりまして、入賞チーム以外も全部出場順で収録されています。
通しで見ていくと、入賞常連組とそうでないところの間には確かにレベルに差があることがよく分かります。
レベルというのは必ずしも踊りだけの問題ではありません。素晴らしい演技をするチームは、一糸乱れぬ精度の高い踊りが踊れているのはもちろん、音楽や衣装のグレード、そしてフォーメーションまで総合的に優れているのです。

しかし、たとえそうでないチームであれ、ハワイのダンサーであることに変わりはありません。
そうそう、マーク様を含めいくつか本土のチームが入っていますが、彼らは上手下手とは全然別問題で確かにハワイのチームとは何かが決定的に違います。
それがいけないことだというわけではないんですけどね(そりゃそうだ。私はマーク様大好きだもの。それから同じくカリフォルニアのリリノエもたまらなく好きです)。
なんていうんでしょうか、ダンサーの周りの空気と申しましょうか、そのへんの違いもしばらく見ているとじょじょに見えてくると思います。

私達はうちの生徒さんに、より良いダンサーになるためにぜひ本物の一流の演技をできるだけたくさん見てくださいとお勧めしています。
ジャンクフードばかり食べてたら一流の料理人にはなれないですものね。
何をもって一流とみなすかは人によってたしょう違うでしょうし、善し悪しを模索する段階でいろいろなレベルの演技を見ることになると思いますが、ぜひどうせ見るなら本物を見ていただいて、一刻も早く見る目を養い、本物を見抜く能力をゲットしていただきたいです。
メリモのDVDにはそういうハイレベルな演技がたっぷり収められていますので、一本あれば可也タメになるはずです。

偶然の一致

2007-06-26 23:55:39 | ダンス話&スタジオM
本屋さんでたまたま見かけた本に最近発売されるハワイアンのコンピレーション盤の曲目が載っていたのですが、読んでビックリ。
なんとかなりの曲がウチが今回の骨髄バンクでやった新曲だったのです。
ほんと、生徒さんたちに「これ一個ゲットすればみんな入ってるからお得ですよ」とお勧めしたくなるくらいです。
発売があと一年早ければですけど(笑)。

もっとも、マミちゃんは何かを他人がやった後で同じことをやるのが大嫌いなので、こんなアルバムが先に出ていたらこの選曲にはならなかったでしょうね。
このアルバムのことを話した時だって、「ここから選んだと思われるのは耐えられん!!」とのたまってました(笑)。
そんな彼女と私が良くする会話:

(デパートを歩きながら)
M「今は○○(ファッションの傾向)が流行だね」
L「おお、じゃあそれをやったらよかろうに」
M「あんたアホかー!!!こんな流行ってからやっても遅いわ!!今更やりたくないッ」

...と、日々ファッションセンス(の遅さ)を莫迦にされながら生きている、虐げられた娘です。
どうせ私ゃ流行りに疎いよ。ほっといてくれい。
兎に角そういう母親なんで、選曲ひとつ取っても旬の見極めがあの人の身上です。
たとえトラディショナルな曲であっても、今最もモダンな演奏を使うことはいうまでもありません。

そんな生き方をしていると、ときおり有り難い偶然の一致がおきます...すなわち、ハワイにおいてフラ界の先端をいくグループと、しばしば全くの偶然で選曲がかぶることがあるのです。
たとえば、カムエラがメリモで2004年と2005年に踊った曲とはガッチリかぶりました。

いやもう、驚いたのなんのって。'04年のカイ&ホイ(入場曲)は、いいかげんほうぼうのイベントで踊りまくった後でDVDを観て同じ曲をやっていたことに気付き、おったまげました。
'05年はかの有名なカノホナピリカイでしたが、まさにそれを踊ろうと思っていた数日前に直前のメリモで踊られていたことが発覚。
急遽アナウンスを差し替え、そのことを曲解説の時に紹介したけれど、ということは同時期に練習していたんですねえ。うれしい一致です。

流行の先端でいるのはエキサイティングですが難しいことです。
ほかの人が真似する頃には、とうの昔に遥か先へ行ってないといけないからね。
まあどのみちマミちゃんはひとところに留まれない人ですから、べつに大変とか思わず、自然の摂理でそうしているんだろうなあ。端から見てるとそういう雰囲気がします。

