職員室通信・600字の教育学

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★朝日ニュースター野球解説、伊原春樹。語りの背後には「3塁コーチスボックスから指示を送る彼の執念」が

2012-07-27 11:23:40 | 僕のモンマルトル日記

 

2012

07.27
「3塁コーチスボックス」で、自己の輪郭をさらしつづける伊原春樹で


★昨夜、ロッテ1対ライオンズ2。
 勝利投手=菊池
 セーブ=涌井
 中継=十亀・ウィリアムス・長田
 本塁打=中村、栗山
 首位ロッテに2連勝。
 ゲーム差=3
 特筆すべきポイントは2点――
 1点目=菊池のピッチング。
 2点目=1点差を守り切った中継・抑え。
 遂に、僕のうちで、「俺たち」から「レオたち」に昇格や。

 とうとうここまで来た。
 ただ、首位とのゲーム差=3については、ま、僕としては、ちょっと急ぎすぎかも(*^_^*)。
 9ゲーム、10ゲーム差というのは困るけど、しばらくは、4~5ゲーム差を行ったり来たり……で、8月後半、ライオンズ投手陣がそろった段階で、一気に怒濤の首位……というイメージだ。

 とにかく、昨夜は、菊池雄星がすばらしかった。
 菊池を観る、これまでの僕は、菊池の一球一球に一喜一憂しながら、正直、ああ、なんとかボロを出さなくてよかった……という思い。
 しかし、昨夜はピッチングに設計力を感じた。
 大変身だ。
 感動した。
 これまであまりとれなかった三振も、5回で6三振。(与死四球1)
 根元=空振り(カーブ)
 サブロー=空振り(スライダー)
 大松=空振り(スライダー)
 清田=空振り(フォーク)
 里崎=空振り(ストレート)
 清田=空振り(ストレート)
 よく練習した。
 よくがんばった。
 よく勉強した。
 ホンマ、おめでとう。
 「8月後半、一気に怒濤の首位ドラマ」の中心人物、ライオンズ魂の星として、シシ奮迅の活躍を祈っている。

 菊池と同じくらい、十亀もよかった。
 昨夜は1本も外野に打たれていない。
 9球のうち、ストレートが7球。
 高め、グイグイ。
 僕のイメージ通りの十亀だった。


 3点アトランダムに――
 1点目=僕は素人だから、ついつい投手のピッチングや打者のバッティングに目がいくが、炭谷の活躍(リード)にも着目しなくてはいけない。
 炭谷が凡打したとき、いつも「平安が泣いているぅ~!」とヤジっているのは僕ですm(_ _)m。
 本日の楽天戦はヤジりまへん。
 野上をリードする炭谷の頭脳のはたらきに着目しまっせ(^_-)。

 2点目=監督、渡辺久信。
 指導者としての「顔」が定まっていない。
 たえずブレている。
 しかし、昨夜は、いい顔をみた。
 5回ロッテの攻撃終了後、菊池の指先のトラブルに接するときの顔、そして、試合終了時、菊池のあいさつを受けるときの顔……、すっかり「中学校のセンセの顔」になっていた(*^_^*)。

 3点目=昨夜は、朝日ニュースターの中継で観戦。
 解説は伊原春樹。
 僕はこの男の解説が好きだ。
 静かなオジサン(オジーサン?)のフリをしているが、その語りの背後には、つねに、ライオンズ監督時代の「3塁コーチスボックスから指示を送る彼の執念」がまとわりついている。
 それがいい。
 それが伊原だ。
 いつまでも「3塁コーチスボックス」で、自己の輪郭をさらしつづける伊原であってほしい。

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