舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

おめでとうシューマッハ。

2006-07-31 02:38:48 | 徒然話
今日はF1ドイツGPでした。
ドイツといえば、元皇帝ミハエル・シューマッハの母国です。
だからやはりここは彼に華を持たせてあげたいわけで、優勝できたのは大変めでたいことでございます。
まあね。私が応援しているのはあくまでもルノーのアロンソなので、たしょう複雑な胸中ではありますな、本音をいえば。
だから「おめでとう」とか言ってるわりに心なしかテンション低いんですね。
でもアロンソも無事勝ち点をゲットして、シューマッハとの差が縮まったとはいえあいかわらず総合1位だから、よしとしなくちゃね。
ちなみにアロンソのチームメイトのフィジケラも紳士然としたお顔立ちで、それなのにレースにはお強くて、私があと10年若ければそのギャップにほだされてついこちらを贔屓してたかもしれませんが、やっぱりいまは濃ゆいラテン男に惹かれてしまうのです。

F1にハマったのはマミちゃんが先でしたが、今では私も好きです。
上位10人くらいの名前と所属チームが分かるくらいにはハマりました。
F1の何がいいって、ただ純粋に「速さ」のみで勝敗が決まるという明快さです。
しかも、その単純明快さにもかかわらず、勝つためには非常に複合的な要素が絡み合っているのがまた面白いのです。
レーサーの腕はもちろん、おそろしく精密なマシンの出来も、その日の気候をも考えたタイヤ選択、そしてレース中のピットインのタイミングや回数、所要時間などの戦略にいたるまで、さまざまな要素が勝者を決めます。
信じられないことですが発車しようとしたらエンジンがかからないなんてこともありますからね。今回は日本人ドライバーでしたが...
つまりはそれだけ制御の難しいマシンだってことです。

今日は来月のイベント会場の下見に始まり、なかなか忙しい一日でしたが、F1になんとか間に合わせようと帰路を急ぎました。
それなのに、よりによってウチの車(愛称「Rさん」)のタイヤがパンクしてしまったのです
RさんはF1カーほどじゃないですが(当たり前である)ウチに来てからこのかたかなりの重労働を強いられていたため、というか乗せてるのがこの二人ってのがすでにかなりの重労働とみえ、タイヤが磨耗によってパンクしてしまったそうな。
ううむ、20万キロ以上乗り回した先代が法律上トラック扱い(1ナンバー)だったのと同じように扱っちゃ、そりゃRさんには過酷だったでしょう。
Rさんは一見後ろが積荷スペースとかになってて働く車チックですが、実態はスポーツカーですもの。タイヤなんて先代の4分の1くらいの大きさ&厚みしかないもんね。そりゃあ磨り減るよ。ごめんよRさん。

悪かったなあとおもいつつも、ろくなメンテもせず明日も今市→鹿沼→宇都宮と働かされまくるRさん。反省がまったく活かされません。
どうもこの少人数制家内工業家庭にやってきたものは、スポーツカーだろうと「わたしゃ頭脳派だで肉体労働は向かん!!!」といいはる女23歳四大卒だろうと、有無をいわず肉体労働に従事する運命にあるようですね。はは。
女23歳もいちどダウンしたあとは慣れたのかとりあえず無事なので、まだヤワなRさんもじょじょに鍛え上げられタフになっていくのでしょう。そうでなくちゃ困る。

ささやかなプロ意識

2006-07-30 02:12:29 | ダンス話&スタジオM
25周年パーティーが終わって一段落ついた今、当面の目標は来月に予定されているイベントです。

といっても新曲発表は秋に照準を定めてますので、これらの曲は練習では既にクライマックスを迎えてますが、今はまだじっとあたためる時期です。
うちのモットーは「量より質」なので、ドカドカ覚えて踊り込みもしないうちから発表しちゃうんじゃなく、なるべく質の高い形でお見せしたいとおもっているわけで。
だから、いまやってる曲がまだ頭に入ってなくても、焦ることはないのです。
イベントに向けて踊り込んでいくうちに身体が勝手に覚えていきます。というか、やっぱりイベント出演などで切羽詰まらないと、体に染み込ませる領域にまでは達しないですよね。
イベントで踊らずスルーしちゃった曲って、後からおもいかえしても全然覚えてないですもん。

理想は「ある程度出来上がってから披露する」なのに、つい欲張っちゃってそれができないこともままあり、今回は反省しまして、充分仕上がってから披露できるように計画してます。

まあそんなわけで夏のイベントの時点では初物でない曲が中心になりますが、その分演出の点で変化を狙っていきます。そこんとこよろしくです。
一つ目のイベントは、既にプログラムも出演者もほぼ決定しました。
3ステージの予定で、かなり大きなイベントなので、出演時刻と持ち時間までハッキリ決まってます。