ハワイで日本食

2007-06-25 23:53:08 | Hawai'i
先日、2度にわたってハワイのお勧めグルメ情報を書きましたが、そのおりも書きましたとおり、我々はハワイで日本食を食べたくなることがほとんどありません。
マミちゃんは数年間ハワイに住んでいてすらも日本食が恋しくならなかったといいますし、マミちゃんよりは煮物やふっくらした米飯などの和食が好きな私も、いわゆるリージョナル・キュイジーヌのお店でかなりグレードの高いものがいただけるため、あえて和食に行く必要がないのです。
我々の悲劇はこんなにもハワイの料理が身体に合いすぎていることかもしれません(笑)。

それでも和物の味が欲しくなったときは、ABCストアのおにぎりや巻寿司がおすすめです。
アレ、案外あなどれません。おにぎりの中にはちょっとパサついてるものもありますが、うまいこと当たりをゲットすればカンペキに近い日本の味が楽しめます。
納豆巻などはわりかし日本のコンビニと変わらないことが多いです。

しかしもっとも無難なのはスパムむすび(通称スパむす)でしょうね。
「スパム」を玉子寿司ばりにご飯の上に乗っけて海苔で巻いたのがスパむすです。
スパムだけだと味が濃いめですが、ご飯の上に乗っけることによって程よい塩加減に(それでも濃いと感じる人はスティックサラダなどを一緒にどうぞ)。酒の肴にもぴったりです。
さすがハワイで大人気のスパムだけあり、失敗はほぼありません。ご飯もしっとりしておいしいし。
おそらくすべてのABCストアにスパむす用ショーケースがあります(スーパーでも売ってるけど、ホテルで熱々を食べたければABCですね)。
私はウェルダンなスパむすを選びます。ラップにくるまっててもちょっとヌルッとしてるから気をつけましょう。大切なものの隣に入れないように。

ワイキキで生活するときは、時間のあるときはアウトリガーワイキキのフラグリルのブレックファスト、忙しいときはスパむすとフルーツとストリングチーズと牛乳とMeadow Goldのグァバジュースというのがうちの定石です。
これらのアイテムはいつもホテルに常備してあり、ランチが遅かったときや逆に夜食が欲しくなった時に活躍します。

でもスパむすになっちゃうと、ちと和食から離れすぎだよなあ...ということで、お勧め和食レストランも紹介いたします。
こちらの画像はハワイ島・コナにある「ハプナビーチプリンスホテル」の和食レストラン、「箱根」です。

しかし和食レストランまでいってすき焼きかよ(笑)。
やはりハワイなので、どうしても寿司とか和定食よりしゃぶしゃぶ&すき焼きの方が得意みたいです。
このすき焼きなど、下手な日本の店より美味しいですよ。
何たってお肉の厚みが日本では「ステーキ」で通りそうなレベル。それをすき焼きの割下でジュ~~と焼くと、えも言われぬ和風ステーキの出来上がりです。
ちなみに卵はどっさり持ってきてくれる上、おかわり自由です。

ワイキキのプリンスホテルにも同名の和食レストランがあるようですが、こちらにも同じすき焼きがあるかどうかは謎です。
ハプナのあのすき焼きだけはもう一度食べにいきたい。しかし、いかんせんコナはホテル以外何もなく、うちにとって用があるヒロからはあまりにも遠く、コナでやるパーティーやイベントでもないと行く機会がないもので、いまのところ未リピートです。

発表会!!

2007-06-24 22:50:08 | スタジオM発表会
いよいよ、2年に一度の発表会まであと3か月に迫ってきました。
同じホールでの発表でも、骨髄バンクはすっかりお膳立てしてもらって踊るだけですが、発表会は何もかも自分たちで決めて実行しなければならないところがまったく違います。
その分、さすがに達成感も違いますけどね。

昨年新しい試みとして25周年パーティーをやったところ、うれしいことに「かつてなく楽しかった!!」というご意見をたくさんいただいたので、パーティーで皆さんにウケた要素もいろいろ取り込めないかと考えているところです。
とにかく出演者が一体感というか仲間意識というか、一緒に発表会を作ったという思い出につながるようなことができればいいなと思います。

さらに欲を言うなら、お客さまもその一体感の中に取り込めればなおいいかなと。
スタジオ発表会の場合、フェスタMy宇都宮とか今度のいかんべ祭などと違い、一般のお客さまではなく出演者の関係者がほとんどです。
だからこそ、大舞台でありながら出演者とお客さまの距離がなるべく縮まるような演出をしてみたいですね。そう思って、会場も出演者数からするときょくりょく小さめのホールにしてみました。
小さめとはいっても県規模の大ホールですが(笑)。

