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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
やっと、後期高齢者(長寿)医療制度廃止!?!?
いささか遅きに失するが、欠陥だらけの後期高齢者医療制度が2009年度末で廃止され、2010年度から<新しい>制度をスタートさせる。
舛添要一厚生労働大臣(このブログでのニックネームは、マッス君)が、2008年4月にスタートした後期高齢者医療制度廃止する意向を固め、あの失言病のアッソ君にも根回ししているそうな。
厚生労働省は、今後1年以上かけて、以下の3点を中心に検討する。
①75歳以上などといった年齢区分はしない。
・・・・キョトンCのツッコミ。当たり前である。前にこのブログで書い
たように、疾病を持つ確率の高い被保険者を集めて、保険
制度を作るのはナンセンス。被保険者の保険事故が多数生
じるので、保険料がべらぼうに高くなっていく。65歳以上(場
合によっては60歳以上)を被保険者にしていくことなろう。
②年金からの保険料天引きは強制しない。
・・・・キョトンCのツッコミ。当たり前である。
③世代間の反目を助長しない。
・・・・キョトンCのツッコミ。当たり前である。でも、世代間の反目を
助長しない具体的な方法論はあるのだろうか???
たーだし、解散後の総選挙向け対策用のアドバルーン(観測気球)の可能性もあるので(十二分になる)、ヨークウォッチしておかなければならない。
小生のゼミで、後期高齢者医療制度を卒論テーマにしている学生は(別のゼミの学生も含めてだが)、この廃止の動きを十分リサーチすること!!
と、ここまで書いてきて・・・
ところで、マッス君、いくらテレビでも、新聞記者が誤解するようなニュアンスでしゃべらないほうが良いですぞ。
新聞各紙が、今度は一般読者を惑わすようなニュアンスで記事を書いているし。
結論としては、テレビを通じて、後期高齢者医療制度を改変(廃止ではなく)したいとマッス君が決意表明をしたのであった。