二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

千葉新人句会・5月

2017年06月03日 | 俳句
昼間は夏のように暑くてもやはり5月

夜になると羽織りものが欲しくなる程涼しい日もありますね



千葉新人句会のご報告です

実は前回より「披講」の大役を仰せつかりました

俳人の皆さんは、難しい言葉を沢山ご存じなので

毎回読めない漢字がありそのたびに汗をかいています

でもその度に知識が増えていくわけですから

この大役は願ってもないことです

・・・本当にそう思っています・・・



主宰特選

八十八夜銀座裏から鉄砲洲     昭子

(季語が上手い)



飼猫が原始に戻る青野原      秀男

(飼猫の事でなく自分の事のように云っている。端的で面白い)



優しかったり哀しかったり桜貝   モニカ

(桜貝と通い合うものを大胆に云っている)



主宰の言葉より

・オノマトペはありふれてると中身が薄くなる。らしくないものだと効果が出る

・俳句は短いから具体的なものがないと手掛かりがない。俳句は具体性

・「面影」「追憶」「思い出」これらの言葉は甘くなる

・俳句の敵は説明

・動詞が多ければ多いほど説明になる

・「けり」は安易に使わない

・概念を言うものではない

・俳句は人生を詠うものではない。人間を詠うもの



「俳句は人間を詠うもの」

ここ、大きく赤字にします

人生のドラマ仕立てにしない、という事でしょうか

人生のドラマだと場合によっては安っぽくなりますけど

「人間を詠う」となると

これは生半可な事は云えなくなるぞ~と思いますね

でも出来たら深い句になりますね

そんな句を目指している響焔です


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