明日は印刷屋さんを訪ね、プログラムやチケットなどについて相談してみようと思います。
発表会の思い出のひとつとなるプログラムですから、センス良くもしたいし、かといって見やすさも重視したいし、十数回発表会をしてても毎回悩みどころです。
ああ~、そんなこと書いてたらテレビでめっさ面白いしかけ絵本の話してるう!!
じつは私、しかけ絵本づくりも趣味なんですよ。いっそのことプログラムにしかけを仕込んで...ってこれ、ぶっちゃけ毎回考えてることなんですけど、予算を考えると無謀なんで断念してます。
こうなったら自分で作っちゃおうかね(笑)。

Mariposa

2007-06-23 23:01:29 | Hawai'i
ハワイお勧めグルメ第二弾は、アラモアナショッピングセンター中央にあるデパート「ニーマン・マーカス(NM)」最上階にあるメインダイニング、「マリポサ」です。
NMはメインランドから上陸した高級デパートで、私の大好きなメイシーズやもっと好き(だったのに閉店しちゃった)なJCペニーとはだいぶ雰囲気が違いますが、ゆったりした店構えとハワイでは他にはない品揃えが気に入っています(買えるかどうかは別として)。

そんなNMで唯一ハワイの雰囲気を一心に感じられるのが、このマリポサです。
なんたってレストランはばっちり海に面しており、蒼海を眼下に眺めつつ食事を楽しむことができるのです。
室内にもアンティークな(というか昔の欧米人が憧れたイメージの)フラダンサーの絵や籐の椅子、ゆったり回転するファンがしつらえられ、古き良きハワイのリゾート地のよう。

困ったことに私は、かつてハワイで幅を利かせていた白人が勝手に作り出した楽園ハワイのイメージが、決して嫌いじゃないんだな。
それは多分うちのマミちゃんがハワイに住んでいた頃はまだばりばりにその名残がありまくったことに起因してるんだと思います。
だからモアナサーフライダー(なんとマミちゃんがいた頃はまだ「モアナホテル」だったのだ!!何時代!?)の、ハワイの景色から完全に浮いたヨーロピアンクラシカルなたたずまい、ワイキキビーチ見ながら英国式アフタヌーンティーと洒落こんじゃうあの折衷ぶり、そうとう好きだったりします。
まあ我々が実際にどんだけ泊まっているかは別として(笑)。いや、だいたい隣に泊まるんで、確かに外観はよく見てるのよ外観は。

まあそれはともかく、モアナホテルに萌える方にとっては、マリポサも結構ツボだと思われます。
もっとも我々がいけるのはランチが限度です。夜は怖くて行けないよう。でもまあ、あの美しい海を堪能するには、昼の方がいいわさ(と強がってみる)。

なるべくオノボリサン的な様子を顔に出さないようにしつつ、隣とのスペースがたっぷりとられた室内席に座ります。
テラス席もあるんですが、風が強いと困るのと虫への恐怖心から必ず室内に案内してもらうのです。
我々のいくような遅いランチ時はたいてい中の方が空いていますしね。こちらはティータイムもあるようなので、注文さえすませればランチタイムを過ぎてもゆっくり食べて無問題です。
ここのウェイターさんはだいたい気さくで感じも良く、我々がオノボリサンなのはとうの昔にバレバレだと思うのですが、拙い英語でも気持ち良くコミュニケートできるよう接客してくれます。
運が良ければ日本人の店員さんもいます。我々が最初に行ったときは、長くこちらに住んでいるという日本人女性に案内していただきました。

メニューにはもれなくパンと一口コンソメがついてきます。
日本でパンを別料金で頼むのに慣れていると、パンが必ず付いてくる上、場合によっては料理の付け合わせにさらにライスが付いてきて仰け反ったりもします。分かってるつもりなんだけど、久々に行くと驚くよねえ。

ただ、このマリポサのパンは他では凡そお目にかかれません。というか、ここのランチに来る動機の半分近くがこのパンであるといってもいいです。
大きいですが、軽いので見かけほどは多くありません。食感は、たとえて言うなら外はさっくりパイ生地、中はふんわりもっちりしっとり、といったところでしょうか。だからといって甘い菓子パンではありません。甘いのは付いてくるハニーバターです。
とはいえこのバターも非常にほのかな甘さで、パンじたいのもつ味を打ち消すことはありません。
パンもバターも倒れるまでお代わりしたい禁断の美味しさですが、見栄っ張りの庶民の悲しさで、未だにお代わりを要求できたためしがありません。

