職員室通信・600字の教育学

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★ひな人形はん、僕の人生、浮沈の「沈」の連続を、いつも、身代わりになってくれはって、ホンマにおおきに

2012-03-03 23:00:14 | 僕のモンマルトル日記

 

2012

03.03
『それからの海』。はじめルポだと思って観ていたら、ドラマだった。秀作

★3/3未明、衣服からケイタイを取り外そうとしたハズミにストラップ(お好み焼き)が切れた。
 瞬間的に、これをJR新大阪駅の売店で購入した時点から今日までの僕の人生の浮沈を想起し、そして、森鴎外の「釦鈕」の冒頭〈南山のたたかいの日に/袖口のこがねのぼたん/ひとつおとしつ〉を想起。
 何か大切なものを喪失した……という思いと、それとはまったく別種の、何か僕の不運の代わりに切れてくれた……という思いが交錯した。

★3/3NHK『それからの海』。
 予備知識なしに観たので、はじめルポだと思って観ていたら、ドラマだった(*^_^*)。
 少し酔っぱらっていたのもあるが、「やられた……」と思った(*^_^*)。
 秀作。
 逆に、ドラマだと思ったらルポだったというのもある。
 例=庄野潤三の『浮き燈台』(新潮社/1961年)。←ま、厳密にいえば、これはあくまでも「聞き書き文学」でルポではないが……。
 僕はどちらかというと後者――ドラマだと思ったらルポだった――を好む。
 しかし、今、僕がやろうとしている「新企画」は前者に近いのかもしれない。

★わが家(ワガイエ)のひな人形。
 ひな人形はん、僕の人生、いつも、いつも、浮沈の「沈」の連続を、いつも、いつも、身代わりになってくれはって、ホンマにありがとう(ノ△・。)。

※『それからの海』〈参考データ〉=数年前、公子の夫が田野畑村の断崖から飛び降り自殺。そのとき熱心に捜してくれた漁師が少女の父親だった。東日本大震災後、漁師の安否が気になって村を訪ねた公子は、11歳の息子としばらくとどまることを決め、少女の家族と触れ合っていく--というのが脚本上のストーリーだ。

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