私は小中学生の頃から出演用の音づくりを受け持ってます。あ、よく考えたらこれも内職の一種だな。
音質やプログラムの書き方に対して私一流のこだわりがあることは以前にも書いたとおもいます。うはは。こんなとこばっかりムダにA型なわけですね。
A型的性格をあと少しでも日常生活の方に振り向けられれば、もうちょっと片付けられない女度が下がりそうなものですが、ないものねだりせず得意分野に傾倒した結果、イベントで与えられる持ち時間に対しても異常なまでに神経質に。
でもまあ、持ち時間というのは個々のグループにとっては微々たるものでも、プログラム全体には大きな影響を及ぼしかねない重要事項です。
そう考えれば、自分の持ち時間をキッチリ守り、なおかつ音響さんができる限りスムーズにやれるよう整えられた状態の音を持っていくことが、出演者として当然のマナーでしょう。

そう教えられて育った私は技を極めたあげく、今回のイベントでついに5分の持ち時間のところ5分00秒の音を作ることに成功いたしました。どうも、私のA型的性格がムダじゃなかった非常に稀少な例の一つになりましたね。

あとの2ステージも、限られた時間内になるべく盛り沢山にできるよう心掛けました。
ちょうど運良くいつもやってる曲の超ゴキゲンなショートヴァージョンが見つかりまして、それに若干のアレンジを加え、枠内におさめることに成功しました。
ラストのオリエンタルもたしょう祭バージョンにアレンジです。


明日はもう一つのイベント会場の下見に行って参ります。
このイベントを頼んでくれたのは、なんとうちの発表会を第1回からご覧くださっているという方です。生徒さんのお友達だから、私達が直接お会いしたことはないんですけどね。
なんか感激ですなあ、そういうの
といっても私は第1回には出てないんだけどね。おお、つまりその方は私よりもっとスタジオM発表会の経験数が多いってことじゃないですか
所詮あの時は寝てたもんなあ、わたしゃ

スタジオMの掟

2006-07-29 01:42:39 | ダンス話&スタジオM
主宰者のユルユルな性格を反映して、スタジオMには掟らしい掟はありません。
掟とは何かというと、例えばカムエラは髪を自分でいじっちゃいけないことになってるそうですね。さすが一糸乱れぬ演技がウリのメリモ常勝チームらしい掟ですね。
髪の長さまで揃っていればより一体感が増しますので、演技のクオリティを追求するにはいいとおもいますが、うちの生徒さんはプロのダンサーじゃないからねえ。髪型の好みも職業も千差万別なのですから、そこまで指定するわけにはいきません。
ただ、発表会など大きなイベントの前は、髪型を決めやすいよう襟足を伸ばすことをおすすめしています。

うちに掟があるとしても、いたって常識の範囲内なので余り説明されることはありません。
たとえば「無断で余所で踊ること」です。
余所で踊るといっても、「どこかのメレフラパーティに混じって踊る」とか「忘年会の隠し芸で踊る」というのと、「徒党を組んで出掛けて演技を見せる」というのでは、もちろん話がちがいます。

ちょっと前にバレエ主婦を描いたドラマをやってて、教室のメンバーが何人か先生に内緒でボランティアの慰問で踊り、後でバレて先生に叱られるというのがありました。
イヤどう考えたって普通そうなるでしょう。
「ボランティアなんだからいいだろう」と考える人もありますが、ギャラの有無はこの際問題ではありません。
振り付けや舞台演出、衣装のデザインにはすべて著作権というものがあり、それが作者の与り知らぬところで勝手に人前で披露されるなど、作者に対する愚弄以外の何ものでもないとおもうんです。
礼儀として酷いばかりか、そりゃアンタ著作権法違反だよ。

それって大人の常識の範囲内なので、うちではその件についてわざわざ釘を刺したりはせず、ここでひっそり囁くにとどめます。
でも、ドラマのバレエ教室の先生だってまさかそうおもっていたんでしょうけどね。

あと、よく話題に上るのが「余所の舞台を見ることについて」です。
メリモで知り合った同好の日本人女性が、先生に「メリモに行く」と告げたらおもいっきりイヤミを言われたとこぼしていました。
うちではそんなことはないです。ぜひ、本物が何かを知るためにもどんどん観にいってほしいとおもいます。ハワイの人の演技は。
うちの生徒さんも、ハワイで観てきたら開眼したという人がたくさんいらっしゃいますね。
やっぱり本物を知るとすごくいい刺激になって、モチベーションが上がることもあるとおもいます。
だから積極的に一流の演技を観て、見る目を養うべきだとおすすめいたします。
私もできる限りうまい人の演技を見て「充電」してます。