パンのみでなく、メインディッシュももちろん美味しいです。
こないだ頂いたのはホタテでした(ちなみに英語でsea scallopといいます。私ゃ最近じゃ英語のメニューを見るとこの綴りに体内センサー的なモノが反応するようになってきました)。
ハワイはサーモンもホタテも実は日本よりおいしいですが、とくにホタテの場合、私の苦手とする余計な部分はカケラも見当たらず、真に貝柱のみをホタテ料理に使うのです。
日本ではいつも「これ、貝柱以外のとこもついてますか」と聞いてる私には、ありがたい限りですね。
このホタテといい以前に食べたタイ風カレーといい、ハワイのお店の割には量が多すぎることがなく、味付けも繊細で、日本人の味覚にも美味しくいただける料理でした。

ハワイというとどうしても味が濃すぎたり、量が多すぎたり、野菜や魚が少なかったりするお店が多くて、かといってハワイまで来て日本食ってのもどうよという時、こういう繊細な味付けのレストランがあるとありがたいですね。

ヤミー・コリアンBBQ

2007-06-22 23:56:45 | Hawai'i
昨日ハワイネタが出たついでに、うちのお勧め食事処をご紹介したいと思います。
その名も「ヤミー・コリアンBBQ」
画像のアラモアナ店のほか、インターナショナルマーケットプレイスやパールリッジ、ハワイ大学構内など、いろんなところでお目にかかれるお店です。
日本の雑誌で紹介されだしたのはここ数年ですが、うちでは私が小学生の頃からのお気に入り。
日本で韓国料理にハマる前からここには通ってました。

こちらによくあるほかの軽食店と同様、メインディッシュを注文し、数種類の付け合わせを選んで自分のプレートを作る形式です。
レギュラー(といってもかなり大皿)で4種類、ミニプレートなら2種類のおかずをチョイスできます。
これにライス(ハワイで食べる中では結構しっとりして美味)がついて一人前。
レギュラー一人前はかなりの量ですよ。と私が言うんですから、どれだけ凄まじいかご想像いただけますね(笑)。
ミニプレートだと手軽ですが、こちらはかなり割高。量が約半分しかないのに値段はたいして変わりません(まあ、安いお店だからさほど懐は痛みませんが)。
そこでうちではレギュラーを一つ取って二人でシェアします。「お箸もう一つと、小皿を下さい」と店員さんに言う勇気がある方にはこの方法がお勧めです。

うちが頼むのはもっぱら「BBQ Beef」です。
柔らかいビーフの薄切りが甘辛く味つけられていて(プルコギに近いかね)、大変美味なのです
付け合わせに選ぶのは、甘めのしょうゆ味のジャガイモと春雨(チャプチェというんでしょうか)、そしてもちろんキムチです。
3種類しかないのはジャガイモを2回分選ぶからですね(笑)。
昔、私がひどい偏食だった小学生のころは、4回分全部ジャガイモを選んでました。異常です。
今はさすがに(キムチも春雨も捨てがたいので)そんなことしないけど、異常に大量に食べたくなるほどおいしいんですよ、このジャガイモが!!

ジャガイモ好きはほかにもいるらしく、ランチの遅い時間に行くとなくなってることもしばしばです。
そこで、うちはランチタイムをすっかり過ぎて夜のためにおかずが補充された頃合いを狙って行くことにしています。
万国どこでもそうだけど、一日ぶっ通しで営業しているお店は食事時は避けるのが鉄則ですね。
特にアラモアナのヤミーはすごく混むので、ピーク時には注文も料理の出来上がりも並んで待たねばならず、席を探すのも大変ですから、ぜひとも時間をずらしてくださいませ。

ちなみに、ヤミーはマックよろしくどのお店も同じと思ったら大間違いです。
店舗によって味も量も激しく違う店、それがヤミーなのですよ。
うちのお気に入りはパールリッジのヤミーで、地元客を相手にしているからか量が良心的なのはもちろん、肉もジャガイモも味付けが異様に美味しいのです。ほとんど家庭料理の域です。

それとヤミーの類似店はあちこちで見かけることができます。
カハラモールの「パールコリアンBBQ」もそういうお店の一つですが、どうもドリンクカップや箸袋を見ると系列店なのかもしれません。こちらは味も本家と劣らないです。
もう一つ、ハワイ島ヒロの「プリンス・クヒオ」というショッピングセンターには「ヤムヤム」という見るからにニセ臭い店がありまして、これは明らかに別物です。
本家を食べるとやっぱり偽物だなあという感じがするのですが、まあ比べないでおけばおいしい部類に入るので、このショッピングセンターに行ったときはいつも食べています。

なお、これらのお店にあるビビンバは超絶に辛いので、よほど辛さに強いかM的性格の人以外は十分ご注意の上お召し上がり下さい。
って、これもこの私が言うあたりからどんだけ辛いかお察し頂ければ幸いです(笑)。

