◆コーラルのスピーカー=FLAT―6S。 初めてもらった給料でゲットしたスピーカーだ。 しばらく使っていなかった。 接続していたアンプは老朽化し、既に破棄。 レコードプレーヤーも大きな地震のとき、ラックから落下し、大破。 このスピーカーだけが、屋根裏でずっと眠っていた。 ネット上で見つけた「解説」によると―― ・白色のコーン紙の中心にジュラルミンドームを採用した16㎝のフルレンジユニット。 ・エンクロージャーはバスレフ方式で、材料は音響合板を使用した4面ウォールナット仕上げのブックシェルフ型。 ・方式=1ウェイ、1スピーカー、バスレフ方式、ブックシェルフ型。 ・使用ユニット=全帯域用:16㎝コーン型。 ・インピーダンス=8Ω ・最大入力=10W 近々、小さなアンプを買って、このスピーカーでピアノジャズを聴こうと思っている。 僕の「原点」を確かめたい(^_^)v。 ◆土曜日(3/31)、日曜日(4/1)の両日、ひとり閉じこもり、第1回の職員会議に出す「職員室通信」をつくる。 レジメ形式の「通信」や「提案書」等は、極力、避けようと思っている。 レジメで学校は――世の中もそうだが――動かない。 自分を鍛えることもできない。 しかし、当日の日程は―― ①職員会議(職員紹介=自己紹介→校内組織・経営方針の発表) ②学年部会 ③職員室内デスク移動 (並行して)新任教職員学区内あいさつまわり。 昼食 ③校務分掌(総務・教務・研修・生徒指導・保健)部会 ④教科部会 ⑤教科主任会 ⑥領域(道徳・特別活動・進路等)部会……と、ぶっ通しで会議がつづく。 ①の内容を受けて、②~⑥の会議&作業が行われること、①での僕の持ち時間が実質20分くらいであること……等を考えると、怒濤の「職員室通信」というのはムリ、ムダで、A4版2枚くらいの簡潔な「レジメ形式」が、やはり、いいのか? スゴク、迷う。 ◆僕の場合、これまではどちらかというと、「プロ教師への道」とか「学社連携・融合の推進」とか、いわばテーマが先にあって、そのテーマに即して実践事項を創出する……ひねり出す……というやり方だった。 ところが、今回は逆だ。 「音読を――いってみれば短い作業として――積極的に取りいれた授業」 「家庭学習に接続する開かれた授業」 「職員会議に明確に位置づけた教科企画書」 「人材バンクの創設」など、芋づる式に具体的事項が出てくる。 背後に、きっと、これまでの僕たちの実践の積み重ねが、大きなエネルギー・大きな流れとして存在するからだろう。 ま、書いて書いて書きまくって、その書いたモノの「要点」あるいは「要旨」としての「レジメ」ならいい。 同じ意味で、実践して、実践して、その積み重ねの上にある「レジメ形式」の「職員室通信」なら、いいのか? ◆「職員室通信」をつくりながら、3/30(金曜日)、年度末の定期異動で転出する教職員を見送った場面を思い出した。 引っ越し準備が完了した人から、ひとりひとり、玄関を去っていく。 合計5人の教職員が去っていった。 最後の荷物をさげて遠ざかっていく姿を見ていると、ツーンとくる。 自分の過去の姿と重なってしまう。 僕は10の職場を転々としてきた。 波風立たず、かつ、自分でも納得という「転勤」は3回。 あとは、自分の心のうちで、自分に、もしくはだれかに「罵声&怒声」を浴びせながらの転勤だった。 退職を決意したこともあった。 今回、見送った人のなかには、心のうちで、僕に「罵声&怒声」を浴びせながら、去った人もいるにちがいない。 ホンマ、申しわけない。 でも、これが人生だ。 5人の前途に明るい光が射すことを祈念しつつ、僕もまた新しい旅に出ようと思っている。 ◆画像は、春休みの校内風景。 「校内組織・経営方針の発表」があるまで、浮遊しつづける教材?&教具?等(*^_^*)。 ★関連記事 ・深夜のDAKA古書店の一角。出窓のPCスピーカーからインターネットラジオ Piano Jazzの旋律 ★公式ホームページへ ★WEB無人駅線ページへ |
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