でもまあ、何か観るときは事後報告でもいいから教えてほしいですね。
あるいは「コレ観にいきたいんだけどどうかしら」と訊いてもらえれば、「それはぜひお勧めです!!」とか「........あ、あまりよろしくないかもですよ」などとコメントできるとおもいます。

どっちみち、マミちゃんもそうですが隠し事が大ッ嫌いなので、「許可を請う」なんてご大層なもんではなく、フランクに(ってヒューエット御大にって意味じゃないよ←当然である)聞かせてもらえることが一番うれしいです。
そもそも隠さなきゃなんて感じるようなことはたいていやっちゃいけないことなので、最初からやらない方がいいです。
「ざっくばらんにぶっちゃけること」まあ、これがスタジオMの掟といえば掟ですな。

最後の内職

2006-07-28 01:09:00 | ダンス話&スタジオM
25周年パーティーは、いつもの発表会以上に内職の多いイベントでした。
なにしろ企画スタッフが2人しかいませんからね(それは全てのイベントで共通ですが)。このメンバーで仕事を割り振れば、必然的に内職仕事は私の領分なのです。

たとえば皆さんに配ったチケット、プログラム、名札、記念品etc.は、デザインから製作、セッティングまでだいたい私がやったことでした。
数百に渡る印刷と記念品は業者さんにお願いしましたが、小物や少数のグッズは印刷まで一手に引き受けました。
同じことを何百回もやってると火を噴くマミちゃんの脳と違い、私の脳はオートメーション作業にも対応しているので、あの集合写真に載ってる人数分私が内職でセットを作ったことになりますね。

そう考えると随分一人でやったんですねえ。うはは。もう笑うしかないな。
そんなわけで、不手際がところどころに散見されたかと思いますが、どうぞご容赦下さい。
特に当日間際にやったことなんて、ほうぼうでミスを連発してそうで空恐ろしくなって参ります。
次のイベントまでに脳をチューンナップしときますので。

しかし、25周年パーティーの内職は、実をいうとあと一つ残っておりました。
それが「思い出の品プレゼント」です。
このカードのイラストがついた封筒に入っているアレが思い出の品です。
もうすでに何か所かでお渡ししてますので、すでに受け取った方も多いかもしれません。

パーティーの前から、「終わった頃に思い出の品をプレゼントしたら、きっとちょっと喜んでもらえるよね」という話がマミちゃんと私の間で持ち上がりました。
そうして企画されたのがこのプレゼントです。

このプレゼントはいよいよもって私一人の内職です。
あ、もちろん写真を印刷して加工してくれたのは印刷屋さんですよ。
(ちなみに全体写真の方は、この加工によって100年持つそうです。どうぞ先祖代々大切にして下さい。あー、一生懸命剥がそうとしないで!!!←ほんとに剥がそうとした人がいたんです)。

プレゼントにはプレゼントらしいイラストをと思い、ここに載せたカードを描いて封筒に印刷しようとしたところ、重大な問題が持ち上がりました。
なんと、うちのへっぽこコピー機ではこのサイズの封筒に印刷できない...ッ!!!
しかし各クラスで着々と渡さなければならない以上、封筒まで印刷屋さんに頼むわけにはいきません。
苦肉の策で、ラベルシールに印刷して貼り付ける方法を選んだのでした。

かくして、シールを印刷して切り取って封筒に貼り付け、それにプレゼントを入れる作業×ン百人分を、私が取り仕切ることになったのです。

ですから、あなたが受け取るプレゼントの中身も、私がセットしたものなのですよ。
何しろしょっちゅう物をなくしたりどこに置いたか忘れたりしている信用のおけない人物が関わっているため、みだりに中身が合っていると信用しないで下さい。
受け取ったら必ずスグ中身を確かめて下さいね。

にしても、自分でいってて哀しくなってくるなあ。事実なだけに。

比較ファミレス論

2006-07-26 23:53:46 | 美食礼讃
もう既にお気付きの方も多いかとぞんじますが、我が家にはまともな料理ができる人間が一人もおりません。へっへ。

へっへじゃないよ。いっとくけどなんにも偉くないからね。
ただ、こうも料理が作れないと必然的に外食が多くなり、しかし出費がかさむのでやっすいファミレスに安住の地を求めてさまよった結果、ファミレスに関してはちょっとした権威です。
なんたってココスのゴールドカードまで持ってるんですから。ヒッヒ。こんどはヒッヒってあんたは六氷執行人か。

というわけで、今日は通いつめているファミレスの中でも、お目当ての女の子でもいるんじゃないかとか勘ぐられそうなほど通いつめたあまり支店ごとの特徴まで看破してしまったココスとデニーズのお話です。