ハワイで英会話

2007-06-21 23:35:25 | 徒然話
NHKの英会話講座は今、ハワイに長期滞在する日本人夫婦を題材にしています。
私も噂では知っていたのですが、今日初めて目撃しました。

夫婦役で出演するのはチェリッシュというグループだったお二人です(しかし私は知らんなあ、チェリッシュ)。
彼らがカラーカウア大通りに面したところに12日間滞在するという設定です。
そう聞くといい身分という気もするけど、行動の仕方によってはこういう中心部に拠点を置いた方が交通費がかからなくてかえって安上がりだったりするのです。
ほんとに高いホテルはカラーカウア通りに面してないしね(例:ハレクラニ、ロイヤルハワイアン)。

今回、二人は急に思い立ってポリネシアンショーを見にいくことにしました。
カラーカウア大通りを歩いて(このシーンで郷愁に悶絶したのはいうまでもない)、ロイヤルハワイアンSCにあるポリネシアン・カルチュラル・センターのチケットブースへ。
しかし滞在時間はたった12日しかないんだから、そんな急に思い立つなよなあ。遠いんですよ、あすこは。
限られたハワイ滞在を満喫するコツは、スケジュールをゆとりを持ってガッチリ組むことです。
矛盾してるみたいですがそんなことはないです。セカセカするのが嫌だからこそ、たっぷり余裕を入れた状態である程度予定を立てておいた方が賢明です。
だから我々はハワイに行くと(いや、ワイキキに帰ると)朝から深夜までほうぼう出回ってますが、ランチとディナーには2時間くらい割いてゆったりします。
って、そりゃたんに食い意地張ってるだけか(笑)。

このご夫婦が見ることにしたのもディナーショーでした。ポリネシアン・カルチュラル・センターの夜のメインショーはディナーショーになっていて、ディナーのランクによって座れる席も決まっています。
二人がブースに行って係のお姉さんに声をかけたところ...おおお、お姉さん、生粋のハワイアン・イングリッシュじゃないですか!!!
NHKもなかなか粋なことやるねえ。

ハワイにはシンガポールの「シングリッシュ」と同じように、ご当地英語(まあいわゆる方言です)が存在します。
普通「ピジン・イングリッシュ」といって、お子さまランチをケイキミールと言ったり、梅干しをリーヒンムイと言ったりする特殊な語彙が取り上げられることが多いですが、発音じたいも所謂アメリカ英語とはだいぶ違います。
マミちゃんはあまりろくに文法を勉強せずにハワイに単身飛び込み、実生活で英語を身に付けたクチなので、一般的なアメリカ英語の聞き取りが苦手だそうな...。そのくらい発音に隔たりがあります。

ちなみにマーク・ケアリイ・ホオマル様は、あのルックスからすると意外なことにけっこうハワイアン・イングリッシュです。
最初に聞いたときは驚いた~。話し声は想像どおりの悩殺バリトン・ボイスでしたが。

VTR前半に出てきた係のお姉さんはハワイアンでしたが、ショーの後ご夫婦が立ち寄ったバーに来た白人男性はばりばりの標準英語でした。
だからこの映像を見ると、ハワイアン・イングリッシュと標準語の比較ができるわけですね。ずいぶん親切な教材です。

ハワイに行って接するのはおもにハワイアン・イングリッシュか標準英語かなので、これを見ておけば発音もバッチリ...といいたいところなんですが、私はなんと先日のハワイ行でオーストラリア人の女性とお話しする機会がありました。
おっおっお、オーストラリア。こ、これは思いもよらないものが登場してしまいました。というか、しばらく喋っていてものすごく聞き取れないと思ったらオーストラリアからいらしたとのこと。

シングリッシュも難しかったけど、最強ですオーストラリア英語。ほとんど別の言語みたいです。
うちの大学には毎年数名の卒業生がオーストラリアに留学する制度があるんですが、アメリカとイギリスの(しかもクィーンズ・)英語にしか触れてこなかったうちの卒業生がいきなり行ってて本当に大丈夫だったのか。
しかしオーストラリアの人と話せる機会なんて滅多にないからと思い、必死で聞き取って会話を続け、あちらのおっしゃる冗談に辛うじて笑える程度には意志の疎通ができました。ホッ。

まあでも、ついさっき「親切な教材だ」といった直後でナンですが、会話が目的である場合はあまり教材やマニュアル一辺倒になるのではなく、撃沈覚悟でぶつかっていった方がそういう普段だったら決して触れあえないような言語と接触できるからいいわよね、と言語フェチの私は思うのです。

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