二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

千葉句会・八月〜季語はさりげなく

2018年08月24日 | 俳句
残暑お見舞い申し上げます

今日(24日)は関東地方も

台風の影響で雨風が強くなってきました

これから千葉新人句会です

空の様子が不安ですが行ってきます!

その前に

先日の千葉句会のご報告を




主宰の言葉から

・詩はわからない部分がうんとある。隠されているものを読者は読み解く

・心象は言葉で出る必要はない

・二物衝撃は、もろにかかわっては一番ダメ。表面上はかかわっていないように。

・季語はさりげなく

・「尽」は正しくは「三月尽」と「九月尽」のみ




句ができないとき

歳時記を見て季語から作ること

ありませんか?

そうすると

季語が不自然に浮いているような句になったりしませんか?

いかにも「作りました」と感じるような句、といいますか…

そういう句はもちろん句会でも評価されませんが

自分でもしっくりしないものです

句の中に自然に溶け込んでいるように

季語はさり気なく入れたいものですね


ヘプバーン、です

千葉新人句会・7月~俳句らしくなく

2018年08月08日 | 俳句
お待たせしました

前回の記事でお知らせしていました

句会後の飲み会、懇親会での主宰の言葉をご紹介します

まずは本編の句会での言葉より



・俳句での感動は作り出すもの。湧いてくるものではない

・上に人間の行為がある場合は、下は大きな景で

・俳句はなるべく易しく詠む。自然に云う

・俳句は事実はどうでもいい。詩としてどうか?事実を教えてもらうものではない

・下世話は✖

・表向きはかかわりがないが、よく読んでみるとかかわりがあるのが良い




このブログでももう何度も出てきていますね

「事実はどうでもいい。詩としてどうか?」

自分の句の背景の説明などを

句会でしていませんか?

「どうでもいい」のです、そんなこと

詩としてだめなら、事実が良くても俳句の上ではだめなのですね

でもせっかく素敵な事実なのだから俳句にしたいですよね

だから俳句が上達するようにがんばるのです

そうすればあなたの感動したその事実が

詩としてもよくなり

秀句として残るのですから





では次に懇親会での主宰の言葉です



がんばらない俳句を作るためにがんばる

・俳句を作ろうとして作ってはダメ。俳句らしくない、ように

・俳句とはどれだけ想いを残すか

・俳句は情緒は✖。短歌ではないから



つまり

俳句らしい句を作ろうと

がんばった俳句にならないように

情緒を述べずに物で示し、そこに想いが残るように

さり気なく平易な言葉で・・・

そんな俳句を作るためにがんばるのですね



桃って美味しいですよね