まず、ゴールドカードまで持ってるというココスです。
ココスはひと昔前まで、装飾過多のデザートばかりで甘味系はあまり充実してなかったです。
でもここ数シーズンは、かき氷もかなりシンプルで美味しくなり、力を入れるようになりましたね。
もっと昔はドリンクバーまでなかったのですが、一転してドリンクバーに力を入れてるファミレスのひとつになり、今では最新鋭の設備のココスに関しては、マイフェイバリットドリンクバーにまで上昇しました。
あと最近始めたサービスですごいのは、「デザート無料券の配布」です。
アイスとかシフォンケーキなどを3日間限定で無料サービスしてくれるという夢のチケットです。
(もちろん食事は取ってあげてくださいよ)
ココスに行くともらえる月間スケジュールがあって、それで無料サービスデーがチェックできるので、「実施日の2~3週間前」を狙って行くとくれる可能性大です。ちぇけら。

これらの努力の甲斐あってか、デザートやドリンクバーが充実してくるのとほぼ時を同じくして、店舗数もぐっと増えました。
ただね。フラレアの記事のときもいいましたが、数が増えると玉石混淆化してきて、同じココスの看板出してても本当は全然同じじゃありません。
サービスや味の点で劣る店が存在するのですね。

私の縄張りの中で要注意なのは、FKD宇都宮店から競輪場方面に向かう途中にある牛丼屋の向かいの店舗です。
ある日、ネギトロ丼が新鮮じゃなかったのがきっかけで、突如事実に気付きました。
不味いのはナマ物だけじゃなくて、冷静に考えるとなぜか唐揚げやナンも妙にいただけません。
しかも最悪なのは、このお店だけは決してさっき絶賛したサービスチケットを配らないのです。
だから、この店は仕事中忙しくて道すがらさくっと食べる時以外は、あまり寄りつかないようにしています。

逆に宇都宮で一番行くのは戸祭の元不二家のそばの店舗です。
ここはドリンクバーは新しいし、出てくるものも美味しい(というか普通にココスの味)だし、ちょっと店員さんに先入観に囚われてる人が多いようにおもいますが(わたしゃ煙草なんて吸わんよ!!!怒)、ドリンクバーで最後に美味しいあがりミルクを飲ませてくれるので、まあ、文句はないです。

ちなみに、ドリンクバーの新しいココスに行った際は、ぜひ「オンザロックアイスティー」をお試し下さい。
十数種類の茶場が瓶で置いてありますので、それをたっぷりめにポットに入れ、素早く抽出して(3分待たなくていいです)、氷をいっぱいに入れたグラスに注ぎます。
いろいろためしましたが「南国パインティー」が一番アイスに合います。
あと、ひと瓶「季節のお茶」というのがあって、不定期で替わるのにお店によっては味が掲示されてないのですが、まれに奇ッ怪なフレーヴァの時がありますので、慎重に香りを確かめてからお試し下さい。
ちなみに私は5種類くらいトライしましたが、結論:今は季節のお茶には決して手を出しません。

店員さんとしては、今市や矢板店の方が優秀な人が揃っているのですが。なんで宇都宮は人材に恵まれないんだろうねえ。
だれか「接客が天職!」という方、宇都宮のココスに勤めてあげて下さい。


一方のデニーズです。
ハッキリ言いますが、料理はデニーズの方がいけます。
そりゃデニーズの方が少しだけど高いんだから、そうでなくっちゃ困ります。
だってだって、モーニングメニューがあるんですよ。たとえパンケーキのサイズが3枚でやっとアメリカのパンケーキの2分の1枚であっても、モーニングってだけで萌えますよ。
しかも、どこより先に夏期の「冷たいスープ」に着手したし、ステーキの肉はファミレスに期待できる中では最高だし、そしてなんといってもデザートがこの上なく充実しているのです。
現在は禁断の桃シリーズの真っ只中で、私は常に桃型悪魔の誘惑に曝されていることになります。

一番いいのは競輪場通りのデニーズですね。
あ、さっきのダメ~ンなココスと同じ並びにあるのねそういえば。だったら、断然こっちに直行しましょう。
競輪場のときは駐車場がいっぱいになってることがあるのが玉に瑕です。競輪ファンのみなさん、デニーズに寄ってあげる気がないなら停めないようにね。これはお願いじゃなくて、脅迫なんですう

