二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

三郷カルチャー俳句教室・3月~人間が見える

2018年03月30日 | 俳句
先月は私の体調不良でお休みをしてしまいましたが

今月は張り切って司会と披講をさせていただきましたよ

ですがこの司会と披講という仕事

これを同時に行うのはなかなか大変

披講しながら作者と選者のお名前を記入しないといけなく

あっちを見たりこっちを見たり

たまに選者のお名前を間違えて記入してしまいます

何かいい方法はないものか・・・




思いつきました!

お名前を書くのではなく

Aさんは赤、Bさんは黄色と決めて

その色のペンでさっと印を付けて行く

早いし間違いもないのでは?

早速100均に行ってペンを人数分揃えてきます




では主宰の言葉です

今月は沢山ありますよ~



・事実はきっかけ。作るときには消える

・俳句はフィクション

・季語から出発すると、どうしても季語の説明になる

・俗語は使わない

・読んだ瞬間に何かを感じればいい

・俳句は意味ではない

・言葉というものは観念・抽象

俳句は具体的なものを言うが、その背景に人間が見えるものが良い

単に風景を言っていても、人間が滲み出るように

・いつも思いがあるが、それだけを言っても共感できない

具体的なものと取り合わせて心がわかるように

・「~し」は過去。なるべく使わない




句会に入る前の講義で

東京句会で主宰が特選で採られた二句が紹介されました

それがどちらも本当にいい句で・・・

その二句を例に挙げながら

「抽象的なことを言っているけれど、具体的なものを取り合わせ、それによって

作者の心・人間が見えてくるものが良い」

とのお話でした

どんなものを取り合わせるか

その具体的なもののチョイスに力量やセンスが問われますね

それが誰かの感性と響き合い

句に込めた心を感じ取ってもらえたら

作者にとってこんなに嬉しいことはありません



ベルベットイースター

響焔ポケット版句集第二弾

2018年03月29日 | 俳句
響焔60周年記念事業のひとつ

ポケット版句集の第二弾が上梓されました



同じデザインで色違い

きれいです

これからゆっくり拝読させていただく楽しみができました

まだまだこのシリーズは続きます

第三弾も4名募ります

ご興味がある方はご連絡を〜



8册並べるとさらに素敵!

(タイトルや名前の位置が揃ってませんね

印刷屋さんに言わないと…

私、こういう事は細かいんです

気持ち悪いですものね)

千葉新人句会3月〜事実なんてクソくらえ

2018年03月27日 | 俳句
なかなかキャッチーなサブタイトルですね

千葉新人句会での主宰の言葉です




今までは

主宰特選句など皆さんの句をこちらで紹介していましたが

今回より句は掲載しないことにしました

理由はふたつあります




ひとつめは

色々な俳句賞は未発表の句が条件になっているからです

結社誌は勿論、ブログなどのネット上での発表も不可というものがほとんどですので

こちらに掲載してしまったために

失格になってしまっては大変

失格までいかなくても

これから挑戦しようというときに

せっかくのいい句が出せなくなってしまうからです

響焔のみなさんにも

積極的にそういった賞に参加していただいた方がよろしいかと思い

こちらでの掲載は控えたいと思います




ふたつめは

皆さんの句を守るためです

先日、あちこちの俳句ブログで問題を起こしている

俳句マニアのご老人の登場で

このブログにも一嵐が吹きましたが

実は以前からこの方

色々な方の句を添削と称していじってしまい

自分のブログに載せるということをされていました

私の句もしかり

それで良くなればまだ納得するのですが・・・

色々考えて句会に出し

主宰の特選もいただいた句を

めちゃめちゃにされて晒されるのは実に不愉快です

(「長崎の坂の途中の八月よ」を「長崎や坂の途中の八月よ」とか・・・切れがふたつ!

「赤く静かに十一月の終り方」を「蒼く静かに十月の始まりぬ」だったか・・・)

皆さんの句にもやらないとは言い切れませんので

こちらのブログでの句の紹介は控えることにした次第です




もっと早く気が付くべきでした

申し訳ありません





さて

気分を変えて

今月の主宰の言葉をご紹介しましょう


・読んでそれでおしまいではだめ。読者が想像する余地があるのがいい句。
 「作者の想像力と読者の想像力が絡み合う」

・俳句は具体的なものがちょっとないと読む手掛かりがなくなる

・形の上では三段切れになっていても、意味が三段切れではないように

・解説は一番よくない

・ふたりごころ。対象の声を聞く。
 「松のことは松にならえ」

・ひとりよがりじゃないように

・表向きの意味は誰が読んでも同じになるように

・最初の発想に拘らない。作っていくうちに良くなれば良い

・経験がないと俳句は作れない「直接経験」「間接経験」

・客観だけにする「~めきたり」は主観

・云いたいことは最小限に。そうすると云わない部分がわかる

・俳句は事実が伝わればいいわけではない「事実なんてクソくらえ」






俳句を作る理由は大きくふたつあると思います

日々のことを書き留めておく手段としての俳句

日記的な役割として

もうひとつは俳句を詩のひとつとして文芸ととらえて

自分を表現する手段としての俳句

響焔はどちらの方も迎え入れていますが

どちらかと云うと後者の考え方の方が圧倒的に多いようです

その場合

事実を五七五に乗せて云うだけでいいのか、となります

世の中の詩を見ても

事実を云っただけのものはないでしょう

感動した事実があったとして

そこを発端に詩的に作り込んでいっています

俳句を詩としてとらえるならば同じこと

そこでサブタイトルの

「事実なんてクソくらえ」となるわけですね



おわかりいただけたでしょうか?


毎日作句?

俳句四季4月号

2018年03月25日 | 俳句
今月号の俳句四季の「結社アルバム」に

響焔の紹介記事が載っています

今年が創刊60周年ということで

取り上げていただたようです



見開きの右ページに

笑顔の山崎聡主宰の写真がドーン!

左ページにはこれまでの行事のスナップ写真

(私もいます)



響焔俳句も掲載されています
 
よろしければご覧になってみてくださいね