競輪場通りデニーズの何がいいって、とにかくサービスクーポンをたくさんくれるんですね。
しかもそれだけじゃなくて店員さんが親切(な人が多い)です。
前、ステーキが固くて苦労して切ってるのに女性スタッフが素早く気付いてくれ、頼んでもいないのに柔らかいのと取り替えてくださいました。ありがとうございます。
尤もたまにはハズレ店員もいますから気をつけましょうね。まあ、バイト君なんだからしょうがないのかなあ。若いメガネの男性が大ハズレでしたので目撃したらきょくりょく避けて下さい。もう辞めてるかもしれないけど。

デニーズの唯一の欠点は、今時ドリンクバーがないことです。
いちおうお変わり自由&種類変更可で飲めるんですが、なぜかアイスコーヒーやアイスティーが、あまり美味しくないんですよね。
アイスコーヒーは濃すぎるきらいがあり、アイスティーは香りが良くありません。
でも、クーポンをうまく使うと驚くほどお得になるし、何より料理が美味しいのが一番なのでデニーズは好きです。
今市にもできればいいのになあ。

ジャポニカロゴス

2006-07-25 23:16:30 | 徒然話
火曜は7時からのアニメ『銀魂』に始まり、10時からの阿部ちゃんのドラマ、そして今やってる『タモリのジャポニカロゴス』と、私の好きな番組が集中してる時間帯です。
というか最近では面白いとおもえる番組が少なく、ニュースしか観なくなってしまったので、欠かさず観る番組といえばこれだけかも(笑)。

今日は日本語の「時をあらわす言葉」をやってました。
ハワイ語にも同じように時計では計れない時の言い表し方があるので、前々からどの日本語が大体どのハワイ語に当たるのか気になっていたのです。
たとえば「ahiahi」はほぼ「宵の口」にあたりそうだとわかりました。
以前から自力で訳すときはかならず「宵」と訳していたので、私の感覚もそれほどずれてなさそうで一安心です。
もちろん、完全に一致することはまずないでしょう。まったくちがう文化の中で育ってきた言葉同士ですから、時折意味が重なる言葉があっても、それは偶然としか言い様がありません。
たとえば海のことをハワイ語で「kai」といいますが、だからといって日本語とハワイ語のルーツが同じという証拠にはならないとおもいます。
可能性を完全否定することはできませんけどね。何しろ日本語は、今に至るまでルーツがまったく分かっていない言語ですから。
漢字なんて、我が物顔で使ってるけど所詮借り物ですものね。
とは言えそれはさほど恥ずべきことではありません。世界中のたいていの言語には、もともと文字なんてなかったのですから。
それがたまたま文字を持ってるよその言語と出会い、且つ必要に迫られたときのみ、その文字があてがわれてきたわけです。
それもそのまんま持ち込むのではなく、ほうぼうで形や読み方までかえられていったので幾万種類もの文字があるような気がしてますが、もとをたどれば4種類くらいしかなかったんじゃないでしょうか。
だからこそフランスの言語学者シャンポリオン氏はヒエログリフの解読に成功したのです。

シャンポリオンは私の最も尊敬する歴史上の人物です。
いやしかしそれにしてもどマイナーだな。尊敬すると公言している私でさえ、最初に世界史のテストで答える時には、当時好きだった特撮ヒーローシャンゼリオンから連想してやっと答えられたくらいですから。

シャンポリオン氏はフランス軍がエジプトから持ち帰ってきたロゼッタストーンをもとに、そこに刻まれていたヒエログリフ(エジプト神聖文字)を世界で初めて解読した人物です。
なぜ尊敬しているかといえば、彼は当時廃れていたいくつもの言語を研究し、それによって解読に成功したからですね。
ある一つのことを極めるために、一見無関係にも見えるほかの物事を多く研究する...血湧き肉躍りそうな発想ではありませんかッ
ってこんなことで血湧き肉躍ってるのは私くらいですね。
ダンスしか能のない母親が反面教師になったのか、私はどうも自分の専門分野を絞るということができず、いろんなことに手を染めまくっております。
大学を出たのもその一環ですね。ダンスとは何の関係もない言語学とか比較文学とかやってる暇があったらダンス留学でもすりゃいいのにとおもうところですし、実際私あたりが行ってる学校なら当然ダンス関係だろうとおもいこまれることが多かったですが、当人は性懲りもなくいつか院に行こうとかおもってますからね。

まあいつかは、シャンポリオン氏の1億分の1くらいは、私の器用貧乏もなにがしかの役に立ったとおもえることもあるでしょう。

パイレーツ・オブ・カリビアン

2006-07-24 23:59:00 | 徒然話
観て参りました、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

行ったのはパン食べ放題のレストランでお馴染み巨大ショッピングセンター、「Bモール」。
もっとも今日はレストランには行かず、映画観ながらスナックをむさぼりました。
しかしあれですね、ホットドッグはサルサソースに限りますね。
ただサルサって、昔勉強したときの記憶が確かなら「ソース」て意味のスペイン語だから、サルサソースって「フラダンス」的な言葉になっちゃうんだけどね。

閑話休題。
主演のジョニー・デップは、「一役限定ベタ惚れ俳優」の一人です。
すなわち、ある作品のあるキャラを演じる時のみ愛を捧げるという点で『カリブの海賊』におけるジョニーは、『仮面の男』におけるダルタニアン役のガブリエル・バーン、および『指輪物語』におけるアラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンといった方々と同じパターンなのです。
ううむ。並べてみて分かったけど、「黒髪」「ヒゲ」「クラシカルな装い」の有無が、どうも私の愛を決めているようだな。
逆にどんな役でも等しく愛せるのはジョージ・クルーニーやクラーク・ゲーブルですね。

とにかくジョニーデップは、このシリーズでキャプテン・ジャック・スパロウを演じている時のみ「ジョニー」と呼ばれます。

今回もジョニー様は前作と同じすてきにいかれた格好をなさってます。
その姿のなんとセクシーなこと!!!飲んだくれて適度に乱れたところがまたよいのです。
しかも、黙って酒場で足を投げ出して座ってればセクシーなのに、ピンチになったりするとけっこう臆病で挙動不審なあたりがものすごくたまりません。
あれ。私ったら初恋(クラークケント様)当時に比べてだいぶ趣味が大人になったとおもっていたけど、Sッ気はあいかわらずなのね。
しかしジョニー様の名誉のために付け加えるならば、キャプテンジャックはいざという時には驚くべき勇敢さを発揮するし、本人がおもっているより善い人なとこも可愛いし、某赤毛の盗賊も真っ青の口八丁にはほとんどウットリしてしまいます。

そして、何を隠そう私はあのあたりの時代がものすごく好きなのです。
何より好きなのはご婦人の肩がガバチョと開いて胸を強調しコルセットでくびれてスカートがムダに多いあのドレスで、いつか何かの衣装にしたいと企んでいるほどです。
でも男性の装いも好きですし(※巻き毛のヅラや白タイツは別ですよ)、石畳の街並み、装飾過多・実用軽視の建物や調度品、重たいドアノッカー、暖炉、ゴテゴテした本、羽ペンに片眼鏡、こういったもののことごとくを深く愛しているのです。

映画の冒頭に登場するは、そんな私の夢の世界を体現したような雨にけぶる石畳の街と、広場に一人たたずむ理想のドレスの少女。
あああのドレスを私が着たい。私はウェディングドレスなんて着たくもないけれど、ウェディングドレスなのに白じゃないのはたいへん好感が持てる...なんて考えてると、振り向いた少女こそヒロインのエリザベス(あッ、だめ、銀魂の桂さんの謎のペットを想像しちゃ!!!)です。
ううむ、美しい。この手のドレスが非常に似合うノーブルな顔立ちです(ただし胸は多分偽物)。
しかも、ストーリーが進むとそんな彼女が男装して密航しちゃうんだから、さらにすばらしい展開ですよあなた。
そのうえエリザベスったらやたら強いんです。今回は二刀流までやってくれましたからね。
矛盾するようですが、私は美しく着飾ったドレスの貴婦人と同じくらい、強い女も大好きなのです。

そんなエリザベスですから、孤高の海賊キャプテンジャックと惹かれ合っても何の不思議もないわけで。
結婚寸前だった彼氏もなかなか勇敢でよろしいですが、やはり強いしセクシーなのにかなりマダオ(=まるでダメな男)でS心を刺激されるジャックの方が、そりゃあついつい惚れてしまいますよ。
二人で見つめ合ってるところのジョニー様なんて、ほとんど犯罪の域の色っぽさですよ。
こういうシーンになるとエリザベスはちょっと色気が足りないけどね。やはり男装してもなお色っぽいのは、もっと大人な女ですよね。

なのにエリザベスときたら、映画の最後でとんでもないコトをやらかしてくれまして、芽生えかけてた私の愛(←おい大丈夫かソレ)を木っ端微塵に打ち砕きよりました。
映画を見てない方のために詳細は語れませんが、ジャック船長orジョニーデップファンには永遠に許せないことをやらかすんですよ。
ジョニー様を愛している人は、エリザベスに恋しながら観て裏切られないようにね。
しかし、その裏切りのおかげで最後にジャック船長の最高の勇姿が見られて惚れ直しますけどね。

この映画を観に行ったら、必ずスタッフロールの最後まで見ましょう。
また、2007年にディズニーランドのカリブの海賊が映画版に変更されるそうですぞ。こちらも要チェックです。


ともかく「デッドマンズチェスト」、二作目のマンネリも感じさせずなかなかにスリリングで爆笑のツボも多く、いい作品になってます。
ぜひ一度劇場でご覧になり、一緒に叫ぼうではありませんか。
「つ、続きものかよォォォ!!!」


...ってまさか、スター●ォーズの轍を踏む気じゃなかろうね。

パウスカート再考

2006-07-23 22:50:32 | ダンス話&スタジオM
今日は、こないだ下野新聞で作り方を紹介したことですし、パウスカートについて再考してみたいとおもいます。
本文にも「レッスンに欠かせない」と書かれているパウスカート。
そう鵜呑みにしているフラダンサーはかなり多いですね。実際、うちの教室でも愛用している人が多いです。
しかし、敢えてここでひとつパウスカートの功罪を客観的に考えているのも一興ではないかと。


まずパウスカートの長所としては、
(1) 入手(購入・製作)が簡単
(2) これだけで「らしい」雰囲気になれる
(3) 自分のステップがよく見える
(4) 腰が揺れているように見える

などが挙げられます。

第一の点は、とくに入門のときに一番重要ですね。
今やパウスカートはいろんなところで入手できますし、器用な人なら、こないだの下野新聞の記事みたいなものを見て作ることもできます。
うちに来る問い合わせでも「何を着たらよいか」で悩む方がたくさんいらっしゃるので、これは習い事の取っ掛かりとしてすごく良いとおもいます。

そして第二の点、ハワイアン柄のパウスカートさえはけば、それだけでプチコスプレになっちゃうのも魅力です。
たとえばバレエなどの練習にいちいち必要な装備を考えると、ホント簡単に練習モードに入れるわけです。足も裸足でOKですし。
何種類か持っているとイメチェンもできますしね。

第三の長所は実用面の話です。
もっともプロから見れば、生徒さんが足の見えない格好であっても腰の揺れなどで足運びが合っているか分かりますので、あくまでも自分が練習する上での利点ですね。
動いてる真っ最中だと左右が逆になってて気付かないということもままあるので、鏡で見た時に、自分のステップが周りと揃っているか一目で確かめるために便利です。

しかしですね。問題は第四です。
「腰がよく揺れる」ではなく「揺れているように見える」であることが、実はおそろしく問題なのですよ。

フラが腰の揺れる踊りであることは周知の事実ですね。
そこで当然の成り行きとして、多くの人がフラを踊るにあたって懸命に振ろうとするわけです。
そして、パウスカートをはいて腰を振った場合、スカートはとりあえず揺れてくれます。
たとえどんな振り方であってもです。

実際のフラの腰は、あくまでも自然に足運びに伴われるものです。
ステップの後からついていくように、ゆったり揺れているものなのですね。
しかしパウスカートは、この正しい揺れ方ではなくても、とりあえず揺れてくれてしまいます。

すると、スカートが揺れていることに気を良くし、ちゃんと振れていると勘違いしたまま怪しい振り方を究めた結果、自分の踊りに深刻なクセがついてしまいます。
独自調査によれば、具体的には「タイミングが早すぎる」「ガニ股」「へっぴり腰」「ウェストから振っちゃう」などが起こりやすい悲劇です。

とくに「自分はよく腰が動いてる」と勘違いして、自主トレで一生懸命振り方を作り上げてしまった時が一番悲惨です。
「まったくの初心者が踊れるようになる」ことより「経験者が怪しい癖を取る」ことの方がずっと難しいのです。
また、こうして起きた悲劇は見ている方にも辛いですが、本人にとっても将来的に腰痛や膝へのダメージの原因となるので、ほんと、気をつけてください。

もちろんね。パウスカートで練習していても、正しい腰の揺れ方をしっかり学べば、何の問題もないですよ。
でも往々にして、パウスカートというのは腰の揺れ方やガニ股か否かなどを適度にカモフラージュしてくれちゃうモノなので、パウスカートをはいた自分を客観的に見るのはなかなか難しいとおもわれます。

一番の対策は、うかつに自主トレをしないことですね。
特に「技術向上のための自主トレ」はその手の悲劇の温床となりやすいため、本当におすすめできません。
メリモのDVDあたりでうまい人の踊りを見た方がよっぽど役立ちます。

その手の悲劇は、本番用のぴったりしたドレスを着る段になって初めて露呈します。
しかし、その頃には最早治すのが難しいほど身体に染み付いていることが多いですね。
まれに、「パウスカートのみで練習してしまったがために悲劇が起こっている図」を、舞台上で見出すことがあります。
うちの生徒さんなら、舞台まで上がってしまう前にアドバイスのしようもあるんだけどねえ。


これらの悲劇に対し、私から提案できる予防策は二つ:「練習着の工夫」と「パウスカートの着方」です。

まず練習着ですが、パウスカートだけに限定せず、いろんなものを着て踊ることをおすすめします。
私の場合、パウスカート以外にワンピースもパンツルックもフラレッスンに取り入れます。
おもに踊る曲によって装いを変えます。衣装が決まっていれば、それに準じたものを選びます。
フリ(スピン)の入る曲や道具もの、カヒコの練習のときはパウスカートです。スローなどフェミニンな踊りを究めたいときはワンピース。パンツは意外な装いかもしれませんが、膝の向きをチェックするには意外といいです。

ちなみに、われらがスタジオMでは、練習には何を着てもオッケーという設定です。
揃って見えることが命の本番と違い、うちのレッスンは楽しむことが最優先というスタンスなので、一番のる格好で踊った方が楽しいじゃないですか。
だから、練習着一式を車に乗っけといて着た切り雀という人から、練習からすでに花まで重装備という人までいろいろです。

次にパウスカートの着方です。
たんなるコスプレの域を超えて実用面で活用するために、どうせ着るなら以下のことをアドバイスいたします:
まず、なるべく分量の多いものを選ぶこと。
自分で作る場合、新聞に書いておいたように4メートルは使いましょう(※ちなみにうちの本番用はもっと多いです。加えて裁ち方にもいろいろと工夫があるのですが、練習用ならとりあえずこの量があれば普通に作ったんで充分です)。
分量さえ多ければ、形はなるたけシンプルなのがいいですね。
あと、ゴムを入れるところの折り返しの余白部分は「パウスカートに張りを出すためのもの」なので、表に出すんじゃなくて、裏側に折り返すものです。
トップスも重要です。なるべくぴったりしてて身体の線が出るものの方が、パウスカートの効果が発揮できます。
とくにまずいのは普通のダブダブTシャツです。あれは上半身の動きが(正確には上半身が動いてないことが)全くチェックできなくなってしまうので、やめたほうがいいです。

そして、パウスカートは腰ではきましょう
あー、「パウスカートを着るためのチャントを唱えつつ頭から被る」なんてまどろっこしいことスッ飛ばしたっていいから、とにかく腰ではいてください。
でないとウェストでコキコキと腰を振るつらい踊りになってしまいます。
同じ理由から、いくら何を着て踊ってもいいといってもウェストではくボトムスはよしましょう。
最近ハワイアンプリントで作ったウェスト履きのスカートなる謎きわまりない物体が出回っておりますので、くれぐれもお気をつけください。
やっぱり、パウスカートのように腰ではくものか、さもなくばワンピースなど全くどこも区切らない服装がよろしいかとおもいます。


とまあ、ヨタ話に長らくお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
では「パウスカート再考」、レッスン着選びのささやかな一助となれば、幸いに存じます。

にたものどうし

2006-07-22 23:26:39 | カエル偏愛
今夜は裏の窓に大勢のかえるさんが来ています
一枚のガラスに5人。みんな日中は窓枠の隅に住んでます。
今年はいつも以上に親指の爪ほどの小さい子たちがいるので、もしかしてウチの裏で生まれたのかしらとますます愛が深まってます♪
毎日「たくさんお食べ」とか「鳥に気をつけてね」などと声をかけ、コミュニケーションを大切にしております。

ただ、かえるさんが活躍してる季節になったってことは、私の大大大嫌いな虫もたくさんいるってことなんですよね
ったく、虫なんざかえるさんの食べる分だけいりゃあいいのに

そこで、とにかく虫がダメな私は、玄関先に「虫よけグリーン」なるものを置いてみました。
見た目はよくある芳香剤みたいなものですが、これがおもった以上に効果を発揮してくれまして、置いておくだけで玄関から入る虫が激減しました。
かえるさんがいるのはおもに玄関とは反対側の窓なので、あの子たちには害はないとおもいます。
見た限りでは変わらず元気にしてるようですし。

そして部屋内から閉め出すだけでは飽き足らず、携帯用の虫よけも着々と増やしてます。
実は今度のイベントが屋外なので、それに向けて理想のグッズを探してるんですね。

今のところ一番のお気に入りは、画像でかえるちゃんの隣にいる「ピスタくん」です。
ピスタってピスタチオなのかしら。とにかくこんな豆的なルックスで、被ってるモノを脱がせてペパーミントの精油を注射すると、何時間か虫よけ効果を発揮してくれるというグッズです。

しかしピスタくん、豆っていうよりなんとなくかえるちゃんに似ている.....。
本人もそうおもっているらしく、しきりにピスタくんを気にしている模様です。

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